2019年12月アーカイブ

DSCN3402.JPG低山でもこの山の展望は高山なみ。冬枯れの武蔵野の雑木林の散歩道。
横浜から飯能までは乗り換えなしで座っていける。と簡単に思っていた。天覧山等は小学生のころの遠足先。しかも奥武蔵の入り口の山。都心への通勤の人さえ周辺に住んでいる。

DSCN3311.JPGこの時刻の電車は下りが意外に混んでいる。勝手に下りは空いているとの認識違い。たぶん通勤電車の事情に疎くなっていたためだ。観光協会に教えてもらった三崎口方面への5番バス停にいったら、4番乗り場だった。バスも学生で混んでいたが竹川に着くころはさすがに空いてきた。そこからは極めて不親切な登山道。道標などないし道が住宅街で屈折甚だしい。高みを目指して雨の中、25000の地図通りに他人の私有地を突っ切って近道をして登る。ひと登りで武山不動に。立派な不動尊で駐車場まであるから他に良い車道があったのだろう。雨が降ったり止んだり。とうとう雨具全部を着込む。多少の雨ならいい加減な雨仕舞で済ますがどうもこの雨はやみそうにない。しかも不動を過DSCN3303.JPGぎると予想以上に人並みの山道。先ごろの台風の倒木が片づけられているとはいえ道をふさぐ。稜線の樹は、
枝分かれして、常緑樹、団栗が落ちているところを見るとウバメガシの大木かも知れないがわからない。天気が良ければ見晴台からのあるべき景色を皆で乏しい想像力で補う。低山だがここは本来景色がいい所。惜しむらくは紅葉はゼロ。落葉樹がなく根から枝分かれした大木が多く植林は無い。海に近い為か変な林相だ。砲台山の山頂は昔通りの複雑な長い巻き道を伴う道。山頂のコンクリート造りの高射砲台跡はつわものどもの夢の跡を思わせる。

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