No.356 体力測定登山 報告(2017年3月30日実施) 快晴 無風、積雪あり

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CIMG0582.jpg参加者;(4人) 勝巳(記録、リーダー)、才美、幸子、邦子。
「果無、大台ケ原」訓練を兼ね、5月の体力測定登山日に都合が悪いものに声をかけ、少し早いが本年度の体力測定登山に臨む。5月に実施する「指導標」修理の下見も兼ねている。

3月も終わるのに積雪の意外な待ち伏せ。全行程の3分の2は雪中。残りはほとんど雪解けの泥道。幸い雪山はトレースがしっかりしてラッセルは必要ないが、それなりに凸凹の雪道は歩き難い。雪を避けて、下りコースは変えたがなんと所要時間7時間。簡単ではない体力測定になった。なお、指導標の一部が破損し、表示は読み難い。修復は必須だ。
CIMG0569.jpgこの日だけ快晴の登山日和。小田急線はなんだか混んでいる。関本から1450円のタクシーで最乗寺。車中から今年は随分雪がついてると山肌を呑気に眺めていた。歩き始めてから舗装の林道までは例年の通り。枯れ枝にも早い春を感じる。泥道が終わった瞬間に雪山。積雪は場所によって異なるため表現が難しいが、スパッツが有効なほど。たぶん30?位だろう。数日前に降った真っ白な新雪。樹陰が雪面に紫に映える。雪を歩く足音のみの静かさ。途中の我が会の指導標を点検し、赤布を木々に結びながら快適な雪山散歩。と言うと楽々に見えるが、実際は雪道は歩き難い。途中で休憩ができなくただひたすら歩き続ける。やっと稜線に出る。流石に稜線は風があるがトレースがしっかりしている。富士山が大きく、なぜか黄色い。何となく箱根の山は茫洋としている。山頂に登山者が他に一人のみ。狭い乾いたベンチにやっと座って昼食。CIMG0579.jpg寒くはないが、下山路を雪も少なく、登山者も多いので、明確なトレースが期待できる「見晴らしコース」に変え早々に出発。途中、雪の中で母子の登山者に逢う。小学校4年と言う女の子は、足が寒いと言っていた。そのはずである運動靴だ。ここから先は急傾斜だから戻った方がいいと言って別れたが、なんだか心配である。窪みに雪解け水が流れ、泥が靴にまとわり、ズボンに跳ね上がる。皆無口。一昨日雪山から帰ったばかりの自分の体力を再確認するが、やはり見晴らしコースをこんなに長く感じるのは体力の減退。わが身を知るいい機会になった。家に着き雪の泥道で汚れた杖や登山靴を洗う。ビールはこれからだ。
コース;(徒歩約7時間) 新松田駅改札集合7時30分――最乗寺駐車場8時30分発――舗装林道9時30分――12時山頂(昼食)――見晴らしコースを下山――14時廃屋――15時20分最乗寺バス発――16時30分新松田発――海老名(解散)。

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