No.339 武川岳 1052m (2016.3.12)

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a201.JPG3月の山は低山でも侮ってはいけない。 参加者;4名 勝巳(リーダー、記録)、憲治(サブリーダー、会計)、貞子(写真)、善右衛門。
日時;2016年3月12日(土)平地は曇り 山は雪。寒い。
集合;3月12日(土)横浜発東急東横線6時58分発飯能行に乗車。

コース;徒歩5時間
横浜発6時58分飯能行(東急東横線)――飯能着8時26分――タクシー――名郷から山中林道を終点近くまで9時50分――妻坂峠10時50分――武川山山頂11時50分―― 妻坂峠12時30分――武甲山生川登山口(一の鳥居)13時――延命水13時30分――秩父石灰工業14時30分――横瀬駅(西武秩父線)15時――飯能――小手指――横浜(解散)17時30分。
持ち物
杖。昼食。水筒。懐中電灯。雨具。医薬品。その他一般用品。スパッツ念の為。
地図;2万5千「正丸峠」「秩父」。
やけに寒い日が続く。降ることはないだろうと出かける。横浜から飯能まで快適に直行。飯能からの名郷行バスを予定していたが、4人で割り勘だし、買い物もゆっく出来るし、何といっても名郷から林道を奥深く入れるのが魅力でタクシー(8,290円)に。途中、雲が上がって霧かと思いきや、雪。山肌にかなりの降雪量。歩き始めから粉雪。沢沿いで風こそないが寒い。一汗かいで妻坂峠へ、と簡単に言うが雪道で時間を要する。雪の覆われた妻坂峠からかなりの急登。雪で滑る。アイゼンを持参しなかったことが悔やまれる。稜線を苦労していくつかの凸凹を登って、霧氷、氷の海老のしっぽの森a41.JPGを抜ける。自然は実に美しい。積雪は5~10センチ。雪を蹴って快適と言う元気はないがそこそこ満足な雪山。雪山に音はないのに、突然、武甲山の発破の音に驚かされる。そういえばここは武甲山の裏山。山頂は昼食の適するいくつかの雪の中のベンチ。もちろん何も見えない雪曇り。ここで計画通り名郷に下る道を調べると僅か一人の足跡のみ。吹き溜まりの雪は深そうだし途中にある天狗岩周辺も厄介だし、下山時間が大幅にかかることも予想されたので、急遽、妻坂峠に戻り横瀬に向かう事にコースを変更。状況に応じて自在に変更するのは登山の面白味ですらある。危なっかしい雪の急坂を周囲の樹にぶら下がりながら一の鳥居までくればあとはダンプ用の舗装の大道。ひたすらこれを駅に向かい下る。途中、巨大な石灰採石工場が右に左にいくつも出現する。まったくうんざりする沢沿いの下り道。やっと人家が出て、横瀬近くになってからもなかなか駅に着かない。着いても何もない。雪はいつの間にか止んでいる。ここまで来ると梅が満開で降雪の証さえない。雪道を歩いた泥靴の証跡は勲章。土曜日で多少混みあう単線の横瀬駅から小手指で乗り換え温かい電車で一眠りしたら横浜だ。
教訓;3月の山は雪が降る。逃げ道は事前検討を十分にしておく。舐めてはいけない。

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