いままで何度も誘われていたがアイスクライミングは、とにかく寒い・・・・。滝の水がしっかり凍っていなければならないので、かなり早朝に家をでて、トップでいく者を確保しながら上から降ってくる氷のシャワーを浴びながら、動く事も出来ず、風でも吹き出したら凍死しそうになる!笑
さて、今日は天気もよさそうなので車を飛ばしてモンブラン周遊トレッキングでも必ず通る『ノートルダムの峡谷』にあるTorrent de la Rosiere(直訳すると"バラの奔流")という200mほどの滝を登って来た。
滝を登るには、靴にアイゼンをつけ、アイスクライミング用のピッケルを両手にカマキリのように?登っていく。今朝の気温マイナス6度。思ったより寒くないのでホッとする・・・・。
青い澄んだ目をしたアンドレイは、張り切ってガンガン登っていく。私も昔の感覚が徐々に戻ってきてピッケルが一発でバシッときまりはじめる。そして、思ったよりあっさり滝の上に抜けると、上部はサラサラの新雪が太陽に照らされ輝いていた。
うーん、このアイスクライミングのスリルは、再びやみ付きになりそう?! 笑
驚愕で…市井の一ハイカーがコメントなどしてよいものだろうかと躊躇いながらも一言致します。
登山家は、岩壁を登る技術の一つとして氷壁ぐらいは登るもの、と思っていましたが、この写真を拡大して見ると凄いですね。やはり人間は「万物の霊長」ですね。もっともしかるべき能力を付与さた人々でしょうが・・・。
ユキさんは淡々と言葉を添えていますが、あの状態で身体を支えているのは、何ですか。バシッと決まったピッケルと腕力ですか、そして、登攀力は…、靴とアイゼンは何…
新しい年の初めに、ふつふつと好奇心が湧いてきて楽しくなります。今年もよろしくお願いします。KOIKOI
→ KOIKOIさん、
コメントありがとうございます!
私が氷壁を登り始めたのは、ヒマラヤの高山の頂に立ちたかったからなんですよねぇ・・・・。やり始めると、岩登りよりはまります。きっと、軽快なKOIKOIさんも、トライするとはまるタイプでしょう・・・・・笑。
長い滝、しかも、荷物を背負っていると、ものすごく精神的にも(途中でビビッテも、疲れきっても上にぬけるしか選択なし!)、肉体的にもハードなので、なるべくパワーを使わないように登るのがコツです。常にピッケルの重さを振り子のように使って打ち込み、足は常にかかとを落とすように。かかとを上げて背伸び状態だと、ふくらはぎがすぐにパンパンになって大変なことになります。ちなみに、今回は靴は山スキー用のスカルパのスキー靴で、アイゼンはシャルレで登りました。ピッケルは、20年前のものに比べると、ずいぶん、ものすごーーく改良されています。と言いつつも、実際きつい傾斜を登ると結構ビビります。おそらく、登っているのは、手足よりもきっと気力かな。。。。
KOIKOIさん、なんでもそうですけど、やっぱり、気持ちの持ちようですね・・・・・60歳になっても、70歳になっても、80歳になっても、何かに打ち込んでいる人は輝いてます!例の囲碁のお師匠さん、福山先生みたいに・・・・。KOIKOIさん、今年もお互い去年より一層素敵な一年にしましょうね!! ゆきより