No.352 新年山行 (2017.1.12)

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P1120043a.jpg好天に恵まれ伊豆の海は真鶴半島を従え陽にきらめく。蜜柑畑はまだ健在。恒例の芝の広場は変わらない私たちの集まりを微笑んでいる。

IMG_2856a.JPG日時;2017年1月12日(木)快晴。無風。  全参加者14名
集合;バス組。
JR湯河原駅改札口  9時25分(バスは9時35分発1番乗り場)。
参加者;11名 勝巳(リーダー、ガスコンロと鍋担当)、才美、達也、茂子、
三貴也、美奈子、邦子、幸子、一朗。
集合;自車参加。
憲治(食糧、料理担当)、貞子。
集合;ハイキング組。
JR湯河原駅改札口  7時30分 バス7時35分発は途中吾郎神社までの為タクシー利用) 参加者; 3名 吉生(ハイキングリーダー)、進、亮子。
バス組のコース(徒歩2時間程度) 湯河原駅前1番線からバス(箱根登山鉄道、元箱根行乗車)9時35分発――(つばきライン経由)――10時10分(しとどの窟バス停)下車(トイレ有)――城山山頂11時――芝生の椿咲く広場P1120032.jpg11時10分着ハイキング組と合流(トイレ有)――(昼食、鍋料理新年会約2時間)――13時10分出発 (解散)(4名は、しとどの窟に戻り、バス、自車利用で下山)他は湯河原駅へ(以下ハイキング組に同じ)――城山学園14時――城願寺14時30分――JR湯河原駅14時55分発乗車――小田原――海老名16時ごろ着。
ハイキング組(徒歩約4~5時間) 湯河原駅前からタクシー7時40分発――幕山公園――徒歩――しとどの窟9時30分――(途中トイレ有)城山山頂10時――芝生の椿咲く広場11時着(準備)バス組と合流――昼食、鍋料理新宴会約2時間――13時10分発(解散)湯河原駅へ――バス組に同じ。
持ち物;一般登山用品の他、 団体(鍋2、コッヘル大1、コンロ、燃料3予備含 む)は勝巳。食材等憲治さんが持参。
個人は(箸、スプーン、大きめの(食器、座る敷物)、アルコール)お湯(料理用のもの1リットル程度だが大小にはこだわらない自宅にある物)。
IMG_2838.JPG費用;参加費(料理代実費)500円、ほかに交通費(バス代含む)。
ともかく、此の快晴は素晴らしい。風もないに等しい。思ったほど寒くもなく、途中うっすらと汗さえかく天気だ。新年初めの山上パーテー山行にこれ以上の条件は無い。14名の参加の為、準備に大わらわ。特に料理担当の憲治さんは何も言わなかったが、事前の準備に大汗をかいたに違いない。現地での手間を少しでも減らそうと、全ての食材が可能な限り事前準備されている。もちろん里芋も、ニンジンもゆでてあり、野菜は刻まれている。現地で料理したのは豆腐を切っただけの徹底ぶり。鍋さえ火にかければ、あとは出来るのを待つだけてある。これらの準備はやってみて初めて苦労がわかる。14人分の同一料理など、町の食堂だって作らない。それを加熱も、鍋釜も制限される何かと不便な山中で、時間制限の中で行うのだから。もちろん、憲治さん指示のもと健ハイ伝統の男料理、女性は敷物の準備で陣地つくり。空腹でなくても掛け値なしで旨い。料理名は不明だが実質は肉と野菜の鍋の様だ。参加者の協力も見事。轟々と音立てるガスコンロを気まぐれな突風からよける為人垣を作る。空は青空。海は紺碧。芝広場はわれらの専有。ゆっくりした大島、小さいが暖かそうな正月らしい名前の初島、冬の伊豆の山が紫に遠く、半島や岬が海に伸びる。突然「歌ってもいいですか」との石川さんの声。もちろん三大テナーの様にはいかないが何とも素朴な歌声。歌も初めて聞く不思議なもの。そうだ遠い昔、山ではこんな火を囲み、草地に寝ころび、あるいは夕暮れのテントの中で歌っP1120041.jpgたのだ。あの頃ははるかに遠のいていることに突然気づく。昔に帰れる純真な歌声の主が羨ましい。そうだ、次の機会に挑戦してみよう。出来るかもしれないとむくむくと意欲がわく。
こんなことは残りの人生の中であと何回出くわせるのだろうか。
湯河原までの道は、みかん畑の中の海を見下ろす林道。うめいてるようなビャクシンの太木のある城願寺に新年のお参り。駅までの道でミカンを買う。列車は申し合わせたように来る。熱海発はいつも空いている。まだ日は高く丹沢に雪が光る。暖かな車内で元気な話声をうつらうつら聞いている。

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