私たちの車のメンバーはドライバー吉生さん、ナビゲーター勝巳さん、それに貞子さんと私の4人です。いつもいつも色々な知識豊富な勝巳さんのお話が楽しく勉強する事ばかり、老人ホームの選び方:経営母体がしっかりとしている所、従業員の応対が肝腎なんだそうです。それからカメラ小僧でなくカメラババア、カメラジジイなど、態度が悪いとか面白おかしく話しているうちに高坂ICに着き、休憩ののち出発。 次の待ち会わせ場所はスーパーベイシアー。ここで食材の調達です。商品を手に取るとトマト、メロン、など新鮮で安いような気がした。腕を奮って美味しいものをつくりましょう。これで一安心して出発。 八ッ場ダムの工事現場を通過して、特上のおそばを食べさせてくれる「風」に予定時間を1時間も早く到着、お腹がグーとなって期待した通りのお味でした。庭には草花があふれ真新しい水車も回っていてあたりを散策すると、キャベツ畑が北海道の美瑛を思い出すような景色が広がっていました。
1時半に休暇村に到着。そこにはレンゲツツジが大輪の花を咲かせ、薄いクリーム色とのバランス良く咲き乱れて、それは素晴らしい眺めでした。夕食までの時間を山菜取りに出掛けて4時ころに帰ってきました。
今回は管理人さんのご好意により、ワラビ、ヤマウドなどを教えていただき、たくさん取れました。早速その食材が食卓に上りました。一段と腕を上げた傑作がテーブルに並び、味も盛り付けも一流レストランのようなすばらしいしものでした。夕食後は二次会でカラオケを楽しみ、9時半解散。
(記録担当 吉生)
2日目はリーダー指示により6:00起床、7:00朝食、8:00出発となる。 8:40野反湖着。ここで車運転者以外は降りて、登山開始。運転者は3台で湖反対側の駐車場に行き孝儀さんと私の2台を残して、紘正さんの車に乗って元の登山口に戻る。
ここから運転者3人と憲治さんが一緒に皆より遅れて登り始める。登り始めるとすぐ、右手の岩の間にイワカガミが小さな花をつけている。さらに2~300m程行くと左に曲がる道がありシラネアオイ群生地との標識があった。そちらに寄ってみる事にして進むとすぐに先発隊が戻ってくるところに遭遇。遅れてシラネアオイの見事な群落をしばし堪能。
元の道にもどり再び登り始めると、ほんの2~3m近くで鶯の鳴く声が盛んに聞こえるがなかなか姿をとらえることはできなかった。天気は快晴で登るにつれ残雪の白根山など回りを囲む山々が一望できた。頂上近くになり先発隊に追いつき、全員揃って八間山山頂に到着。
ここで今朝作った名物?のおいしい焼きそばパンで早めの昼食をとる。
昼食後、山頂を出発、後は下りが続き、1時少し前に車道に出たところで2名の運転手プラスわけありの2名以外はそこに残り、車を待つことになった。駐車場から車で戻った4人を含め12人が2台に分乗しスタート地点に残されたもう1台のところに15分ほどで到着。
休憩後、駐車場を出発。次の目的地は草津の温泉。孝儀さんの案で今回は大滝の湯へ向かう。2時すぎに到着。残念ながら露天風呂は工事中で入れなかったが、おかげで入浴料は800円が640円と割引きに。
女性だけに特別な効能があるという時間帯で、4種の温泉に入ることが出来た。(男性は入っていないので効能は不明)温泉を出て30分程全員草津の街を散歩する。
4時、草津温泉を出発、途中道の駅によって5時少し前に昨日の昼食で寄ったソバ処「風」に到着。今回も店のサービスで山菜のてんぷら、そば団子などをいただき夕食を堪能した。 夜は昨日に続き早く休まれた方を除いて紘正さんご持参のカラオケ。全員90点越えを目指すも、最後まで目標達成出来なかった残念な方も。
(記録担当 勝巳)
早朝、カッコウを実に久しぶりに聞く。計画の最終日も昨日に続いて好天に恵まれる。奥草津のこの時期の深い森は、芽吹きから、若葉が一斉にそよぎだす美しい季節だ。なんだかこんな天気にここを去ることが不自然な気さえする。
恒例によって6時起床、7時食事、8時出発の計画だが、あくまでも原則であって、最終日のためすべて1時間繰り上がり6時30分には朝食が始まる。メニューは、納豆、ヨーグルト、卵焼き、ねぎと豆腐の味噌汁、香のもの、金時豆、鎌倉ハムの厚切り、のり、サラダ、等ちょっとした旅館並だ。料理の専門家憲治さんという強力なメンバーが加わった結果だが、それにしても実にみんなの手際がいい。食後や部屋のかたずけはアットいう間に終了。各自の分担をこなして気持がよい。
予定より30分早く3台の車で若葉の風と小鳥の声に送られて出発。今日は、地蔵峠を越えて上田方面にむかい、途中、花のある場所を散策する予定だ。2日間の山道での埃で汚れた車の洗車と給油をして新鹿沢温泉を過ぎる。
目当てにしていた湯の丸山の牧場のツツジはまだ芽が出ていない。今年は花の咲くのが遅いため、花を探して地蔵峠から車坂峠への林道に入り、池の平に向かう。池の平の駐車場は遠足の元気な中学生が観光バスで来ている。早々に雷平、雲の平のコースを登り始めたが、やはりわずかなイワカガミのほかは花はほとんどない。遠い山に雲がかかったり、一瞬、青空をのぞかせる。風は心地よ い。池の平の鏡池はそれでも静かな山頂にあって山を写している。木道はこの季節のこの天気で座ると温かみ伝わり、陽光に身を包まれる想いだ。やがて一汗の周遊をして駐車場にいたり、出発する。
かなり腹が減っているので、急遽、車坂峠の途中の、落石のない、安全な場所を選定しで昼食にする。この弁当は、早朝みんなで作った特大のノリ巻きおにぎりと、オムレツ、それに漬物というシンプルなものだが、景色も、小鳥の声も、流れる雲も食欲をそそりうまい。
車坂峠から立派な自動車道を急にくだり下界に至ると途端に暑くなる。今まで冷房をしていなかったことに今更のように気がつく。長野高速道はガラガラにすいていて快適。眠くなる。途中いくつかのSAを過ぎ、高坂SAで解散。東京の混雑を潜り抜け、帰路に就く。
- コースタイム(着/発) 鋼管休暇村(/7:30)――地蔵峠(8:10)――池の平(9:30)――池の平周辺散策(11:30)――昼食(12:30)――車坂峠(13:00)――小諸IC(13:30)――高坂SA(15:30解散)――帰路
- 参加者:三貴也、美奈子、孝儀、善右衛門、恵美子、勝巳、才美、紘正、邦子、憲治、貞子、吉生、計12名
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