サロン105小野路宿のフィットパス(2017.11.13)

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PB130054.JPG実施日;平成29年11月13日(月曜日) 曇時々晴れ
集合;小田急線鶴川駅 9時半
参加者;リーダー;吉生(写真)、勝巳、才美、達也、茂子、憲治、貞子(記録)。
コース;

    鶴川駅―バスで小野路宿スタート点別所停留所下車―妙桜寺―みどりのゆび管理里山―布田道―関谷の切通し―地蔵祠―本杉公園―旧小野宿街道―小野神社バス停前―新袋橋―昼食讃岐うどん「かいと」―民権の森―町田ボタン園―七国山ファーマーズセンター―鎌倉井戸―鎌倉古道―丸山橋―野津田車庫前バス停乗車―町田駅―解散。
フットパスとは英国発祥で古い街並みや田園、森などの風景を楽しみながら歩 く(フット)ことができる小道(パス)のことで、最近は自治体などが力を入 れて散策路を整備している。まだまだ森林や田園が多い多摩丘陵の原風景を残 す町田北部の小野路地PB130046.JPG域は八王子、甲府、新潟方面へ抜ける「鎌倉古道上の道」 と呼ばれた街道で江戸時代には小野路宿場として賑わったコースを散策する。
今日は、集合地の鶴川駅前から聖跡桜ケ丘行きバスに乗り18号線を15分程走り別所バス停に着く。街道からすぐに始まる畑沿いの細い道を歩き出すと左右は里山の雰囲気となり、ムクロジの大木が実を落としている。割って見れば羽子板の羽根留め材料の黒玉として良く見たものだ。妙桜寺で上りつめた道を折り返すように来た道と並行した様にあるうっそうとした尾根の小道を下り谷戸の布田道(ふだみち)へと出る。
小野路宿と甲州道中布田五宿を結ぶ布田道13Kmは、幕末には甲府から江戸に行く近道として近藤勇や土方歳三らも府中から出稽古で往来したと史案内書きにある。
うす暗い登り竹藪道から深く切り立った地形の関屋の切り通しを通り抜け進みゆくと人PB130056.JPG気のない休耕田沿いの私有地でアーチェリーの練習に夢中な方に出会う。危険競技なので同好の士との山中で安全恰好の練習場なのか養生された標的が点在し、的を外さずになかなかの腕前であった。
浅い切通しの道から舗装路に出ると一本松公園があり、人家が点在する長い坂道の車道を下ると旧鎌倉街道、都道18号線の小野路宿に正午を過ぎて到着する。 昼食はリーダーがお勧めの名代のうどん屋と決めていたので店をめざし旧宿場の雰囲気を残した道沿いを食事までにあと2.5Km、30分を気力を出し頑張ろうと足も速くなる。
この道には途中に綾部原トンネル1.1Kmがあり、ほぼ半分がトンネル道である。 平成PB130066.JPG17年3月に開通するまでは丘陵の尾根廻りで渋滞の迷惑道であった様だ。 トンネルは四車線、歩道の幅も余裕にとり、長さもそこそこな大きなトンネルである。抜け行くと繁盛店のうどん屋はかなりの席待ち客で賑わっている。
食後1:40から腹も満ち動きも鈍く歩き出し野津田神社から民権の森へと続く。森は常緑樹で樹下はどんぐりを敷き詰めたようで、子豚を放せば立派なイベリコ豚に育つだろうか。この森の名称は多摩地区の地元豪農たちが文明開化に刺激され自由や権利への実現を目指した処の野津田地区の石阪昌孝の墓の由だ。 森林と石阪氏の墓の手入れは市の委託を受けた近在農家が組合を組成し農閑期に手入れをすることの様だが、やや荒れた残念な道筋となってしまっている。 舗装路に出ると町田市営ボタン園、七国山と眺望PB130071.JPGの良い道の分岐から「鎌倉古道上の道」のうっそうとした林道を歩く。道筋は江戸時代の侍が歩いて居る様な趣に時代劇ロケ地として人気があるそうだ。
上の道林道を抜けると住宅街を通り15分ほどで野津田車庫バス停に出て、バスで町田駅へ向かう。
全体に町田コースは案内書がないと判りにくい道であり、もっと道標が整理されると気楽に散策できるのではないかと思える。
帰り際には今日は丁度、メンバーの誕生日の方が居り茶会でお祝いして5時過ぎに解散する。

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