サロン102 三浦半島、三崎めぐり (2017.4.26)

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P4260013.JPG早い春が来る城ケ島を抱える三浦半島の突端。丘はキャベツの緑に埋め尽くされている。
実施日;2017年4月26日(水)曇り。
集合;26日午前8時50分 横浜駅京急改札口。
参加者;15名
吉生(リーダー、写真)、勝巳(写真)、才美(記録)、達也、茂子、三貴也、美奈子、善右 衛門、恵美子、憲治、貞子、幸子、邦子、一朗、進。

実施日が雨模様と何日も前から予報が出て、気が気では無かったが、なんとか曇りのまま推移。海岸特有の強い風は致し方ない。少し寒いくらいで、かえって歩きやすい。
横浜駅京急の改札口で有人の切符売り場がない。全部自動販売機で利用者に不親切。
特に「みさきまぐろ切符」なる代物は、もちろん自動販売機画面に最初は表示されていない。まず、「切符」を押し、次に多くの選択に迷いながら「お得な切符」を押し、やっと到達し3枚セット切符が買える。こんなこと聞かなければわからないのに、この時間になっても聞くべき駅員はいない。自販機はコスト低減には貢献するのだろうが。
CIMG0658 (3).JPG半島のバスが出る三崎口駅にはもう燕が来ている。海をまたぐ大きな橋をバスがあっという間に渡れば城ケ島。島風が強く冷たい。城ケ島ホテルを巻くように、岩畳を行く景色はいい。沖に向かって長く突き出た岩礁は宮崎の青島だ。30分も岩畳を歩くと「馬の背洞門」。洞門の額に入ったように沖に軍艦がのんびり昼寝している。これでいい。
途中の岩場の上は、「ヒジキ」が丁寧に黒く干されていた。聞けば小売価格の5分の一で出荷するという。採取を待つ茶色い「ヒジキ」が岩礁にこびりついて、いくらでも採れそうだが、此処にもせちがらく漁業権があるらしい。
馬の背洞門から坂を登ると城ケ島の脊梁の道に出る。鬱蒼とした新緑の森は、此の島の自然が大切にされている証だ。見下ろす港に、気の早い鯉幟をつけた漁船が舫っている。かわいい男の子がいるのだろう。断崖には、海鳥の糞が雪のように白い。海鵜の生息地だが越冬は終わりを告げ一羽も見つけられない。燕が来て、海鵜は帰った。さあ新緑の先へ大股で風景に入り込もう。
P4260022.JPG歩いても島に生活臭が無い。どこか緑の中に住民は生活しているはずなのだが。「白秋の碑文」からバスでこの島を離れ三崎港に向かう。今回の切符は、バスも、鉄道もどこでも何回も乗れる便利なものだ。昼食は全員の楽しみ。新入の1年生が給食を待つようなもの。テーマがそもそも「まぐろ切符」という位だから旨いまぐろに違いないと、自分が払った料金は棚に上げて期待する。昼食の場所は幹事が特に苦労して選んだ「立花」。三崎では比肩することなき大きな老舗だ。明治に建ったに違いない急な階段は、光沢が出るまで磨き抜かれている。各自鮪を中心にした昼食を済ませ、ビールなどの力を借り、午後のコースの「京急油壺マリンパーク」へバスを乗り継ぐ。
P4260032.JPGイルカや、オットセイ君が一生懸命に演技しているのに、平日の為か見ている人は少なくなんだか申し訳ない。駅に帰り着きお土産でもと思ったが、子供向けの物ばかり。三崎口からの特急電車は始発。薄日も差してきて電車はやたらと早い。
いや、そうではなく今までいた春の三崎半島がゆったりしていたためだろう。
コース概要;徒歩約90分。
横浜発9時――三崎口着10時――バス――城ケ島着10時40分――散策60分――白秋碑文前バス停11時40分――三崎港着12時――昼食――三崎港発バス13時20分――油壺――13時50分油壺マリンパーク――15時油壺バス発――三崎口15時20分――三崎口発15時40分(解散)――横浜着16時30分。
費用
みさきまぐろ切符2,980円(含む京急電車、バス代、マリンパーク入場料、昼食)。

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