第67便 教会の白い旗(2011.3.25)

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 東北地方太平洋沖地震のため、平和だった日本はいま大変な局面を迎えている。

 4月5月と日本からの仕事はキャンセルが続いている状態である。遠くスイスにいるわたしは、ボランティア活動に参加できないだろうかと、去年までこちらにいた外務省関係の知り合いにコンタクトしたり、スイス赤十字や、その他のボランティア活動をしている協会にコンタクトをとったりしているが、まだ日本側の受け入れ態勢ができていないため道が見えず、気を揉んでいる状態だ。

SN67_2.JPG そんな時、私の元に一通のカードと写真が舞い込んできた。

 それは、私がスイスドイツ語圏に住んでいた頃お世話になったドイツ語の先生、カリンからの便りだった。

 彼女は、インターラーケンに望むトゥーン湖のほとりの小さな小さな村、リンゲンベルグに住んでいる。

 こう書いてあった・・・。

SN67_3.JPG "今日教会のミサで、私たちの神父は日本の大災害を受けた日本の子供たちの話をされました。そして、教会の塔の窓からはこの苦しい時に、日本で頑張っている日本国民と心は繋がっているという連帯感をささげるために白い旗をかかげました。すべての事がうまく行くよう心より祈っています。  カリンより"

SN67_4.JPG カリンの想いが、小さな村人の気持ちが、私の心と繋がった。心が癒された。そして、目頭が熱くなった・・・・。

 この思いやりを、健ハイのブログを通して日本の皆さんにも送らねばとおもう。

 この旗が風にたなびくリンゲンベルの村の住民も、皆さんのことを応援してくれていることを忘れないで!

 頑張りましょう!!

 ゆきより

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