第18便 5月の氷河スキーの巻(2008.5.17)

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SN18_1.JPG 先週はイタリアで夏のような陽気を体験したばかりではあるが、春に入って積雪の多かったスイスアルプスの氷河スキーを逃すわけには行かない。ということで、再びスキーを車に積み込み、スイスの中心部、ユングフラウ地方へと車を走らせた。

SN18_2.JPG 出発地点は、日本人と所縁の深いグリンデルワルドの村。朝一番の登山電車に乗り込む。アイガーの岩の中のトンネルを経由し、標高3454mの世界で一番高い鉄道駅ユングフラウヨッホに向かう。(スイスは本当に山好きにはパラダイスのような国である・・・・・電車に座っていて3454mに来れるのである!)

 

SN18_3.JPG 本日快晴!無風!春の積雪のおかげでクレバスはまだしっかり締まっておりコンディション良好。絶好のスキー日和である。もちろん、ハーネス、雪崩用のビーコン(探知機)、捜索用具などを身につけての山岳スキーなのでリュックサックは少し重たい。

 スイス最長を誇るアレッチ氷河を30分ほど滑り降りると、氷河が十字に交差している場所に着く。そこからはスキーにシールをつ SN18_4.JPGけて登りが始まる。標高差450mのどうということはない登りなのだが、なだらか過ぎるくらいにだらだら緩い勾配が続く。(そういうわけで、ここは、初心者でも問題なくできる氷河スキーのルートとして有名。)3時間ほどすると、ルチネンルッケと呼ばれる峠に着き、簡単にランチタイム。それにしても高山での日差しの強いことといったら、いくら最強の日焼け止めクリームをこまめに顔に塗っても肌がヒリヒリしてくる程だ。その後、ルッチェンタールの谷に向けてスキー滑走する。下の村まで雪があり、スキーを背負って歩くことがなく楽チンであった。村の入り口では雪わり草が可憐に咲いている。後ろを振り向くと滑り降りてきた峠からの氷河がよく見える。

 『う?ん、いい一日だったね・・・・・』と主人と笑顔を交わす。

 氷河スキーの翌日はのんびりグリンデルワルド近辺の山の散策。

SN18_5.JPG SN18_6.JPG SN18_7.JPG 目の前に聳え立つアイガーの北壁が印象的である。今日はフィルストあたりをのんびり歩くことにする。

 一面のクロッカス畑を発見。あまりにす・ご・い・ので感動する。

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