No.358 蕨山(わらびやま)1044m (2017.4.16)

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image (25)a.jpg奥武蔵の植林と雑木林の代表的低山。横浜から便利でガラガラな東急東横線特急で往復。
実施日;2017年4月16日(日曜) 快晴。
集合;横浜駅JR中央改札口 緑の窓口前付近 午前6時45分。
参加者;4名(男2.女2) 勝巳(リーダー、記録)、一朗(会計)、亮子(写真)、邦子。

コース;徒歩(休憩含む)時間 6時間強。
横浜駅東急東横線6時55分発(東急東横線Fライナー特急飯能行)――飯能8時26分着――西武タクシー8時30分発――名郷バス停9時20分(標高320m)――蕨林道途中舗装道の切れるところまでタクシー。9時30分発(徒歩)――150分――蕨山最高地点1044m 12時――5分――蕨山山頂直下昼食休憩1030m 12時30分発――藤棚山920m 13時(巻き道)――金毘羅尾根――大ヨケの頭13時40分 771m――30分――中登坂14時20分――奥の院15時(標高580m)――さわらびの湯バス停15時30分時着(龍泉寺)――飯能行バス15時時40分発――飯能駅16時30分着(16時40分発特急Fライナー中華街行)――横浜駅17時50分(解散)。
飯能からバス乗遅時は、8時30分の次は8時55分発さわらびの湯経由名郷行。
バス 国際興業バス飯能営業所 0429-73-1161
タクシー 西武ハイヤー(飯能――名郷) 0429-72-8180。50分(7500円)。
持ち物;昼食弁当。雨具、杖。水筒(1リットル)。医薬品。懐中電灯。等一般登山用品。
費用交通費往復;2500円程度。
地図;25000「原市場」。
image (14).jpg土曜、日曜でないと、横浜から乗り換えなしの直行便「Fライナー飯能行」が山登り時間にはない。此の為、久しぶりの休日登山になったが、途中乗り換えを覚悟で、平日実施の良さを改めて認識。何しろ、休日は飯能から名郷迄60分も乗る始発バスが満員。山頂では座る場所もない。おまけに自転車で若者が山道を走り廻るし、マラソンをして駆けずり回ってるのもいて、いつもの健ハイの静寂な登山に馴れた一行には少々苦痛。山ガールやその類が、今や、奥多摩から、奥武蔵に侵食を始めたとの嘆きは本当だった。満員バスに乗り遅れたこともあって、飯能からタクシー利用。7500円。50分で舗装が切れる所まで多少バス停よりも中に入れる。ともかく、途中のこの季節の景色は花の村。ゆっくり車から流れ見る渓谷や、桜、ツツジ、かいどう、雪柳、芝桜、水仙、椿、こぶし、が咲き競う色彩の村だ。この辺りの山村は一斉に花咲く春を迎える。新緑も所どころ。ゆったりタクシーで行くに限る。満員バスに1時間揺られるのは我々の年の者のすることではない。などと、負け惜しみも多少入って自らに納得させる。山中の道は、かなりオーバーユース。樹の根は露失し、踏みimage (23).jpg跡側道は多く、しかも本道は砂利がごろごろし、雨と、多人数の登山者で深く掘られている。従って歩き難い。周囲は、半分は杉の植林、残りが落葉樹の林。景色の良いところが珍しい程度の尾根道。それだけに、たまにある春を待つクヌギ林はふわふわの落ち葉の広場。山の動物たちから昼寝に借りられたらと思う。なにしろ快晴。中には半袖の若者も。登りにある案内書の「岩場」も急かなと思う程度の普通の登山道。ただし、この日中の暑に登りはこたえる。贅沢が言える立場ではないが、冬の寒さがいいなどと汗を拭きながら勝手なことを思う。山頂は狭いのに、何が何でも山頂で昼食と言う悪弊に惑わされた方々で座る場所もない。山頂を避け静かな昼食場所に至る。そこからが長い。この、金毘羅尾根は長い。大した登り降りは無いのに長い。厭きてくるほど長い。右手に25000の地図に無い林道が出るころ、林道に降りないように行く峰道は間違い。林道に降りそうで降りない道を林道を横切るまで忠実に耐えていくのが正解。誰もが行く低山で道に迷ったら恥じ(みんな間違えるらしく誤りの道も立派な道)。ミツバツツジが可憐な花を咲かせている。たまに見渡せるimage (30).jpg近くの山は、見事に特徴がない、降りるにしたがってもっぱら植林地帯に入る。この地域が林業でかつては有名だった面影がある。もちろん、景色は無い。樹陰に深い砂利のでこぼこ道がいつまでも続く。まじめに下って3時間。低山をなめる悪い癖が一層疲れを感じさせる。名栗湖の目の覚めるような湖面を見て、やっと竜神伝説の龍泉寺のお墓を越えて広場に降りる。いつも満員の「さわらびの」湯バス停は時間が遅かったのか案外空いていて飯能までお花見のバスの旅。
飯能からほとんど待つことなく中華街行の電車に乗る。「乗ってれば横浜」。演歌の題目の様だ。ビールを飲みながらそう思った。
注意) 1.この季節から水は1L必要。(4時間で1本、越えたら2本)。早いが、熱中症注意。
2.タクシーは人数によっては効率的。積極的利用を検討。
3.実施日を平日か、日曜祭日かは、交通手段の利便性以外、山の混雑の要素も大切。

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