No.290 尾瀬、至仏山(2012-7/22~7/24)

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[第一日] 7/22(日)晴れのち曇り一時雨

(記録:貞子)

oze-1.jpg8:50 東武浅草駅集合 9:10発 東武スカイツリーライン会津田島行き乗車、 12:20 会津高原尾瀬口駅着、 12:30発 沼山峠行きバス乗車 2:25着。

oze-2.jpg2:30霧雨の中、沼山峠口から木道(自然保護のため総延長57kmにもおよぶ)を歩き始める。3:20 大江湿原着。

 見渡す限り美しく雄大な大自然に感激する。ワタスゲ オゼヌマアザミ 今年は少なめなニッコウキスゲ(年変動があり10年周期だそうです)2005年には一面に咲いたそうで、次回は2015年とか。 oze-9.jpgまた、鹿により蕾が食べられる被害も多々見受けられた。

3:50長蔵小屋着 4:00入浴 環境保護の為 石鹸類使用禁止 6:00夕食 7:00よりビジターセンターでスライドショーと解説があった。

oze-4.jpg           この美しい尾瀬も今までにダムや車道が計画され危険にさらされたが、長蔵小屋の当主らの反対運動により今の尾瀬が守られた話や、山に囲まれた地形で水量が潤沢であること、年間平均気温4℃と言う土壌のため低温栄養不足で植物が育ちにくく、また枯葉等により出来る泥炭の積層量は一年間わずか0.7mm。もし湿地に足を入れてしまうと土が再生するのに100年かかるそうです。かけがいのない自然を未来に引き継ぐためにはルール、マナーを守る大切さを学ぶ。9:00消灯

[第二日] 7/23(月)曇りのち晴れ

(記録:美保)

oze-5.jpg5時起床,6:00―6:25 朝食 (献立:ご飯、味噌汁、大学芋、サバ、青菜の胡麻和え、納豆、五目豆、しばづけ)、7時 長蔵小屋を出発、目の前のビジターセンターを見学、7:15 ビジターセンター出発、8:00 沼尻(ぬしり)手前 休憩 、8:15 沼尻平休憩所着 途中 きんこうかがきれい。

8:30 沼尻平発、9:40 休憩して10:15 見晴らしに着く。 この間 道は泥んこ、小石、ガラガラ道、濃霧もあり、傘をさすか雨具を着けるか迷うところ、最終的には自己判断となる。木道が半乾きで滑りやすく途中何回も転ぶ人あり。

oze-7.jpg10:45 見晴らし出発、11:10 東電尾瀬橋通過、11:20 東電小屋着 昼食 宿の用意されたおにぎり2個、漬物、一口さんま。、12:00東電小屋発ヨッピ吊橋へ向かう、12:30 中田代 休憩 木道外を歩いている人数人。環境省の調査の人あり。13:05 休憩 木道に焼印、東電H23の記しあり、震災前の予算工事?

oze-8.jpg 13:30 多くの沼地を見ながら牛首分岐通過後、逆さ燧が岳の写る地塘あり。、14:15尾瀬ロッッジ着、荷物を置いて、尾瀬研究見本園散策、ビジターセンター見学、16:00 入浴、18:00 夕食 (サラダ、きんぴら、あゆの塩焼き、青菜の胡麻和え、厚揚げの煮物、けんちん汁、大根のステーキ、鶏肉の香味焼き、オレンジ)、19:30 女子は就寝

  

[第三日] 7/24(火)晴れ時々曇り一時雨

(記録:美知子)

           

oze-15.jpg5:50 尾瀬ロッジ出発。研究見本園を通り登山口に到着。6:10 雨が降り出す。、 6:20 1回目休憩 雨が気になる。大した雨ではないが濡れる雨。 6:39 上り専用地点に達する。これより先は戻り禁。(立札あり。)、 6:55 2回目休憩(1670m)ビューポイント。眼下に尾ヶ原が広がる。まるでゴルフコースのようだ。尾瀬ロッジがまだ見える。

oze-11.jpg       レンガ色の岩がごろごろしている(蛇紋岩)。ところどころ鎖場がある。雨は降ったり止んだり。 7:30 3回目休憩(1863m) ここまでほぼ計画通り。ペース的にも無理はない。花が美しい。後ろに燧ケ岳の山容が霧とともに見え隠れしている。登っているのだ!という実感。 8:00 4回目休憩(約2000m) 鳩待峠の建物の屋根が小さく見える。風が強い。 8:40 5回目休憩 高度が上がるにつれ、高山植物の種類も増え「お花畑」が広がる。

oze-12.jpg9:07 登頂(2228.1m)。360°のパノラマ。風が冷たい。寒い。霧がはげしく動き周囲の山々が一瞬に消えては現れる。登山者が次々に登って来る。少々混雑気味かな?昼食を摂る。

9:50 出発。小至仏山に向かう。下りかと思いしや、上りあり下りあり、 10:40 6回目休憩 小至仏山の山頂に到達。「H9年7月吉日 2162m」石碑あり。10:55、出発。しばらく行くと雪渓?(残雪)が最後のなごりのように山肌に残る。

oze-13.jpg11:20 7回目休憩 空気の変化、温度差を感じる。汗ばんでくる。レインスーツの上着を脱ぐ。11:42、1980m「オヤマ田沢・鳩待峠2.9km」の標識を後にする。 11:56 8回目休憩(最後)大きなお誂え向きの岩。まるで5人が皿に乗っているような。鬼が喜びそう?かな。ゼンさんのトウモロコシの食べ方が私と一緒!なんて事が判明。ヒマラヤの岩塩を持参した。皆で味見する。硫黄を含んだ独特の味であった。

oze-14.jpg13:00 鳩待峠到着。龍太、美保夫妻が出迎えて下さる。ほっとするが、俄に頭が痛み気分が悪い。熱中症?トイレで着替え用を済ます。徐々に回復し、バスに乗る頃にはほぼ回復。、 14:20 迎えのバス(小型)に乗る。戸倉で大型バスに乗り換え、目的地新宿へ向かう。途中、片品村、三好でトイレ休憩あり。池袋で下車する人たちあり。 19:00 新宿到着。

40年ぶりの尾瀬であった。旧長蔵小屋を目にした途端、皆でカレーを作った事、雑魚寝した事などが彷彿させられた。「尾瀬の花々」のプリントを片手に貞子さんは、可憐に咲く花と、紙の花を見比べては何々かしら?と思案投げ首。辛い登りにふと顔を上げれば花と目が合う。至福の時であった。

 

  • 参加者:
    7名(男3、女4) 憲治(L)、善右衛門(会計)、美保、龍太、貞子、吉生、美知子
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    善さんの右手の怪我の一日も早い完治を祈ります。タシロ

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