スキーリゾート地もこの休暇を堺にだんだん閉めて行きますが、今年はまだ雪がけっこうあるようです。
今回は、Saas Fee ザースフェーという、標高1800mに位置する氷河村に行ってきました。ツェルマットの谷の隣の谷ですの で、峠まで登ったら懐かしの
マッターホルンが真っ白く雪をかぶっているのが目に飛び込んできました。この村からはけっこう山スキーで手軽にいける4000m峰があり、高度順応するにはもってこいのところです!
取った写真をよく見ていると、蟻んこの様に人間が小さく写っています。大自然の山々は、なんと雄大なのかと改めて思い知らされます。今回も4000mを超えると酸素が薄くなっ てくるし、強風が吹き荒れて、体感温度はマイナス28度を超え、息が出来ないような場面もありました。(そんな時は写真を撮る余裕はなし・・・。笑)
このわたしの心を惹きつけて止まない自然の美しさ、偉大さ・・・一歩一歩踏みしめて挑む高山の頂。苦しくても苦しくても、こんな気持ちを味わう事が出来るなんて、なんと幸せなのだろうかと切に思うのです。
しかし、紘正さんがおっしゃる『情念が突き当たるところまでいったときにでる涙』と言うのは、若輩のわたしにはまだ到達できていない境地のように感じます・・・・。まだまだ人生の修行が必要です。
明日からまたアイガーがそびえる、ベルナーオーバーランド地方へトレーニングに行って来ます。
またお便りします。
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