第40便 NHK「世界の名峰」取材続報-2(2009.8.3) マッターホルン登頂

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SN40_1.JPG 天候に恵まれて、マッターホルンに3人の取材班を登らせることができました!!

 ツェルマットの地元ガイドをつけて、小型のカメラ2台で撮影、そして、頂上からはヘリコプターで下山というスペキュタクラーな撮影となりました。

SN40_2.JPG マッターホルンは、毎日100人前後の登山者が頂上を目指しますが、シーズン中2ヶ月ちょっとの間に遭難は毎年40件から50件あり、その度にヘリコプターで救助隊が出動し、平均して10人から12人の死亡者がでるという統計がでています。その事故のほとんどは、ガイドをつけていない登山客の起こしたものだそうです。一番恐ろしいのは落石を誘発する人為的ミスなので、ルートを知り尽くしている地元ガイドと共に登るのが一番です。

 健ハイの皆さんと一緒に登ったヘルンリ小屋に数泊し、ヘルンリ稜登山の様子、星空、朝日に染まるマッターホルンを寝る間もなく取材しました。

 ゆきより

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コメント(4)

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3年前に訪れたヘルンリ・ヒュッテ、3,000mを超える急坂で、ゆきさんが立ち休みして深呼吸するように言われたこと、遥かかなたのヘルンリ棱を登る米粒のようなクライマーの姿など、懐かしく思い出しました。
取材活動で寝る間もないとのこと、からだに気をつけてください。来年放映予定の番組を楽しみに待っています。

あきらさん、

コメントありがとうございます。
本当に、皆さんとのんびり登った懐かしいヘルンリです。今回の取材班のなかの山岳カメラマン二人のうちの一人は、なんと、仕事でエヴェレストを5回も登っているベテランもいます。ほかのスタッフも皆強い人たちでヘルンリ小屋まで2時間コースも半分の時間でついてしまうくらいです。

いろんな出会いがあって、大変ながらも楽しく仕事しています。ゆき

グレートサミット世界の名峰の、紹介番組見ました。
羊飼いのお爺さんも出てきました。マッターホルンのクライミングのシーンは、やはりすごいですね。稜線の映像、居間のTVディスプレイの前なのに、ビビリました。
3月からグレートサミット本編の放送が始まるそうで、楽しみです。

⇒ TAKYさん、
紹介番組見てくれたそうで、何よりです。マッターホルンは3級の岩山ですが、空撮や、カメラマンの映像の撮り方によって、高度感やスリルが茶の間の皆さんにも伝わるんですよねぇ??。そうそう、若いころから体を酷使して働いて来た羊飼いのハイニーさん、元気そうに見えても、年末は体調崩して入院していたんですよ・・・。また連絡とってみますが、早く彼にDVDの映像を送ってあげたいです。元気が出るかも!!  ゆきより

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