
典型的な「陽だまり山行」晩秋の軽登山。今年最後の山登りに相応しい。
参加者(4名) 勝巳(リーダー、記録)。才美。幸子。吉生。
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午前7時15分(4人になったのでタクシー利用に。寄まで2600円。ちなみに、距離は新松田からの方が近いが、山岳料金になっているため、渋沢からの方がタクシー料金は安い)。
朝のうちは多少雲があったが、日中は快晴。無風。暖かな、文字通りの「ひだまりハイキング」ほとんど出会う人とてなく猪の痕跡こそあれ落葉の森は光り輝き静かだ。登り初めは植林の杉林を黙々と登るが尾根近くでは自然林の紅葉がよく、クヌギ林の落葉を踏む分ける感触を満喫する。途中水場の近くまで舗装された林道が大寺集落から続いていてこれを利用できれば歩行時間を30分は短縮できるだろう。道は随分整備され、いたるところに道標がある。以前何度来ても道がわかり難く「やな山」との印象だったが、すっかり様変わりしている。もっとも、2009年3月、2012年3月のいずれの時もシダンゴからダルマ沢の頭――高松山――山北(又は尺里――松田)と人のあまり行かないコースだったためもあるのだが。時間にゆとりがあり、天気は快晴、紅葉も見ごろ、その上無風で暖か、ときてる為、絶好の言い訳ができたのでいたるところで休憩。のんびり歩くのも優雅で風流ですらある。それにしても、かってはあの遠い山の凸凹の稜線を難なく歩いたのにと悄然とするが、山の登り方は千差万別。自分に合った方法が一番いい登り方。
バス停で日向ぼこをしてバスを待つ。静かな集落だ。東北の山村にいるようだ。ともかくこの時期のシタンゴは景色がいい。丹沢山、蛭が岳。塔が岳。富士。等の山に囲まれて静かに臥している集落がいい。シダンゴ山頂のアセビは随分大きくなった。
このまま帰るのも早すぎるという総意に基づき、最近できたという海老名の「ビエンナーレ」とかいうショッピングセンターに立ち寄る。どうして、どうして大したもんだ。海老名のイメージではJR相模線側は廃村の無人地帯の様相だったが、今や、新宿並み。この街は気味が悪くなるほど変容していく。早めの夕食か、遅めの昼食かわからない食事をして、まだ4時になっていない夕日の車中でうとうとして帰る。丹沢の山並みが見送ってくれる。
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タクシー渋沢発7時30分――寄(やどりぎ)村道の奥水道施設7時40分――大寺からの林道合流8時40分――水場(良い)――シタンゴ山10時――宮地山12時――田代向バス停12時50分バス乗車(450円カード使用可)――新松田駅13時30分――海老名14時30分(打ち上げ終了15時30分)。
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医薬品等)。
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