No.371 要害山(536m)と実成山(603m)、尾続山(538m) (2018.2.14)

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P2140017.JPG日時:2018年2月14日(水)快晴、午後微風
集合:JR中央線・上野原駅8:15分
参加者:(7人)勝巳、才美、憲治(リーダー)、貞子、吉生(写真)、茂子、達也(記録)

P2140010.JPG例年になく寒い日々が続いていたが本日(2/14)は快晴となり、絶好の登山日和だった。甲州街道沿いの上野原市は思いの外開けており、JRの駅舎周辺は大掛かりな再開発工事中で、展望台が素晴らしいから是非見て行ってくださいと駅員さんが自慢。鏡渡橋ふもとの要害山入口にある廃家屋には多少驚いたが、市街地を少し外れた田舎の風情は落ち着いた里山で大きな農家が散見された。
農道の害獣防御策には猪、鹿が網に引っかかって居たら触れずに市当局の係に連絡をとの表示やクマに注意とあり、里山も増え過ぎた害獣の被害に遭って居る事を再確認させられた。小倉集落を通り、赤い鳥居の山の神・神社を抜けて急峻な雑木林を登って行くと、一気に展望が開けて、冠雪の富士山を見渡せる山頂に到着。登山口から遠望された大きな杉の木の下に秋葉大権現が祭られた要害山だ。(登山開始からほぼ60分ほど)。
P2140029.JPGこの山頂には戦国時代甲斐国・相模国・武蔵国境において最大級の山城である大倉砦(東西220m、南北35m)が築かれていたとの事。
小休止の後、残雪が一部凍り付いた杉林の急坂を慎重に降り、集落分岐を過ぎてからは急峻な尾根道を登り、小さな祠のある通称・風の神(540m)到着。(要害山からは30分)。
 更なる小休止の後、大きなもみの木が林立する太い尾根道を下り登りしてコヤシロ山(600m)に至る。(要害山から70分)。
昼食後、コース最高地点の実成山・みなしやま(609m)に向かい、快適な尾根歩きを 続けて尾続山(538m)に到着。(要害山から110分含む休憩)。
 小休止後、柔らかな落葉が敷き詰められた尾根道を楽しみながら降り、尾続集落に入ると江戸幕府が甲府に置いた直轄学校・甲府徽典館(きてんかん)の貴重な門が移築された立派な遺跡を通過し尾続バス停に到着。(登山開始から4時間20分)。
 バス停前には約12アールの尾続フラワー公園の敷地が有り、春先からは地域の住P2140033.JPG民が大切に育てた花々を楽しめるとの事。
ストックを袋に納め、靴紐を緩めて車道を2.0Km程歩き、新井バス停に到着。 最寄りのコンビニでアイスクリームを見つけて疲れを癒すことが出来た。
 年明け以来、各地で大雪が降り、日陰の山岳登山は大変とばかりにアイゼンを用意したが杞憂に終わり、長閑な小春日和のような天候で爽快な山行きでした。
行程:(8:45)上野原市・鏡渡橋ふもと出発 →(10:10)要害山登頂@536m →(11:00)風の神様@540m→(11:40)コヤシロ山@600m →(12:10)実成山@609m→(12:30)尾続山@538m→(13:05)尾続バス停到着 →(13:50)新井バス停到着 →(14:16)新井バス停発 →(14:30)上野原駅到着 →(15:30)町田駅到着・解散。

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コメント(1)

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記録のとおり良い山でした。天気も、道も。景色も、楽しかった。恩田

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