第47便 NHK「世界の名峰」取材続報・7 (2009.8.21)
郷土料理の巻

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SN47_1.JPG 昔は家庭に何頭か羊を飼って生計を立てていた貧しい氷河谷だったツェルマットには、干し肉、キャベツ、ジャガイモを使ったシンプルな『アルス・グソテゥス』と呼ばれる伝統郷土料理があるという。

 

SN47_2.JPG SN47_3.JPG しかし、現在では、もう作れる人もあまりいないらしい。早速、それを作ってくれる人探しから始まった。

SN47_4.JPG SN47_7.JPG   ホテルの女将さんにいろいろお骨折りいただき、料理人が見つかった。ペルニルダさん。(写真、金髪のショートカットのおばあさん)撮影場所は、私たちが泊まっているホテルの台所つきの部屋でする事になった。

SN47_5.JPG SN47_6.JPG  簡単に説明すると、干し肉をお湯で煮てやわらかくし、キャベツを細かく切りいため、ジャガイモを加える。ライスを添えてもいいらしい。出来上がったものは、写真の通りで、正直言うと・・・それ程食欲が湧く様な代物ではなかったが、ホテルの旦那さんは、これが好物らしく、大きな口をあけてバクバク食べていた。(笑)  今でこそ、高級山岳リゾートとして世界に名を知られているツェルマットであるが、昔は、本当に貧しかったのだろうなぁ・・・と、この郷土料理を目の当たりにして悟った私であった。

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