No.364 鶏頂山(けいちょうざん) 1765m (2017.8.23)

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P8230023a.JPG実施日:2017年8月23日(水) 曇り時々晴れ
集合:明治神宮前駅 午前7時
参加者:4名(男3・女1)  吉生(リーダー、写真)、一朗(車両)、達也、亮子(記録)

コース:徒歩(休憩含む)4時間45分
明治神宮前駅7時――東北自動道・日光宇都宮道路 今市IC――鶏頂山登山口駐車場10時15分――枯木沼10時20分――大沼池入口11時15分――弁天沼11時35分――鶏頂山山頂12時35分 昼食休憩(25分) 13時下山開始――弁天沼13時45分――大沼池14時20分――登山口着15時・身支度後15時30分車出発――新宿三丁目駅19時15分(解散)
P8230042a.JPG持ち物:昼食弁当、雨具、杖、水筒(1リットル)、医薬品、懐中電灯、等一般登山用品。
交通費:4850円
地図:25000「川治」「高原山」
鶏頂山は、神亀3年(726年)創建と伝わる道祖猿田彦命を祭祀する鶏頂山神社がある信仰の山。また、かつてはスキー場で賑わっていたようだが、今は閉鎖され廃墟化した建物があり、独特な雰囲気。参加者は当初8名の予定だったが、結果4名の参加であった。
駐車した場所から登山道に入るとすぐに枯木沼があり、入口には、「キケン 立ち入り禁止」の文字とともに、黄色いテープで入口をふさいであった。湿地帯の木道がかなり壊れている。しかし、壊れていないところを歩けばなんとか通過できそうだったので、このまま進むことに。しっかりしていそうな幅10P8230011a.JPGセンチ位の木の板を選んで進む。長い距離ではなかったのが幸いだった。
枯木沼をすぎると、一組の若いカップルに合う。今回会ったのはこの2人だけ。その後、山頂、下山途中の大沼池でも2人のいるところに、後から私たちがお邪魔するかたちとなり、せっかく2人きりだったのになぁときっと思っているだろうなと思った。
枯木沼から弁天沼までは、なだらかな傾斜の山道。今は使われていないリフトが近くにあり、この辺一帯はスキー場だったようだ。笹が一面にあるが、登山道は笹を短く切って整えてあった。途中に沢山ある石は、きれいな苔に覆われている。8月は雨が多かったため、苔も水を沢山含んで目に鮮やかなみずみずしい緑色だった。
P8230018.JPGゆるやかな登山道を進んでいくと、大沼池入口があったが、寄らずにそのまま進んでいくと、弁天沼に到着。弁天沼は、鳥居や小さな社や鐘があり、ここから先は、神の領域だそうだ。登山の安全を祈願する。このあたりは、一種独特な雰囲気。いよいよこの先は、急に傾斜がきつくなり、かなりの急勾配。事前にその情報はあって、覚悟はしていたものの、山頂までこの急勾配が続き、かなり大変だった。ところどころ、4段位の小さな梯子がとりつけられ、整備されていたが、一歩一歩が高い登りが続く。
この急勾配を1時間位登って、やっと頂上に着く。大変だった分、頂上に着いた時の達成感があった。鶏頂山神社に迎えられ、無事に山頂まで到着した御礼と、下山の無事をここでも祈願。山頂では、例のカップルと2度目の対面。見晴らしのよいところで昼食P8230017.JPG休憩。雲もあったが、遠くの景色も見ることができ、心地よい風も吹いていて、最高の昼食タイム。
その内、カップルは先に下山した。私たちも、いよいよあの急勾配の道を下山することに。急なところはロープもあったので、ロープをつかまりながら、降りる。やっと弁天沼到着。しばし休憩。独特の雰囲気のある場所だが、しばらくいると慣れてきて、前には池もあり、憩の場所となる。あの急勾配も神様に守られて登山できたのかなとそのような気持ちになった。弁天沼を後にし、登りでは寄らなかった大沼池に寄ってみることにした。
登山道を少し入ったところに大沼池があり、またまたカップル2名と遭遇。またもやお邪P8230025.JPG魔虫となった。大沼池もなんだか独特の気配があり、ここも神の領域かと思わせる雰囲気があった。ここでもしばらく池を眺め、静かな時間を過ごした後、登山口まで下山。弁天沼から登山口までは、なだらかな傾斜で、歩きやすく、木々の間を快調に歩く。枯木沼は木道が壊れていたので、1名だけに行っていただき、あとの3名は、まわり道をした。
8月は不安定な天候が続いていたが、この日は天気にも恵まれ、いい登山ができた。

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