No.533 忘年山行、総会(2022年箱根)

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日時: 2022年12月15日(木)――16日(金)1泊二日
総会  「小涌谷」金型箱根荘 宿泊(別紙添付)
忘年山行 鷹の巣山834m。浅間山802m。湯坂道(旧鎌倉街道)。

宿泊者:勝巳、吉生、憲治、達也(行動記録)、茂子、亮子、良信、三貴也、美奈子、邦子(男6,女4)

集合:箱根登山鉄道「小涌谷」駅改札口 12月15日(木)10時30分集合

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忘年山行記録

 第一日:(12月15日 木)徒歩3時間  鷹ノ巣山、浅間山 小田原9時24分――小涌谷10時25分――伊豆箱根バス10時30分発――湯坂路入口10時40分着(鎌倉古道)――鷹ノ巣山(834m。)11時10分――浅間山11時50分(昼食。昼寝)―急な下り―千条の滝14時――宿チェックイン14時30分
参加者(7名)勝巳、憲治、達也(行動記録)、茂子、亮子、良信、邦子、

bounen-4.jpg 小涌谷からのバス停探しが面倒と思ってたが意外に目の前。しかもバスはすぐに来るので適当に箱根関所跡方面に乗る。湯坂路登山口は、少しバス停から戻って大きな柱の道標に従う。緩やかな、暖かい冬日の昔道を行く。紅葉は終わってるがまだ、晩秋の気配をのこし、枯葉の登山道を踏む。やがて軽い汗の登りで鷹ノ巣山。まだここでは展望は少ないが、立派な幅広い防火帯で、桜の古木、椿の輝葉の道。ほとんど人に出会わない。風もなく、快晴。緩やかな忘年だ。浅間山山頂手前の、のんびりした枯草の斜面で、昼食兼チェックイン時間待ち大休止。bounen-3.jpg昼寝は空が澄、日は暖かく、物音はしない。箱根にはこんな静かな山がある。十分休憩したのは訳がある。これから下る千条の滝への道は急で、オーバーユースのためもあり、歩きにくい。ところどころ、霜柱の解けた土が落ち葉の下で滑る。木の根は勝手な方向に道をふさぎ、窪地を超える段差が大きく続く。杖が使えない下りだ。この道は何度も使っていたがそんなに悪い道ではなかったのに変わってしまった。泣き言が聞こえ始めるころ、やっと千条の滝に着く。森の中の北向きの滝は寒い。水はいつもよりは多いようだ。ともかくあの下りで転倒事故もなく、ホットする。宿は沢沿いを行けばすぐ近い。宿に14時頃来るという約束通り、ハイキングには参加しないが、総会に参加するメンバーが時間通り。時間厳守は当会の誇りだ。16時総会開始まで温泉に入る。他に宿泊者は老人夫婦2にのみ。これでやっていけるところが何より官庁的。
bounen-2.jpg ?   宿泊 「金型箱根荘」0460?87?6222(宿泊先) 小涌谷駅徒歩10分(送迎車あり)9800円一人1泊2食付き6人部屋5室10名分もともと、組合員向けの保養所、部屋は大きく、設備はゆったり。食事は料金見合う程度、従業員は往年の区役所の窓口。申し込み手続きなどへたな官庁顔負け。ここが簡単に贅沢に部屋を確保できたのは、早い申し込みもあるいわゆる「コロナ支援策」の適用がない宿泊先だったから。結構、旅行者は賢い。夕食時ハプニング。突然2人が立ち上がり、乾杯の歌を朗々と始める。プロ並み。唖然としてる我らに関係なく、見事な美声。しみじみ長年付き合っていたのに見知らぬ顔に見入る。夕食会、品格が格段にあがった。

第二日:(12月16日金)徒歩約4時間 鷹ノ巣山 浅間山、湯坂道 朝食8時――宿発9時――千条の滝9時30分――(緩やかな旧林道跡)―?鷹ノ巣山と浅間山の中間尾根10時ー?浅間山10時30分――高圧送電線下11時――湯坂城址12時30分――箱根湯本国道着13時――昼食13時30分――14時12分   小田急線箱根湯本駅発ー?14時30分小田原駅着(解散)ー?二俣川16時ごろ着 参加者(6名)勝巳、憲治、達也(行動記録)、茂子、亮子、良信、

bounen-7.JPG 昨日懲りたので、浅間山への急登の悪道を避けて千条の滝を過ぎ、すぐに右折。鷹ノ巣と、浅間山の中間点の尾根に出る道に変更。ゆったりした古い林道跡。これなら快適な登攀、天気も快晴。無風。途中枝道多し。かっての作業道だろう。炭焼き跡らしい窪地もある。bounen-8.JPG 今後、浅間山に行くにはこの道だ。所要時間も変わらない。尾根に出れば、防火帯。桜の大木が続き、椿の道。植林だろうが杉などと違い気にならない。適度な道幅が、暖かい太陽がそうする。「花見ごろにここにまた来たい」などと余裕の発言さえ出る。やがて昨日昼寝した浅間山の枯草の斜面。ここから、湯坂道の長い下りが始まる。道はいいが長い。日陰では霜柱が立つ。高圧線をくぐるころからこんなにいい道にいながら贅沢にも飽きが来る。城山とか、湯坂山とかあってかって城址のようだが、現在でも、正確な城址は見つかっていないため、観光地にありがちな盛大な城跡展示物はないのでいつの間にか通り過ぎる。この尾根から、宮ノ下、大平台、玉簾の滝への道はあるが、等高線の込み具合から避けた方がよさそうだ。両脇には、足も踏み込めない箱根独特の密集した竹。要するに、この尾根から、早川、須雲川の渓谷には下りない方が無難。一時的に箱根山を越える東海道として旺盛を見たらしいが、やがて予想した嫌な道に出る。昔の街道の石畳の修理跡らしいくきわめて歩きにくい。傾斜は緩いが、石面の凸凹が作為的に思えるほど歩きにくく、捻挫、転倒を避け慎重に時間をかける。もちろん、無口。先ほどまでの陽気な雰囲気はない。bounen-1.jpgやっと、国道の自動車の音に助かったとの思い。いつもなら、これから自動車道を歩くのかとうんざりするところだが。箱根湯本の街は観光客でいっぱい。歩道を歩くのも困難なほど。山にいなかった様子の人たちだが、あの嫌な道を下ってきた後ではそれさえも親しみを持てる。やすそうな蕎麦屋がない。致し方なく、6人が座れる適当な店に。生ビールがうまい蕎麦屋だった。まだ日は高い。このビ?ルがたまらない。自然にほころぶ。

持ち物: 一般ハイキング用品。杖。防寒具(雨具)。手袋、水筒。第一日の昼食。

費用: 交通費のほか、宿泊費など1万円程度。乾杯費用は会負担

担当幹事: 山行企画(記録)勝巳 総会運営、全体(司会)憲治、吉生(写真)。会計報告(決算)達也  (住所連絡先更新、年間山行実績など)三貴也 ? 総会記録は別紙    

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