ジュラ山脈のフォーシー峠にクロスカントリースキーに行ってきました。
ジュラ山脈は、スイスのバーゼルあたりからフランス国境にまたがり、南北に320kmに渡りひょろ長く伸びているで、ジュネーブの街からもレマン湖をはさんで車で1時間弱で行ける手軽な山岳スポーツエリアです。4000メートル峰を連ねるアルプスとは対照的に、1500メートル峰中心のなだらかな山脈で、特に、冬のレマン湖をはさんで正面に見えるモンブラン山群の景色を見ながらのクロスカントリースキーは心を洗われるような壮大な美しさがあり多くのスキー愛好者を魅惑し、ウィークデイでも仕事帰りに1時間ほどクロスカントリスキーを日課にしているようなスポーティブな若者、週に数回で健康のためにスキーに励んでいる老夫婦など、様々なスキー愛好家達で毎日にぎわっています。またのジュラは夏は、家族連れハイキング、縦走、マウンテンバイクなど、ヨーロッパ中の人を魅了しています。
私と主人が行った2月17日は朝の1500メートル付近のは気温2度で場所によるとガリガリ凍っておりましたが、日中は16度まで上がり、溶けかけの雪がスキーにくっつき足をとられそうになりました。
このジュラのフォーシー峠のクロカンのコースは、平らな初心者の3kmコースから標高差400メートル長さ20kmを超える上級者用まであり、積雪期間はクラシック(2本の溝に沿ってスキーを滑らす)と、スケーティング(溝は使わずスケートをする要領でスキーを外またに開くスタイルで前進する)用ピストが完璧に整備してあります。途中、疲れたら山小屋 のレストランで山小屋のおばさんの手作りケーキとあったかい紅茶が楽しみです。リズム良く登ると汗が噴き出してきて、日常ののストレスが汗と一緒に出て行き、さんさんと輝く太陽から新たなエネルギーをもらい明日からの活力にします!!
毎年恒例2月には泊りがけで毎日20km前後のクロカンコースを山仲間と一緒にジュラ山脈をトラバースしますが、去年は今年の何倍も雪がありましたね‥‥。地球温暖化が進み心配な今日この頃です。
(ジュネーブ ガトリア ゆきより)
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