No.296 大山山行(2012/11/9)

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(記録:達也)

久しぶりの大山登山。 (2010.6.30 訓練登山、2010.12.16・大山南稜忘年山行)

日時:2012年11月09日(金)晴れ(午前中・薄曇り、最高19℃、最低9℃)

集合:8時 小田急線秦野駅前

oyama-6.jpg8時10分:週日ながら登山者が多くバスを諦めタクシー2台に分乗。30分でヤビツ峠(767m)到着。 8時40分、薄曇り無風の中、落葉の始まった山道(標高差500m)を大山目がけて登り始めた。コース案内板が整備されて居り、緊急時の通報がし易くなって居り、週末の登山者の多さが伺える。

oyama-7.jpg9時40分頃、バス組の健脚登山者に追い抜かれたが、全行程のリスク管理を考慮し自分達のペースを守る。登山開始90分後、快い疲れを感じ小休止の頃に後方を見れば冠雪の富士が薄雲の中に浮き出て居た。ニノ塔、三ノ塔を左側に望み、眼下には紅葉したモミジが散見されて秋の深まりを感じた。

oyama-1.jpg            10時30分阿夫利神社の階段を迂回し、大山(1,252m)の山頂に到着した。由緒ある神社の奥の院で健ハイメンバーの無事を祈願し、江の島、湘南海岸、小田原を含む相模の国全貌を見下ろして、豊かな気持で甘酒を堪能された方もあった。

oyama-2.jpg10時55分下山開始。ブナ、檜の巨木が散見される中、シカよけの柵で整備された山道で鹿の糞が散見され、気候変動に因る山の幸不足が余見された。下山道の階段は思いのほか段差が高く、ストックを使いながらもバランスを保つには、工夫が必要であった。(先日の安全登山・事故防止講義は効果的であった)

oyama-5.jpg12時20分・見晴台(769m) 到着・中休憩・昼食、龍太さんの望遠鏡でスカイツリーを探し、やっとの思いでピントが合った時、周りの登山者から思わず拍手が響き苦笑!秋晴れに映える大山を背景に記念撮影後、更なる500m の下山開始。

14時10分伊勢原市日向ふれあいセンターに到着。本年5月には皇太子殿下が立ち寄られ昼食をされたとの事。青少年用の日向渓谷キャンプ地は良く整備されて居り、又、間伐の行き届いた山林は伊勢原市森林組合の努力のタマモノか。当地の湧水の良さもなるほどと納得した。

oyama-4.jpg14時55分日向薬師バス停到着。日向薬師はかつて日向山霊山寺と言われ、元正天皇(716年)の頃、僧行基によって開創され、日本三薬師の一つとの事。(H23年から350年ぶりの大修理を行って居り、H29年に完成予定) 15時15分発のバスに揺られ、15時35分伊勢原駅に到着。今日の山行は登り500m、下り1,000mの標高差があり、膝が弱い私は多少往生したが、全員の無事下山を確認し、解散した。(16時頃、伊勢原駅周辺にて有志6名で打ち上げ会となり盛り上がった由!)

  • コース:8時:小田急線・秦野駅集合、8時15分出発 →タクシー  → ヤビツ峠着8時30分/8時40分出発 → 9時25分コース#2 (960m)通過 →大山(1,252m) 10時30分到着・中休止 / 阿夫利神社参拝・10時55分出発 → 見晴台(769m)12時20分到着・昼食・12時55分下山開始 →石地蔵、九十九曲経由→14時10分伊勢原市日向ふれあい学習センター→14時55分日向薬師バス停到着・15時15分発 →15時35分伊勢原駅到着
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  • 参加者:L:憲治、SL:孝儀、善右衛門、才美、龍太、美保、伊久枝、吉生、記録:達也 計9名
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  • P.S.参考: ・大山:丹沢大山国定公園に属し、日本三百名山、関東百名山のひとつ →大山は雨降山(あふりやま)とも呼ばれ、雨乞いに霊験のある山 →大山阿夫利(あふり)神社は農民には五穀豊穣や雨乞いの神、海の神、商売の神大山阿夫利神社:創建は紀元前97年崇神天皇の頃と伝えられている・大山道:関東各地から相模の国大山に在る阿夫利神社への参詣者が通った古道・大山(山岳)信仰:信仰登山は宝暦年間(1751-1764)から行われ、大山講と呼ばれた(資料:伊勢原観光ガイド他)
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