水について(2008年10月例会の情報交換まとめ)

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(執筆担当 恒雄)

 10月月例会で、各々山行にあたり「水」に対してどのような工夫をしているか、また、実行してきたかの情報の交換をした。今後の山行時の参考になればと思い順不同、氏名省略で大意をまとめてみた。内容は、大別すると"飲み方の工夫"、"事故防止への策"、"道具への考え方"などである。

  1. 飲みたいだけのむのではなく、量を決めて飲むようにしている。休憩時に1口--2口などと。
  2. 休憩の度に必ず飲む。
  3. 身体に吸収されやすいような飲み方。他食品との併用、酢の活用など。
  4. 喉が渇く体質から、常に多めに持ってゆく。例えば、夏季は2L+500m?、冬季は、飲まぬ時もあるが、最低でも1L。水の持ち量の制限はしない。
  5. 人間には喉渇きのセンサーがあり、加齢と共に壊れる。水を飲む事で体調が、良くなる。このことから適宜水を補給し、体調を管理する事は重要である。
  6. 医者は脳梗塞での脱水症状は致命的との見解をもっている。水を常時身辺に置く事ができれば山歩きも良いだろうとのこと。夜中も枕元に置き自己管理をしている。(脳梗塞体験者の談) 7.山中にて痙攣(足つり)が出た。以降、水分の補給に加え、塩分(梅干、塩飴等)の補給を試み解決した。
  7. 水の容器を、大きいものから小さいものに変えた。小口にすることで取扱いが楽になり、携行に便利になった。
  8. 水は重いので持ち過ぎないことが肝要。自分の身体が要求する量を知り、それに見合う量を持って行くと言う事。
  9. 山中では飲める水と飲めない水を見分ける判断力を養うと良い。
  10. 水を小分けにすることによって、合計残量の把握を容易にしてバランスのよい水の使い方ができる。
  11. 「胸元にチュウブを置き、歩きながらでも、水補給ができる水筒」(商品名不詳)は、ザックを開かないと残水量がわからない。止めたほうが良い。
  12. 「少量の水を浸した布を首に巻く道具」(商品名不詳)は首筋を直射日光から守り、冷やす事で体温上昇を防ぎ、水補給の節約にもつながると考えるので有効な道具と思う。
  13. 水分(汗)を出さないような工夫を、それぞれ考えると良い。
    などなど、経験を話してもらった。次の、また夏の山行の一助になれば思っている。

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水がなく、死ぬ思いをしたことがある。炎天下、けが人が出て、みんなの持参した水を手当に使ったため。上越の深い山で以後8時間水なし。真夏のこと。やっと下山。夕方、村の近くで田に引く用水に口をつけ飲み続けるがいくら飲んでも飲める。飲んでいて恐怖感を覚える。最後は水。何といっても水。絶対水。大切なテーマで大いに参考になった。高齢者には特に大切な問題。

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このページは、akirafが2008年11月 2日 16:36に書いたブログ記事です。

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