スイス便りの最近のブログ記事
いやぁ?、世界で一番複雑だと言われる交通事情のミラノ中心に、バレーボール全日本女子監督、ならびに男子監督、フジテレビスポーツ番組製作プロデゥーサー、ディレクター、撮影クルーを含む9人を幅のひろいミニバスに乗せて運転するのは、肝を冷やしすぎて、寿命が10年縮んだ気がしました。ミラノ市内ではカーナビがパニックに陥り、案内を放棄してしまうのです。
未踏ルート開拓など2008年に実施された最も優れた山岳登はんに贈られる「ピオレ・ドール(金のピッケル)」賞の授賞式がフランス東部シャモニーで行われ、日本人5人とスイス人のグループが受賞しました。 今年で17回目となる同賞で、登山界のアカデミー賞ともいわれているとか・・・。
今年2009年の4月、とうとう念願のオートルート踏破を達成した。最後の峠に着く寸前、一歩登るごとにマッターホルンが徐々に姿を現す、その時の感動を、そして、仲間達とのふれあいを記したので、興味のある方は本文「オートルート2009年春の記録」をご参照ください。
今日は、ちょっと違った話題をお送りします。
去年の11月にモダンバレーの巨匠、世界的に有名なモーリス・ベジャー(Maurice Bejart )という人物が80歳で亡くなりました。スイスのローザンヌに彼のバレーの学校があります。今年の春ごろ、彼と親交のあった東京バレー団が、彼の追悼公演にスイスにやってきたのを観に行ったのがきっかけで、私は、バレーの世界に完全に魅せられてしまいました。
こちらに『世界』という日本で言う読売新聞のようなタイプの新聞がありますが、それに世界の4000のホテルに行動、寛容さ、清潔さ、好奇心、慎み深さ、服装という6つのポイントで世界一歓迎される外国人観光客は何人か?というアンケートをとりました。
ジュラ山脈のフォーシー峠にクロスカントリースキーに行ってきました。
ジュラ山脈は、スイスのバーゼルあたりからフランス国境にまたがり、南北に320kmに渡りひょろ長く伸びているで、ジュネーブの街からもレマン湖をはさんで車で1時間弱で行ける手軽な山岳スポーツエリアです。4000メートル峰を連ねるアルプスとは対照的に、1500メートル峰中心のなだらかな山脈で、特に、冬のレマン湖をはさんで正面に見えるモンブラン山群の景色を見ながらのクロスカントリースキーは心を洗われるような壮大な美しさがあり多くのスキー愛好者を魅惑し、ウィークデイでも仕事帰りに1時間ほどクロスカントリスキーを日課にしているようなスポーティブな若者、週に数回で健康のためにスキーに励んでいる老夫婦など、様々なスキー愛好家達で毎日にぎわっています。またのジュラは夏は、家族連れハイキング、縦走、マウンテンバイクなど、ヨーロッパ中の人を魅了しています。