日時:2012年10月25日(木)
崖崩れのため、タクシーは終点までは入れず。(2710円まで)倒木の森林伐採も入っていた。「魚介亭」ミーテイングの延長のごとくしごくのんびりと会話しつつヒノキの樹林帯をゆるゆると登る。相変わらず伐採の機械音。見晴らし台は曇ってはいたが、弓なりの相模湾の眺望が美しく、思わず「民の竃は賑わいにけり」等と。
降雨が激しかったらしく所どころ崖崩れがあり、尾根に取り付けるか一寸あせったが薄の穂波の隙間に階段を見つけ、むかいの尾根に取りつく。此のあたりから登山道はヌタ場と化す。今日の行程中、コンクリート道を除けばすべて夥しい猪のヌタ場の連続であった。加えて雨で洗われた道は赤茶けた粘土質が露呈し実に歩き辛く、結果余計な時間を費やしてしまった。頂上付近、それに連なる明るい尾根は秋の花々に彩られ、特に野菊、竜胆、トリカブト、アザミなど可憐でしかも貪欲に日を吸い尽くす様は感動的であった。健ハイコースを下山。標識が少し古びて侘しかった。
のんびり登山、結構病み付きになりそうな予感。――ツブヤキ。
タクシー予約: 「伊豆箱根タクシー」046?535?0818 タクシー待ち場は小田急線の踏切を超えた山よりの「シェル石油」付近の信金前あたりがこの時間は便利とのこと
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