No.379新年山行 (2019.1.11)

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DSCN3612.JPG恒例会場。正確には数えていないがこの場所での新年山行は20回をこえている。
場所が近く交通の便があり、3時間程度のハイキングで、野外で鍋ものができる大きな広場があり、安全で誰も参加でき、それに穏やかな海が眺望できる南にむいて芝生の広がりがあり、それにトイレまである登山者にめったに出会わない山、更に初詣が出来る「寺」まであるところなど都市近辺には探してもめったにない。新年会用に特別にあつらえられた場所だ。今回も好天に恵まれた、かなり前から日程を組むリーダーは天候を読むことから始まり、当日の鍋料理も含めてご夫妻で大変な準備だろう。その上、あらかじめほとんど作成済みの食材の持参までし、会場で料理まで作ってくれるに及んでは頭が下がる。

DSCN3610.JPG湯河原駅の広場に「手湯」ができた。「足湯」は何処にもあるが之は珍しい。ベンチも新調され、昔の温泉駅らしいゆとりの中にも努力している姿がありすがすがしい。
ゆったりと登る新春の山道を行くバスはほとんど貸切。「城山入り口」のバス停を過ぎてかなり時間をかけないと次の下車バス停に着かない。バス停の間隔がこんなにあるのは人家が全くないからか。「しとどの岩屋」バス停まではわれらの専用車となった。
山道は、冬の伊豆らしく明るい昇り降りの少ない展望の尾根を行く。城山城址は500mを超すそれなりのピークで好天の展望は駿河湾を一望でき、初島を超えて遠く大島が見える。その先の島も幽かににあって、右側面は伊豆半島の大室山、城ヶ崎海岸がのんびり横たわる。風も波もない。冬の逆光が海をギラギラと光らせている。この景色は太古からの平和そのもの。新年にこれ以上の場所は無いだろう。
DSCN3618.JPG先に行った会場設営担当が、私達がのそのそ着くころはすでに鍋や、重いみかんを始めすべての食材が準備されている。何とものどかだ。鍋に各自持参の白湯を入れ、加えて新兵器の料理用ガスバーナーを使いあっという間に準備完了。無風の暖かな陽光の雄大な風景に浸る。旨い食事後の至福の時間を満喫する。天上がすぐ近い錯覚に陥る。
下り道はいつもの舗装の林道。途中たわわに実るみかん畑を見ながら何回かの休憩や、ビャクシンの大木のあるお寺での初詣を経て湯河原駅に至る。お土産を買う所は平日の為少ないが、此の地からそれ以上のお土産をいただき今年の登りはじめとなった。
湯河原駅を14時過ぎに乗車。まだ日は高く家に着いても夕陽があった。
日時;2019年1月11日(金)快晴、無風。温暖。
場所;恒例の湯河原「城山」周辺。
参加者8名;憲治、貞子(リーダー食材担当)。吉生(リーダーみかん担当)。勝巳(記録食器用鍋担当)邦子、幸子、茂子、和子。
費用;食材費600円。
コース;(徒歩約3時間程度)
湯河原駅発バス9時35分(湖畔行き、元箱根行が名前変更か)――10時「しとどの岩屋」バス停着――城山城址11時――新年会会場(準備と、盛大にして雄大な宴会)――12時30分会場発――成願寺13時30分――湯河原駅着14時(解散)。

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