No.338梅の幕山(615m)と「採草原野」(2016.2.15)

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makuhari2.JPG4000本の満開の梅のはずだが、何しろ自然が相手。今回は四分咲の梅の香。
天候悪化を危惧して一週間延期しての実施。このコースは四季の利用価値が高い。

実施日;2016年2月15日(月)晴れ、曇り。
参加者;(5名)勝巳(リーダー記録)、才美、憲治(会計)、貞子、ゲスト1名。
毎回の事だが、企画した人間の当日の天気に対するストレスは相当なもの。夜中、何度も窓を覗く。出発時は快晴を思わせる暖かい日の光。いつまで続くかは別にして、ともかく一安心。いつもの湯河原駅ではなく真鶴駅にしたのはタクシー代の節約による。ここのタクシー会社は駅での事前予約こそできないが対応は実に親切丁寧だ。
行先はかねてから地図上で名前しか知らなかったあこがれの「採草原野」に向かう。
いまどきこんな近くに「原野」などと言う名称がついていることだけで心が躍る。場所はわかり易い。湯河原ゴルフ場の入り口を過ぎ「美化センター」の手前で左折そのまま「白銀林道」を突っ切ればそこが原野だ。といっても入り口周辺は「皐月の郷」でかなりの皐月が群生している。花は壮観であろう。運転手が帰り道に不安になっているので、適当なところで原野の中で下車。周囲は、虎狩になった密集した竹藪と草刈り場。そのmakuhari1.JPG先に真鶴半島、大島、伊豆の大室山、三浦半島が冬の海特有の色合いの中に眼下に見える。道は下草も刈られ広さもあるが、杣道と言ういい方が最も適している。仕事帰りの樵や炭焼きがいきなり曲がり角から出てくる雰囲気なのだ。人の気配はない。ここはやはり観光地ではない。何かの都合でこのような原野が出現したのだろうができればこのままがいい。採草原野から向かった自鑑水は(自害水)を換えた呼び名だ。頼朝が逃げまどい、山中でこの池に映った自分に絶望し自害しようとしたが思いとどまり天下人になったいわれの池。森の中の寂しく小さな池。池には僅かながら生ぬるい湧き水が流れ込んでいる。そこから白銀林道を超えて幕山の北側の枯れ木の森を登れば幕山山頂。相変わらず見晴らしはいい。芝も健在。多少寒くなったので早々に下山。途中何度も同行したことのある、隣組のご夫婦に出会い立ち話で談笑。こんなところでと、偶然を越して不思議な気がした。梅は四分咲き。それなりに美しい。ゆっくり梅の斜面を下り、広場の売店でめいめい昼食と買い物。山越えで裏から梅園に入ったので料金200円を支払う機会を逸した。次回に貯めておこう。臨時バスが5分後に出るというので衆議一決。湯河原駅まで。やはり車は楽だ。この時間なら「もう一山」などと空元気を言える余裕。
この記録を書いている最中に冷たい雨が降ってきた。もう、いくらでも降れ、もっと降れ。
実施日時;2016年2月15日(月)。
集合;JR東海道線 真鶴駅 改札口(1か所)午前8時40分。利用タクシー会社 真鶴交通 0465-64-0221
コース;徒歩3時間
真鶴駅発8時50分タクシー(4人乗り1台2000円程度)――採草原野着9時――自鑑水9時50分――幕山10時30分(第1回昼食。)――12時梅林(各種売店トイレ、第2回昼食)――13時30分湯河原駅(解散)。
持ち物;杖。昼食弁当。雨具。防寒具。医薬品。水筒。その他ハイキング用品。
リーダー;勝巳、サブリーダー;憲治。
費用;JR交通費の他、タクシー代割り勘分400円。帰りバス代260円。

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