例会外 矢佐芝から明神が岳(2010.6.21)

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(記録担当 才美)

 これから大きな夏山が控えているのに、最近山行が少なく体がなまっているとの声にこたえて急遽有志を募り、慣れ親しんでいる明神が岳への挑戦。とはいっても、この暑さだからもっとも簡単な矢佐芝コースにする。

 雨は降っていないが山頂付近は雲に隠れていて多少の雨だろう。見晴らし台に至るまでは晴れていたが、コースが樹林の中だったこともありそれほどは暑くない。

 見晴らし台で休憩の後、大きな林道を左に登り気味に歩くが、100mほどあるため意外に距離感が感じられ一瞬不安になる。右の急な階段で登山道に入る。森は、ごく最近降った雨のおかげでしっとりしている。風も強かったのだろう折れた小枝が散乱している。

 登るにつれ6月の山らしく濃い霧がでて思い出したように遠い雨雲から雨を運んでくる。訓練ということもあり50分間隔で歩き、いつもより長い時間歩き続ける。稜線では箱根側からの強い風とそれが運ぶ濃霧。体が飛ばされそうになる。山頂では、いつも混雑しているのに今日はこの天気、ひと組の人が風の中で寒そうに昼食をとっている。すぐに引き返し、稜線の出会いまで戻り、風をよけ、雨具を着て昼食。

 このコースは下りが実に快適。一気に下ってしまう。若葉の林、小紫陽花の可憐なたたずまいを横眼で確かめながら下る。途中で雨具を脱ぎ、思ったより滑ることもなく、沢山なっている木イチゴの林でデザートとしゃれこむ。

 林道に出ると、すっかり天気は回復していて太陽が暑い。遠く江の島が見える。海が意外に近く大きい。振り返ると明神が岳山頂は依然雨雲の流れが速い。ゆっくり見晴らし台で休憩の後登山口に下る。

 時間も早いので、開成町の紫陽花を見る。花の時期はちょうどいいが、紫陽花祭りは終わっている。店じまいの売店で、かき氷の山もりを食べたが、暑さだけではなく紫陽花に囲まれ、田んぼの緑の中では実にうまい。虫よけネット、ひやひやタオル、多めの水携行、7キロのザックなど夏山の準備が十分役にたった。

  • 日時 2010年6月21日(月)曇りのち晴れ
  • 参加者 勝巳、才美、伊久枝、きみ子、吉生、幸子、以上6名
  • コース:(着/発)
    吉生車に6人同乗
    二俣川農協裏(/6:30)――矢佐芝登山口(8:30/)――見晴らし台(9:40)―――稜線(尾根)(11:00)――明神が岳山頂(11:10)――下山分岐昼食場所(11:40/昼食)――見晴らし台(13:00)――登山口(14:00)――開成紫陽花(15:00/16:00)――二俣川(17:00/)

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このページは、akirafが2010年6月23日 15:46に書いたブログ記事です。

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