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日時:平成19年3月10日(土)8時15分--13時40分
- 場所:明神ヶ岳奥の院コース
- 参加者:
三貴也、孝儀、勝巳、才美、紘正、謙司、以上計6名 - 目的:奥の院裏のコース入口(標高430m)、林道交差(標高650m)、明神矢倉沢分岐(1130m)の3箇所4点に道標を設置する。
- 作業内容:
- 用意された器材標識板(木製)6枚、主柱(木製)4本、支柱(鉄筋とアングル)数本、ボルト&ナット、シャベル、ハンマー
- 作業風景 コンダクター役の勝巳さんの動きを察知しながら、
- 事前調査で目星を付けたポイントに謙司さんがシャベルを入れて、約20cmの穴を掘る、
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三貴也さんがその穴に主柱をハンマーで強く打ち込み、鉄筋・アングル・小石で数十年の風雪に耐えられるように固定する、
- 孝儀さんが標識板を主柱にボルト&ナットで固定する、
- 数メートル離れた位置に立った才美さんが作業の流れを補完しながら、道標の方向性を確認する、
- 最後に勝巳さんが出来上がった道標の強度を再確認して、各所に於ける作業は完了した。
事前準備は精緻を極め、文字のレイアウトやあきらさんの手による揮毫は、標識板の色と相まって周囲の景色に良く同化していた。段取りの準備も用意周到で作業中に戸惑う事はなかった。また、各々の分担が上記の様に自ずと構成されて、全員参加のチームワークがスムースに成り立った。
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作業時間 各所に於ける作業時間は約40分を要し、コース入口(奥の院裏)でシャベル入れを8時15分に行い、明神矢倉沢分岐で作業が完了したのが午後12時05分であった。
- コース入口出の作業時間 8:15〜8:55
- 林道交差での作業時間 8:50〜9:30
- 明神矢倉沢分岐での作業時間 11:35〜12:05
- 所感
今、奥の院コースを登り詰めた明神矢倉沢分岐には3つの標識がある。何れも志すところは同じであって、既存の朽ちた標識にも人々の安全を護り続けた年輪を読み取れる。しかし、維持管理がされていない為、志が風化しつつある。
我らが道標。何か言葉でも発しそうな生き物に見えた。それは、知識・知力・職人芸と会員全員の思いが結実した物であった。
ノウハウを勉強する事が目的であった初回から、すごいアウトプットを見てしまった。 - 今後の予定
2100記念事業としての補助標識整備は、今回を一区切りとして、2007年秋に再度取り組む事を検討する。
尚、12時15分に明神矢倉沢沢分岐を出発し、コース入口には13時40分に帰着した。下りの標識に示された明神矢倉沢分岐⇒最乗寺奥の院 90分の正確性が立証された。
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