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   <title>オートルート</title>
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   <updated>2009-10-15T08:16:41Z</updated>
   <subtitle>「スイス便り」の Gattoliat ゆきさんが2009年4月4日から10日まで、フランスのシャモニー村からスイスのツェルマット村までのアルプス横断スキー・ツアーに参加した記録です。 </subtitle>
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   <title>オートルート：2009年春の記録</title>
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   <published>2009-04-22T01:01:03Z</published>
   <updated>2009-10-15T08:16:41Z</updated>
   
   <summary> “高い道”を意味するオートルート(La haute route) Yuki G...</summary>
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      <name>lucky</name>
      
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      <![CDATA[<a href="http://kenhai2100.com/swiss-news/images/SwissNews/HauteRoute_1.html" onclick="window.open('http://kenhai2100.com/swiss-news/images/SwissNews/HauteRoute_1.html','popup','width=800,height=533,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://kenhai2100.com/swiss-news/images/SwissNews/HauteRoute_1-thumb.JPG" width="480" height="319" alt="" align="center" vspace="5" hspace="5"/></a><br>
“高い道”を意味するオートルート(La haute route)<br>
Yuki Gattolliat-JOKO 記す]]>
      <![CDATA[今シーズンヨーロッパは例年にない豪雪で、オートルートに行くなら今年を逃しては駄目だと思いついたのが去年の暮れ。周りの興味ありそうな山友達に声をかけメンバーを募ったが皆煮えきれない返事ばかりで、とうとうシャモニーのガイド組合がオーガナイズしているグループに個人参加するしかないかな・・・と思っていた矢先、シャモニーで旅行手配会社をやっている神田さんから、従業員の岡村が今年オートルートに一緒に行く仲間を探していると言う連絡があった。考える時間など不要だった・・・・話はあっという間にまとまった。
ところが、参加者はシャモニー在住の山好き連中だとばかりおもっていた私は、出発一週間前になって送られてきたメンバー紹介を読んでちょっと驚いた。すごい？メンバー、これは珍道中になる？？　
<ul><li>岡村貴代　シャモニーAPJ在住勤務3年目、スキーができて山好きな36歳</li>
<li>平出和也　2009年の新ルート開拓者に送られる「ピオレ・ドー」にノミネートされている日本を代表するの先鋭クライマー　29歳　石井ICIスポーツ勤務</li>
<li>白鳥勝治　平出和也くんのICIのお客さんでヒマラヤにも一緒に行っている72歳。長年の夢を叶えてあげたいという平出くんから依頼あった人物</li>
<li>田中俊彬　アトラストレック担当者が体力・技術のOKを出している69歳</li></ul>と言うものだ。
そして、私、スイス在住16年のガトリア・由紀と、わたしの相棒ガトリア・アラン。アランはスイスの山岳レース・パトロイ・デゥ・グラシエー（ハーフ）にも２度参加しており、スキーは上級。私は、少々高山を登っているもののスキー歴は10年そこそこの中級スキーヤー。中の上？っていうところかな・・・・ハハハ。近年スキーでモンブランや、モンテローザなど悪条件で登っており、シーズン中は山スキーばかりやっている夫婦なのでいちお、いろいろなコンディションの雪を滑っている。まあ、そういうわけで特に自分達の体力・技術に不安はなかった。2名の高齢のメンバーがいるが、わざわざすべりにヨーロッパまでやってくるような情熱の持ち主である、スキーはかなり上級に違いないだろう・・・。
さぁ、私たちの珍道中、はじまりはじまり。]]>
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   <title>オートルート第0日：本日顔合わせ</title>
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   <published>2009-04-22T00:58:23Z</published>
   <updated>2009-10-15T08:15:05Z</updated>
   
   <summary>【2009年4月4日　快晴】 各メンバーと、高山ガイドとの顔合わせを兼ねてバレー...</summary>
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      <name>lucky</name>
      
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         <category term="オートルート" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
   
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      <![CDATA[【2009年4月4日　快晴】
<a href="http://kenhai2100.com/swiss-news/images/SwissNews/SN33_8.html" onclick="window.open('http://kenhai2100.com/swiss-news/images/SwissNews/SN33_8.html','popup','width=800,height=600,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://kenhai2100.com/swiss-news/images/SwissNews/SN33_8-thumb.JPG" width="230" height="172" alt="" align="right" vspace="5" hspace="5"/></a>
各メンバーと、高山ガイドとの顔合わせを兼ねてバレー・ブロンシュといわれる（3800mから20kmを滑走する）氷河スキーをする事になった。エギュイ・デゥ・ミディのロープウェイ乗り場前で皆に対面した。皆さわやかな笑顔！すぐに昔から知っている山仲間のような空気がお互いの心の中に流れこんだようだった。]]>
      シャモニーの高山ガイドと言うと、日焼けして刻み込まれた目尻のしわ、彫りの深い顔に、彼らの体から湧き出ている逞しいオーラでどんな女性もポーッとなってしまうくらいカッコイイ男が多いのだが、今回の私達のガイド、フィリップ・ジェニンはちょっと違うオーラの色を発しているように感じた。それもそのはず、オートルート中親しくなったのでわかったことだが、彼は42歳。愛妻との間に3歳と5歳の子供がいて、ガイドの仕事だけでは食べていけないので、仕事のない時期は夜ホテルのバーでピアノを弾いて歌っているプロのミュージシャンだという。山の上でも小屋の中でもよく歌い、よく笑い、結果的には彼は私達のチームにこれ以上ないくらいぴったり息の合ったガイドだったように思う。
さて、バレー・ブロンシュ滑走。快晴無風、雪のコンディションもいい。上級・中級・下級コースがあり、私達は中級コースをいく。 
ヒマラヤンクライマーらしく、目の周囲以外は真っ黒に日焼けしている“カズヤ”こと、平出和也は山岳スキーレースの経験豊富で、カメラと、ビデオカメラ持参で眼前に広がるグランドジョラスなどの数々の名峰、20kmにも及ぶ氷河、今にもくづれて来そうなセラック地帯を慎重に滑走するメンバーを撮影しながら余裕の滑り。170cmくらいだろうか、とても体が締まっているせいか、線が細い。ヒマラヤの8000m峰を次々に登り偉業をなしているような威圧感など全く感じさせない、謙虚ですぐに親近感がわくような青年だ。
152cmと小柄ながらしっかりと存在感がある“タカヨ”こと、岡村貴代はシャモニーに着てからフランス山岳会に入り本格的にあちこち登り始めたと言うことで、彼女の顔はすでに真っ黒であった。また、山岳マラソンに挑戦し22時間走り続けたこともあるくらい耐久力のある強い女性だ。いつも笑顔でどんな斜面も難なく滑り降りていく。追って私、アラン、そして“トシ”こと田中さんも皆いいリズムで続く。
実際の話、この日は今回のオートルートのメンバーがどんな人達かをお互いにチェックする日であった。ひと滑りした後、すぐにガイドのフィリップに目をつけられてしまったのが、“カツ”こと72歳の白鳥さん。日本から飛行機での長旅と時差のせいで疲れが出ていることもあろうが、滑走の速度がおそく、急斜面のオフピストを滑り降りるのにかなり苦労している様子である。1500mほどの高度差を滑った後、軽くランチを取って、今度はマテリアルチェックを兼ねて、シールをつけて登りの練習を少しすることになった。ここでも、ガイドは“カツ、のろいぞー”“カツ、コンヴァージョンはこうするんだ”、“カツ、水分は取っているのか？”と、かなり集中的に白鳥さんの様子を見ていた。結局、カツはフィリップの今日のテストにパスできなかったようで、オートルートには連れて行けないという判断をされてしまったらしい。スキーが上級であれば、登りが遅くても可能性はあるが、彼の場合はスキーレベル、登りの速度、コンヴァーションの技術等オートルートに連れて行けるレベルに満たないと言う理由からであった。しかし、それを見かねた神田さんがガイドに一日目だけトライしてくれと依頼してくれたおかげで、カツには事情を知らせないまま、翌日彼も一緒に出発することになった。『日本人ならではの思いやりだなぁ・・・。神田さん、ありがとう！』
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   <title>オートルート第1日：オートルート始まる！</title>
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   <published>2009-04-22T00:55:58Z</published>
   <updated>2009-10-15T08:17:36Z</updated>
   
   <summary>【4月5日　快晴・無風】 Grands Montes 3220m 出発　-- 　...</summary>
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      <name>lucky</name>
      
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      <![CDATA[【4月5日　快晴・無風】
<a href="http://kenhai2100.com/swiss-news/images/SwissNews/SN33_22.html" onclick="window.open('http://kenhai2100.com/swiss-news/images/SwissNews/SN33_22.html','popup','width=800,height=600,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://kenhai2100.com/swiss-news/images/SwissNews/SN33_2-thumb.JPG" width="230" height="172" alt="" align="right" vspace="5" hspace="5"/></a>
Grands Montes 3220m 出発　-- 　Argentiere 氷河　--　Col du Passon（パッソン峠　3028m）　--　Le tour 氷河経由　--　Le Tour の村1453ｍ 到着　--　神田さんのミニバスでWerbier の村へ移動　Hotel la Chable 泊
標高差登り550m　標高差下り2305m　行動時間6h]]>
      今年はアルジョンチエール小屋が改装をしていて使えないため、トリヨン小屋に予約が殺到し、私達のチームも他の多くのチームと同様ルート変更をせざるをえず、結局1日目は不規則な行程になった。ロープウェイを乗り継いで、グランモンテまであがるとさすがに空気は冷たく張り詰めている。ターンを連続して下り始めると普段より少し息が切れやすいと感じる。気持ちいい快晴に心はずむ。アルジョンチェール氷河まで一気にスキー滑走し、その後パッソン峠に向けてシールをつけてゆっくり登り始める。峠の取り付きから傾斜が50度くらいの急登になるためスキーを背負ってアイゼンをスキー靴に装着して一歩一歩登る。ガイドがアンザイレンしたのはカツだけで、残りのメンバーは自由。数珠繋ぎの込み合いで、のろのろ大渋滞のなか、私は69歳のトシのすぐ下を行く。彼は、本当に話し好きでこの急登中もずっと家族の話などして盛り上がっていたら、すぐ頭上の今にもくたばりそうな客をザイルで引っぱりあげているガイドの気に触ったのか・・・「シッ！静かにしろ！」とおこられてしまった。しかし、それにもめげず、また話し始めるのがトシであった（笑）。
峠からはル・トゥール氷河上を1500m滑走し、3時過ぎには村に無事到着した。
本日、カツの調子は昨日よりだいぶよくなり、ガイドは彼がもし駄目になった時は皆が荷物を持って助け合うと言う条件でカツの参加を許可してくれた。しかし、当の本人は、体力の限界を感じると言う理由でそれを辞退した。私は、彼の皆に迷惑をかけてはいけないという思慮とプレッシャーを推し量る想いで目頭が熱くなりそうだった・・・・。実は、彼は私が96年に登っているヒマラヤの『プモ・リ』という7000m峰を目指して2年前にヒマラヤの地を踏んでいる。登頂したしないは別にして、言うなれば私達は同じ山を目指した“同志”である。私と初めて会ったのにも拘わらず、永年の山仲間に久し振りに会ったように接してくれた彼のリタイヤは非常に残念に感じた。しかし、翌日からの行程を今思い返すと、それはよい選択だったように思う。山は情に流されて判断するようなものではない事を50年以上山を登り続けているカツ自身が一番よく理解していたはずだ。
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   <title>オートルート第2日</title>
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   <published>2009-04-22T00:52:28Z</published>
   <updated>2009-10-15T08:18:10Z</updated>
   
   <summary>【4月6日　快晴】 Verbier スキーリフト山頂 Mt. Gelé 3023...</summary>
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      <![CDATA[【4月6日　快晴】
<a href="http://kenhai2100.com/swiss-news/images/SwissNews/SN33_9.html" onclick="window.open('http://kenhai2100.com/swiss-news/images/SwissNews/SN33_9.html','popup','width=800,height=600,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://kenhai2100.com/swiss-news/images/SwissNews/SN33_9-thumb.JPG" width="230" height="172" alt="" align="right" vspace="5" hspace="5"/></a>
Verbier スキーリフト山頂 Mt. Gelé 3023m発　--　Col de la chaux 2940m（ショウー峠）　--　Rosa Blanche 3336m（ローザ・ブロンシュ）　--　Cabane de Prazfleuri（プラフロリー小屋） 2660m
標高差登り800m　標高差下り1500m　行動時間7h
]]>
      7時25分の朝一番のベルビエの従業員用のリフトで山頂へ。ガリガリに凍ったスキー場をまるで、私達がどのくらいの速さまで付いてこれるか試してるかのようにガイドのフィリップはものすごいスピードで滑り始める。カツが抜けて、チームのテンポが急に変わったようだ。69歳の“トシ”こと田中さんは、怖いよ、と言いながらもガイドにぴったり付いていく。なんと、彼は現在もスキー1級検定試験にトライしている最中だという。私も、こういうピストのガリガリは苦手で、ロンドネ用の軽いスキー板に乗っているのでスピードが出ると「こわ～い！」のであるが、しっかりついていった。
その後、2940mのCol  de la chaux （ショー峠）へ向けてのぼる。本日から、トシがガイドのすぐ後ろにつくようマークされる。72歳のカツが抜けた今、次は自分が・・・と心配してる様子であるが、今日の登りもお喋りが絶えず、マイペースで着々と進む。カズヤは相変わらず撮影に余念がなく、由紀&amp;アラン夫婦も普段の自分達のペースより余裕があり快適山行、タカヨも絶好調。所々雪面が凍ってシールが滑るのでクトー（スキー用アイゼン）を着ける。峠に着いたら、Grand Combin（グロン・コンバン） を中心とする壮大なアルプスの眺めに息を呑む・・・・。コルから一気に下り、またシールを着けてなだらかに上り始め、2時間もしたら本日のハイライトであるRosa Blanche 3336m（ローザ・ブロンシュ）の頂上直下に辿り着く。ここで、スキーをはずして、スキー靴にアイゼンをつけて、アンザイレンして頂上に向かう。のであるが、突然、「やばい！！」と言う声で皆がいっせいにタカヨを振り返る。
彼女の片方のスキーが独りでに谷に向けてあっという間にスピードをつけて滑り落ちているではないか！！シールを外した後、スキーを裏返して置くべきところを、そのまま雪面においてしまったようだ。しかし、運がよかった。スキーはちょうど斜面が緩やかになったところで引っかかって止まってくれた。ホッ！もし、スキーがクレバスに落ちてしまったら、もうアウトになるところであった・・・。人事ではないぞと、スキーの扱いを改めて肝に銘じた私だった。そういえば・・・・タカヨは、ヴァレー・ブロンシュの日には、ハッときずいたら片方のストックを上部へ忘れて滑っていたのだからおもしろい、こういう人間を『強度の楽天家』と呼ぶのであろうか・・・。（笑）彼女のそういうところが愛嬌があっていいところである。
ここは、ヘリスキーの出発地点として有名であり、また平らな雪原が広がっているのでセスナ機が飛んできて雪上着陸する。「あー、見て！見て！」と、皆が注目したオレンジ色のセスナがドカーンと雪に突っ込んで動けなくなった。こんな平和なアルプスのど真ん中でも、今日はいろんなハプニングが起こる。
無事登頂後、高度差にして400mほど下るとプラフロリー小屋に辿り着いた。まだお昼過ぎで他のチームは到着しておらず、ガラガラである。この小屋はきれいで、5フランで3分間のホットシャワーも浴びられてとても快適だった。午後はビーコンで救助の練習をした。
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   <title>オートルート第3日</title>
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   <published>2009-04-22T00:44:33Z</published>
   <updated>2009-10-15T08:19:24Z</updated>
   
   <summary>【4月7日　快晴】 Praz fleuri 小屋2660m　–　Col du R...</summary>
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      <name>lucky</name>
      
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      <![CDATA[【4月7日　快晴】
<a href="http://kenhai2100.com/swiss-news/images/SwissNews/SN33_10.html" onclick="window.open('http://kenhai2100.com/swiss-news/images/SwissNews/SN33_10.html','popup','width=800,height=474,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://kenhai2100.com/swiss-news/images/SwissNews/SN33_10-thumb.JPG" width="230" height="136" alt="" align="right" hspace="5" vspace="5"/></a>
Praz fleuri 小屋2660m　–　Col du Roux 2805m(ルー峠)　--　long traverser　--　Tête Noire 2981m（テットノアー）　–　Cabane des Dix 2925m（ディス小屋）
標高差登り514m　標高差下り200m　行動時間5h
]]>
      6時半朝食,7時出発。100人近い泊り客に対し、朝混みあうたった二つしかないトイレのことが気がかりで、私は6時前に起きてさっさと用をたして一安心し、その後食堂にいくと、トシも似た様な事情で早起きしていた。私は便通は非常にいいのでこういう健康体に産んでくれた両親に感謝しているが、混み合う山小屋で、朝食をとってから出発までの30分間というのは、誰にとっても強度のストレスで、特に便通の悪い人にとっては恐怖の時間だと思う。テルモスにお茶を入れて、使ったブランケットを片付けて、ザックの用意、ビーコン（雪崩探知機）とハーネスを装着し、スキー靴を履き、スキーにシールを貼り付け、日焼け止めクリームを塗り・・・と、トイレ以外にもやるべきことはたくさんある。集合時間に間に合わせるためには自分の行動を慎重にコントロールしなければならない。さすが、日本人グループである。ガイドのフィリップは「君達は早いなぁ！こんなに時間に正確なグループは初めてだ」と言いながらいそいそとやって来て、出発前にタカヨに、「フィリップ、ピオレを忘れてない？」と指摘され、あわてて小屋に駆け込んでいた。なんだか、こういうガイドだから朝から皆で大笑い・・・本当に珍道中？！ 
さて、コルまで登った後、本日は『恐怖のトラヴァース』と呼ばれる、長い長いトラヴァースが私達を待っていた。朝は例のごとくカリカリで、しかも、前日の腐った雪の上に付いたがたがたのトレースの上を行くのはスピードが出ると怖い。雪崩のデブリの上をけっこうなスピードでトラヴァースしていると雪の塊に引っ掛かってバランスを崩し危ないので神経集中。常に、左斜面を突き進んでいくので、荷を背負った体のバランスを保つため重心は右の足にかかっていて、荷を支える右の背中の筋肉が収縮したままの格好になり、これが10分や20分ならまだしも、1時間以上も続くのである。しかも、下りだけじゃなく、登りもあるから汗だく・・・ふと気を緩めるとざざぁーと谷側に滑りそうになる。常にエッジを堅い雪に食い込ませていると、右足と、右の背がつりそうになる。こんな過酷なトラヴァースは初めてで、正直な話、後半部フィリップの速さについていくがやっとだった。そして、Dix湖に日が射し始め、もうトラヴァースが終わりかけると言う頃、わたしの顔が蒼白になっているのでアランにわたしの荷物を少し持てとフィリップに言われる始末であった。トホホホ
そのトラヴァースの後は、わたしの今回のオートルートの中で一番気に入ったパノラマが広がる。一目見て、誰の心をも惹き付けるほど美しいMont blanc de cheilon 3800m（モンブラン・ドゥ・シャイヨン）の北壁に向かってなだらかに登りが続くのである。私はこのピラミッド型の高貴な山の頂に6年前の夏、友達と登ったので一層思い入れがある。フィリップは、「うぅ～ん、美しすぎる・・・」と北壁に目が釘づけ。結局カズヤと来週あたり一緒に北壁を登る企画を立て始めた。まだ10時半頃だが今晩の小屋は200mも登るとすぐそこである。眺めのよいところで小休止・・・ポカポカと太陽の恩恵をうけ、「あ～幸せ」。今日は、移動距離が短いため、小屋の近くのTete noire 2981m（黒い頭）という小さいピークにおまけで登頂し、13時頃小屋に入った。
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   <title>オートルート第4日</title>
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   <published>2009-04-21T23:05:08Z</published>
   <updated>2009-10-15T08:20:47Z</updated>
   
   <summary>【4月8日　曇り・風あり】 Cabane des Dix 2925m（ディス小屋...</summary>
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      <![CDATA[【4月8日　曇り・風あり】
<a href="http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_11.html" onclick="window.open('http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_11.html','popup','width=800,height=533,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_11-thumb.JPG" width="230" height="150" alt="" align="right" vspace="5" hspace="5"/></a>
Cabane des Dix 2925m（ディス小屋）　–　Pigne d’Arolla 3796m（ピンダ・ローラ）　–　Glacier de Tsena Refien　--　Cabane des Vignettes 3158m（ヴィネット小屋）
標高差登り900m　標高差下り715m　行動時間6h]]>
      <![CDATA[昨日の天気予報では、今日は天気がくずれるということだったので、風雪の中Pigne d-Arolla 3790mピンタ・ローラの登頂ができさえすれば御の字だと思っていた。しかし、朝起きたらそれ程悪くない。うぅ～ん、今日もいけるぞ！小屋から少し下った後シール、クトーをつけて登り始める。高度を上げていくに従って右手にはモンブラン・デゥ・シャイヨンの北壁の傾斜がよく見えてくる。一番切り立っているところでもせいぜい60度くらいだとサラっと和也が言う。彼はチーム撮影のためにフィリップに許可を得て早足で100mほど先行することが度々あるのだが、どんな斜面でもまるで平地を走っているように動作が軽やかで目を見張る。タカヨ曰く、まさに『野猿のような男』である。彼の秘めているエネルギーは底知れないことを日に日に実感していった私である。
<a href="http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_6.html" onclick="window.open('http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_6.html','popup','width=800,height=533,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_6-thumb.JPG" width="230" height="150" alt="" align="left" vspace="5" hspace="5"/></a>
頂上に近づくにつれて風が強くなって来たのでサングランスからゴーグルに取り替える。クレバスの横の急斜面は大事をとってスキーのままアンザイレンして登る。3400m付近を越えたあたりからトシの速度が急に落ちてくる。コンバージョンのたびに時間を取っているのでその度にチーム全体が停止する。白い雲が湧き上がりピンダ・ローラのピークが見えたり隠れたりしている。フィリップが天気の急変を心配して先を急いでいるのがわかる。ザイルで繋がっているすぐ後ろのトシをぐいぐい引っぱる。次の瞬間、引っぱりすぎて、トシがどってんコロリとこけてしまった。その後、ザイルを外したが、トシは怒ってガイドの前を1人ですたすた登り始めたが、危険な箇所はなくガイドも彼をそのまま行かせた。タラタラと続く頂上への斜面を小一時間ほど登ったであろうか。3790mのピークからは4000m峰が雲の合間から見え隠れしている状態で、その奥にはマッターホルンの尖った角もしっかり見ることができた。個人的なことながら、本日4月8日はわたしの愛媛の実家あたりでは薬師如来の花祭りで、甥っ子が小学校一年生の入学式のはずである。カズヤにお願いしてビデオにコメント入れさせてもらった・・・・『たかくん、入学おめでとう！』
さて、ピンタ・ローラに登頂したらあとは今晩の小屋まで下るだけである。動きの早い白い雲のなかから浮き上がるように頭を見せる数々の名峰を眼前に滑るスキーは、この上なくゴージャス！！雪のコンディションもよく、皆各々、存分にすべりをエンジョイした。この斜面からの景色は今でもわたしの目に焼きついているほど神秘的な美しさがあった。下るにつれてヴィニエット小屋がはっきり見えてきた。なんとも、すごい！3160mの岩稜の上に張り付くようにして建っているのである。今日も、昼ごろには小屋についてしまったのでランチはいつものように小屋でジャガイモにベーコンと目玉焼きがのっているカロリーたっぷりのルシュティーを注文して皆で別けて食べる。ものすごいボリュームなので、日本人の私達には3人分を6人で別けてちょうどよい分量である。午後は食堂で行程を地図で調べたり、昼寝をする者もいたりでのんびり過ごすのだが、今日はトシのグランドジョラスを目指していた先鋭クライマー時代の話や、新田次郎の小説にもなった谷川岳の遭難救助の大手柄の話をしてもらう。69歳の今でさえエネルギーが体からほとばしっているような人だけに、若い頃は想像を絶するような馬力があったことが伺える・・・。夕食はだいたいどこの小屋でも6時半ころで、またしっかり食べる。主食は肉が多く、付け合わせでライスが出たり、パスタが出たりする。普段家ではたべないデザートまで出てくるのでこの一週間で私は太ってしまった。今日あたりからアランの顔が少しむくんできたので水分をもっと取るように勧める。私が半日の行動中約1リットル飲んでいるのに対して、アランのキャメルバックの水はぜんぜん減っていないのである。もちろん、小屋についてからも高山に順応する為に水分は十分とる必要があるし、おしっこと一緒に体にたまる老廃物をどんどん排出する事が重要である。これはヒマヤラで高所登山をした者なら誰でも身をもって体験学習することで、カズヤも、タカヨやアランにしっかり水分を取るよう奨励していた。トシは、独り放っておいてもどんどん積極的に他の外人チームのテーブルへ行き片言の英語で楽しくビールを飲んで交流を深めている。この頃までには、我がチームの結束はかなり固まり、各人の気心も知れて夕食の時など皆ではなしが盛り上がり大笑いの連続で、わたしは笑いすぎで喉が痛くなりのど飴をなめて寝たほどだった。『あ～、こんなに笑ったのはいつぶりだろう・・・・』]]>
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   <title>オートルート第5日</title>
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   <published>2009-04-21T22:27:24Z</published>
   <updated>2009-10-15T08:23:01Z</updated>
   
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      <![CDATA[【4月9日　快晴】
<a href="http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_12.html" onclick="window.open('http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_12.html','popup','width=800,height=533,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_12-thumb.JPG" width="230" height="150" alt="" align="right" vspace="5" hspace="5"/></a>
Cabanes des Vignettes 3158m （ヴィネット小屋）　--　Col de l’Eveque 3392m（エヴェック峠）　--　Col du Mt.Brûlé 3213m （モン・ブルレ峠）　--　Col du Valpelline 3557m（ヴァルペリン峠）　–　Tête Blanche 3701m（テット・ブロンシュ）　–　Schoenbiel Hutte 2694m（ショーンビエール小屋）
標高差登り1420m　標高差下り1875m　行動時間　9h
]]>
      <![CDATA[5時30分起床。外はまだ薄暗く小雪と風がビュービュー舞っている。皆疲れが溜まってきた5日目の今日が、今回のオートルート行程中一番ハードで、一番長い一日になる。3000m以上の三つの峠を超え、最後はテット・ブランシュのサミット予定。希望通りの小屋が取れなかったのでマッターホルンの北壁の麓にある小屋まで下る事になっている。ヴィニエット小屋の出入り口からのアクセスは、左側はずどんと岩壁が切れ落ちて、右は急な長い雪面になっている。朝のエンジンのかかる前だから慎重にいく。ガイドのフィリップが、今朝はタカヨ、トシの順にマークした。一番スキーの下手なわたしをどうしてマークしないのかなと思ったが、そんなことを深く考えている時間は無い。このチームは行動し始めたら早いのだから！！
まず、エヴェック峠を目指し、プチ・モンコロンの傍を通りぬけオテマ氷河上を横切りる。朝は風があり、体感温度はマイナス。キャメルバックのホースがすぐに凍りついてしまった。振り返ると昨日登頂したピンダ・ローラが朝やけでオレンジ色から徐々にピンク色に染まりとてもきれいだ。前夜は全然眠れなかったと言うトシは、（どうりでイビキが聞こえなかった・・・笑）今日はほとんど無口でマイペース。あとの4人は恵まれた天気に歓喜しながら進む。高度がなだらかに上がるのでけっこう長い。しかし9時前には風の吹きさらすエベック峠3382mに到着し、そこからはフランス側のモンブラン、モン・ブエ、スイス側のバイスホルンや、ミシャベル山群など数々の名峰がくっきりと顔を見せてくれている。ガイドのフィリップさえこんなに快晴に恵まれこんな完璧なパノラマを見たことが無いらしく、自分のカメラでぱちぱち撮影しまくっているのだから、わたし達は本当に“ラッキーな一週間”にすっぽりとはいったのだと実感する。コルから快適にパウダーの中を滑り下り、今度は第二のモン・ブルレ峠を目指す。けっこう平らが続き、左前方にはブクタン（山ヤギ）山稜がギザギザとそそり立っている。峠の取り付きまできたら、傾斜がきついのでスキーを背負ってスキー靴にアイゼンを装着してゆっくり登り始める。わたしの重いアイゼンは、ベルビエで辞退した白鳥さんが使っていた軽いアルミのスキーツーリング用の物と取り替えてもらい、とても重宝している。オートルートは、100gでも荷物が軽いほうがいい。みんな削れるものは全て削って、サックの重さは8キロから10キロの間で押えていたと思う。
<a href="http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_14.html" onclick="window.open('http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_14.html','popup','width=800,height=600,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_14-thumb.JPG" width="230" height="172" alt="" align="left" vspace="5" hspace="5"/></a>
3213m Col du Mt. Brûlé （モン・ブルレ峠）に到着すると、風はやんで太陽がサンサンと照り始めている。次にわたしたちの目に飛び込んできたのは、平らな長い長いトラバース。
右側はイタリア国境で、イタリア側からのオートルートのトレースが見える。このトラヴァースは暑かった・・・・サンクリームをいい加減にしか塗っていないタカヨの顔は、カズヤと見劣りしないくらい真っ黒になり、仲良く並んでいる二人を見るとネパール人の姉弟のように見える（笑）。さあ、最後の峠、Col du Valpelline バルペリン峠3557mの最後の登り！この斜面あたりのトシの速度はだいぶスローペースになり、前に傾倒しすぎてバランスを崩してしまう場面もあったが、タカヨの元気いっぱいの声で「ここは勝利の峠！ここを超えたらオートルートをやり遂げたようなものだよ～！」と励まされ、再び奮起する。わたしの父親と同じ様な年齢だが、若者と対等に渡り合える体力を維持しているとは努力の賜物だ。トシが35年間想い続けたオートルートの晴れ舞台が、本人も信じられない程いい天気で、楽しいガイド、いい仲間に恵まれたのは彼の熱い信念が神様に伝わったのではないかと思う。
「あー、マッターホルンの頭が見えるよー！！」感動の瞬間！！
とうとう辿り着いた3つ目の勝利のバルペリン峠からはマッターホルンを代表とするスイス・バレー州の4000m級の山が21峰ドカドカドカドカっとそそり立ち、大パノラマが展開している。ヤッホー！！
<a href="http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_4.html" onclick="window.open('http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_4.html','popup','width=800,height=446,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_4-thumb.JPG" width="230" height="128" alt="" align="right" vspace="5" hspace="5"/></a>
お昼を過ぎて腹ペコだったが、すぐ左手のテット・ブランシュ（白い頭）Tête blanche 3701mにさっさと登り、皆で記念写真を撮る。その後、最後の行動食をたいらげて今晩のシェーンビール小屋2694mに向かう。ここからの滑走はけっこう長い。クレバスの危険地帯を抜けた後、高度が下がるに従い雪質がだいぶ悪くなってきたが、幸運なことに雪面に大蛇が水面を泳いでいるような巨大なトレースがしっかりとついていて、それに沿ってビューンビューン楽に下れたのは助かったし、ジェットコースターみたいで面白かった。コースアウトしているメンバー約1名いましたが・・・（笑）。最後、小屋に向かって登り返し、小屋までスキーで200m滑降。その時！
「ギャー！」小屋のまん前で、ガイドのフィリップが大転倒！腐った雪でスキーの先が凹みに突き刺さり顔面からズッポリである。小屋のテラスでそれを見ていたスキーヤーも、トシも、両手挙げて大笑いのおおはしゃぎである。本当に・・・・最後の最後まで笑わせてくれる。
ツムット氷河のモレーン上にポッコリと立っているこの小屋からの眺めは素晴らしく、ずっと前から泊まりたいと思っていた小屋だ。マッターホルンの北壁がツムット稜とイタリア側のライオンリッジをはさんでドッカーンとそそり立ち、本当に目と鼻の先である。東壁の上部が少しみえて、究極の迫力満点のアングルである。 
<a href="http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_15.html" onclick="window.open('http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_15.html','popup','width=800,height=600,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_15-thumb.JPG" width="230" height="172" alt="" align="left" vspace="5" hspace="5"/></a>
Schoenbiel Hutte ショーンビエール小屋は、一番街に近い小屋だが、一番不便な小屋だった。もちろん、水はないし、トイレは外にしかなく、夜中でもつるつる滑る凍った雪の上をくだっていかねばならないのは恐ろしかった。]]>
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   <title>オートルート最終第6日</title>
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   <published>2009-04-21T21:53:49Z</published>
   <updated>2009-10-15T08:24:34Z</updated>
   
   <summary>【4月10日　曇り・晴れ】 Schoenbiel Hutte 2694m （ショ...</summary>
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      <![CDATA[【4月10日　曇り・晴れ】
<a href="http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_7.html" onclick="window.open('http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_7.html','popup','width=800,height=389,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_7-thumb.JPG" width="230" height="102" alt="" align="right" vspace="5" hspace="5"/></a>
Schoenbiel Hutte 2694m （ショーン・ビエール小屋）発　–　Glacier de Zumut（ツムット氷河）　–　Zermatt 1618m（ツェルマット）着 
標高差登り5m　標高差下り1076m　行動時間2h]]>
      <![CDATA[早朝ツェルマットの村を見下ろすと、雲から後光が射しており、静かで平和なスイスを象徴しているような風景が目に入る・・・・ツェルマットまで下ったらオートルート終了だとおもうと寂しい気分・・・・。ヴァレー・ブロンシュを一緒に滑ったのはもう一ヶ月前のような気がする。しかし、そんなノスタルジーの浸っているのも束の間で、朝っぱらからそれこそカリカリに凍ったツムット氷河の上をフィリップを先頭に弾丸のようにぶっ飛んで滑っているトシ！タカヨ！ユキ！アラン！カズヤ！　がたがたに着いた轍にスキーを取られそうになるが、皆転びそうで転ばない。最強のチームである（笑）。クレバス地帯をすぎ、森林地帯に入り、2時間弱でツェルマットの村に無事到着。
<a href="http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_16.html" onclick="window.open('http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_16.html','popup','width=800,height=600,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://kenhai2100.com/haute-route/images/SwissNews/SN33_16-thumb.JPG" width="230" height="172" alt="" align="left" vspace="5" hspace="5"/></a>
『みんな、ありがとう。最高に楽しいオートルートだったよー！』
ツェルマットの村にある五星ホテル、Hotel Zermatterhof でフィリップのピアノコンサートのおまけが付いて、シャンペーンで乾杯。その後、白鳥さんと神田さんと合流し、和やかな雰囲気でランチを取りツェルマットを後にした・・・。
 
<h6 align="center>お・し・ま・い</h6>
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   <title>オートルート：あとがき</title>
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   <published>2009-04-21T20:06:29Z</published>
   <updated>2009-04-22T02:11:04Z</updated>
   
   <summary>久しぶりに、深く山の懐に抱かれた心地がした・・・・。 昔は年間100日を軽く越す...</summary>
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      <name>lucky</name>
      
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      久しぶりに、深く山の懐に抱かれた心地がした・・・・。
昔は年間100日を軽く越すほど山に入っていたのに、ジュネーブに住み始めてから手軽な日帰り山行が主で、その日にかいた汗はその日に流すのが当然のようになってしまっていたことに気づかなかった。それって、まさにヨーロッパ人が好む山の楽しみ方。

      <![CDATA[6日間履き続けたくさい靴下、脂ぎった髪の毛・・・すべてが懐かしい気がした。
でも、一番心が揺さぶられたのは、私と同じレベルで山を愛する日本人の山仲間とのふれあいだった。やっぱり違うんだよねぇ・・・・祖国、『日本』の心。早いものでスイスに住み始めて16年も経ち、海外の良さも悪さも、日本の良さも悪さもよく見えるようになった。
久しぶりに、日本人の山男と山女と共に山に入り、私は最高に楽しかった。こんなに気を許して大笑いした1週間はいつ以来か想い出せないくらいだ。
もちろん、今回オートルートを無事にやり遂げたということも嬉しい。しかし、それ以上にタカヨ、カズヤ、トシ、カツという素晴らしい山仲間達に出会えたことが私にとっての最大の喜びであり収穫だ。あたたかく歓迎してくれた神田さん夫婦との久しぶりの再会も心温まる想いだった。皆から大きな刺激を受け、たくさんのエネルギーをもらった。<br>
みんな、本当にありがとう。<br>
それから、こんなに素晴らしい天気をプレゼントしてくれた神様に深く感謝。
最後に、世界で一番大好きなわたしの理解者、アラン君、今回は日本人グループに混じってオートルート同行どうもありがとう。
また近いうちに、みんな、山で会いましょう。
<h6 align="right">ゆき より</h6>]]>
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