第13便 目の前に大きな立派なシュタインボックの群れ(2007.10.17)

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SN13_1.JPG 先週、美しく波打っている稜線(私が写っている背景にある写真)に一目惚れして、今週はそれを目指して山に向かった。標高差は900メートル程度か。黙々と登りが続く・・・・右と左にストーーンと稜線が切れ落ちているのでキョロキョロせず、ただ黙々と一歩一歩足場を見て慎重に登る。

SN13_2.JPG すると、急に後ろから主人が「ストップ!ストップ!」と、かすれた小さい声ながら私に叫んでいる・・・・『なんだ??』と思って顔を上げたとたん、今置かれている自分の状況に度肝を抜かれて、私の動きがピタッ!と止まった。おまけに息まで止めてしまった!

 

SN13_3.JPG 目の前に大きな立派なシュタインボックの群れが草を食みながら私をジーーーっと見ているではないか??!!しかも、15頭以上の大家族ときている。ヒョエーー!そーっと近づいたが、逃げる様子はない。なんという大胆さ!剛毅というべきか。

SN13_4.JPG この狩猟期間にこんなにのんびりしているとは、たいした奴らだ・・・・・と感心しつつ、野生のシュタインボックと記念撮影。ハハハッ なんだか、信じられない気分である。ここは、動物園ではなく、あまり人も来ないルートであり、彼らはれっきとした野生の動物なのだ。きっと、人間に危害を与えられたことが一度もないために私と主人も二本足で歩く『珍しい鹿』とでも思ったのであろうか・・・・。ともあれ最高の出会いであった。

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