第八日(アメリカ旅行)

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(5月17日)火  曇り

US-55.jpg7時40分発。寒い。9時、ザイオン着。ユタ州の岩の公園、ガソリンスタンドもない、ザイオン渓谷。

 US-47.jpgまずは車を降りて次々に来るプロパンガスで走る無料シャトルバスに乗り終点まで。その先の沢沿いのトレイルを行き止まりまで歩く。途中、リスが顔をだす。見事な高山植物の花が崖ぷっちに咲いている。その先にこのバージン川の誇るナローズの絶景のポイントがあるらしいが、先日の雨による増水に加え水も冷たく、到底歩けないためここまでであきらめる。

US-49.jpg帰りにシャトルバスを途中下車。いくつかのコースがあったが通行止め等になっていて結局ロアーエメラルドプールコースを1時間程度歩く。橋を渡り途中に赤い絶壁の下の小さな滝を越える。少し水にぬれる程度だ。小雨がぱらつくが、大したことはない。花々が美しい。

 

US-46.jpg両岸の絶壁はそれぞれ司教の宮殿等の名前があり確かに大きいが、これまで、多くの岩山を見てきているので、当初ほどの感動はない。駐車場に戻り、昼食。日本人にも多少会うようになる。この旅行を通じて、日本人にほとんど会っていないのは、地震のためと、変わったコースを歩いているからだろう。

US-48.jpgこの谷が全体に思っていたよりもこじんまりしていると感じるのは、増水で行き止まりのためにこの谷の半分も行けなかったからだろう。この辺では珍しく大きな木が育っている。もっとも水辺にしかなかったが。

US-51.jpgラスベガスは砂漠の中にあることが、こちら側の内陸から街に入るとよくわかる。飛行機ではその実感はないが。ここは何度来ても不思議な空間だ。立ち並ぶホテル群は、奇妙な形を競っているし、歩いているのは、どう見ても観光客ばかりで、全く生活のにおいがしない。映画や、デイズニーランドのセットの様な虚構の世界をまじめに作り上げ、そこに一瞬の時を過ごすために人々は集まってくる。

US-53.jpgラスベガスを見物する、ホテルはそれぞれテーマを持っていて、噴水あり、ピラミットあり、ベニスあり、パリあり、ローマあり、なんでもありだ。もちろん統一性等皆無だがここまで来ると、これでもか、これでもかと突きつけられて、この街を歩くだけで疲れる。帰りはモノレールを利用する。

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もちろん、ホテルの受付ロビーは既にスロットマシンの博打場だ。夕方、MGMで中華の夕食。その後宿泊しているMGMホテルの中で、ショー(KA)を見る。巨大な仕掛けで、夢の中にいるようだ。子供のころに、三越劇場で演劇を見て以来の事で、あまりの違いと、圧倒的に押し寄せる、音楽と色彩と、想像外の仕掛けが、花火が、人が空中を飛ぶことが、大きさが、上下逆転の場面が、なんであんなことができるのかという単純な疑問が頭を完全に支配して、その内容も、題名も忘れてしまった。それほど驚愕した。21時30分開演。23時30分終了

US-54.jpgMGMは巨大な安ホテルで、一泊3900円。但し、朝飯も冷蔵庫も無し。要は、多くの観光客が宿泊しやすいようにと何処のホテルも一部の例外を除いて宿泊費は安くしているらしい。一晩1万円は使う博打で回収すればいいことだ。24時部屋へ。こんな遅くまで外にいたのは初めてだ。眠い。

  • 宿泊

    LAS VEGAS エムジーエム グランド 3900円/人

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    このページは、yoshioが2011年8月 4日 18:22に書いたブログ記事です。

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