しかし、現在では、もう作れる人もあまりいないらしい。早速、それを作ってくれる人探しから始まった。
ホテルの女将さんにいろいろお骨折りいただき、料理人が見つかった。ペルニルダさん。(写真、金髪のショートカットのおばあさん)撮影場所は、私たちが泊まっているホテルの台所つきの部屋でする事になった。
簡単に説明すると、干し肉をお湯で煮てやわらかくし、キャベツを細かく切りいため、ジャガイモを加える。ライスを添えてもいいらしい。出来上がったものは、写真の通りで、正直言うと・・・それ程食欲が湧く様な代物ではなかったが、ホテルの旦那さんは、これが好物らしく、大きな口をあけてバクバク食べていた。(笑) 今でこそ、高級山岳リゾートとして世界に名を知られているツェルマットであるが、昔は、本当に貧しかったのだろうなぁ・・・と、この郷土料理を目の当たりにして悟った私であった。
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