サロン100 赤坂迎賓館(2017.2.17)

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P1000429a.JPG実施日:2017年2月17日、晴れ、暖か。
参加者:吉生(リーダー、写真)、三貴也、美奈子、善右衛門、恵美子, 龍太、美保、勝巳(写真)、邦子、憲治、貞子、亮子、達也(会計)、茂子(記 録)、ゲスト2名、 計16名。
コース:10:30 四ツ谷三丁目駅集合――東京消防庁の消防博物館見学 ――12:00 光楽亭にて昼食――13:00 徒歩にて赤坂迎賓館に移動――13:35 入場手続き後 自由見学――14:30 解散。

P1000408a.JPG100回目のサロン活動。これまでの多くの活動が多くの方々のご尽力によってなされたもの、と感謝と感動の気持ちです。有難うございました。 さて、今回は今人気の赤坂迎賓館の見学。近くなので消防博物館も見学し、解散後はホテルニューオータニでゆっくりとお茶を頂き楽しい一日を過ごしました。
東京都消防博物館は、四ツ谷三丁目にあります。江戸時代から現代に至る消防の歴史が、江戸,明治、大正近代、と時代別に展示され、それぞれの時代背景とともに進化していく様は興味深いものです。
江戸時代は、消防と言っても火事の拡大を防ぐ為に、人力と道具で燃えている家の周りを破壊する「破壊消火」で、本格的な火消し制度「町火消組合」が木造建築の多い江戸の町を火災から守るために組織されました。粋ないろは組の纏と半纏で,命がけでP1000410.JPG火に向かっていく姿はさぞかっこよかった事でしょう。「火事と喧嘩は江戸の華」です。新年の東京消防出初式で、当時の纏の木遣り行進や、はしごのりが記念会によって再現披露されテレビでも放映されます。 明治に入って、消火方法も水を使う注水消火に移り、蒸気ポンプなど消防の機械化が進み、大正12年には外国から消防車が輸入され、以降消防力がどんどん強化されていきます。館内では、本物の消防車を直近で見ることができ、色んな消防車の模型があり、消防ヘリの座席模型に座る、消防服を試着するなど、多くの楽しい体験もでき大人も消防車の大好きな子供も楽しめる場所となっています。
迎賓館赤坂離宮は四ツ谷駅近くにあり、外国からの公賓の歓迎行事の為の施設ですが、目下一般公開され当日も多くに人で賑わっていました。時節柄入館には入念なチェックが行われ、入場料¥1000 を払って入場、自由見学しました。 建物は、かつてCIMG0493.JPGの紀州徳川家の中屋敷があった場所に、新しい東宮御所、赤坂離宮として明治42年に完成した西洋風宮殿で、戦後、国に移管されて昭和49年に外国の賓客を迎える迎賓館赤坂離宮として改修され、多くの外交的行事の為に使われています。見学は一階から花鳥の間、彩鸞の間、羽衣の間へと続き、、夫々全くフランスの宮殿のようでありながら、日本の素晴らしい七宝焼きがあったり、石膏の浮彫の模様が刀や鎧兜であったり、フランス製の素晴らしいシャンデリアの金属部分に菊のご紋があったり、細部を見ると随所に「和」が散りばめられています。この建物の建設当初、鹿鳴館時代の後で、急激な西欧化と戸惑い、西洋に対する憧れや焦り等、建物自体、日本の大きな時代の変化を体現していて興味深く感じました。

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