シャモニーの谷に流れ込むボソン氷河とタコナ氷河が、このJonction を堺に二つに分かれます。
1786年に、水晶採りのジャックバルマは、このルートを通ってモンブランに初登頂しました。写真の大きな岩があるところで、ビバークしたのです!
標高差は、村からこの氷河の交差点まで1,400mと結構ありますが、最初は森の中をずっと抜け、その後、氷河を横目に見ながら歩ける最高に眺めの良いハイキングルートで、最後眼前に広がる氷河の姿は荒々しく一見の価値ありです。
『なんと自分達人間が小さいことよ・・・・・・。』
何世紀もかけて流れ落ちるこの氷河を見ていると人類の歴史をも感じます。
しかし、残念な事ながら、この素晴らしい景観は地球温暖化の為、あと10年もするとかなりひどいものになると予想されています。
ものすごい勢いで氷河が溶け、後退しているのです。また数年後に行って、どれくらい変化したか皆さんにお見せしたいと思います。
コメントする