No.329 奥武蔵、関八州見晴らし台。高山不動尊(2015年3月14日)

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記録;勝巳
関東三大不動尊。樹齢1300年の大銀杏。山間の集落を抜け、重要文化財の立像を拝する早春の丘歩き。(関八州とは、武蔵、相模、下総、上総、安房、上野、下野、常陸の事)。
土曜日の為か、200名近い全員老人の集団登山者に遭遇。我々の手前駅で降りたが、ホームが登山者で満杯で改札まで渋滞状態。このような集団登山は登山の常識を超える。それにしても、交通が便利だ。横浜7時に出て9時30分に歩きはじめられる。

天気は薄曇り。気温も高く「見晴らし台」付近で僅かな風花に会うが趣があって楽しい。道はしっかりして道標も十分だが、何せやたらに登山道が多い為、どこを行けばいいのか贅沢な悩みが付きまとう。展望台からの眺めは雄大と言いたいが樹木が成長してそうはいかない。関八州が環境庁の表示板によると天気により見えるようだ。山頂に若い人達がいたが、思ったより静かな山である。それでも近郊の低山であるためほとんど杉の植林帯を歩く花粉症の本場だ。真っ只中に入ると花粉症はokuicho.JPG大したことはない。台風の目のように。関東三大不動だけあって高山不動は思いのほか大きく堂々としている。参道の急階段は慎重に下る必要がある。階段下の大杉は永年の命を秘め凛として天に聳えている。いつも思うが、巨木は清々しいく孤独だ。どんな歴史を見てきたのだろうか。近くに生活している人家が数軒あるのには驚いた。こんな山中での人生はどんなものかと想像する。
駅下に暗い売店の「缶ビール300円」の情けなさそうな張り紙に誘われ立ち寄る。もちろん売店に人はいないから大声で呼ぶ。駅までビール片手に坂道をあがる。
電車に乗れば飯能で始発乗り換えし、そのまま横浜だ。この便利さはこたえられない。一層ビールを美味くする。(途中電車で、あの団体に合わずに帰れますように,アーメン)。

  • 参加者;勝巳(リーダー)、憲治(リーダー)、貞子、茂子。
  • 日時;2015年3月14日(土曜)
  • 集合;西武池袋線、西吾野駅改札口9時30分
      (電車参考)横浜7時05分発湘南新宿ライン――池袋7時43分着乗り換え(西武池袋線快速急行長瀞行8時05分発乗車)――直通――西吾野駅着9時24分。
      (土日ダイヤ注意。池袋乗り換えは15分見ること)。
  • okusanson.JPGコース;徒歩5時間弱
      西吾野駅9時30分――舗装道――間野9時50分――萩野平(石地蔵10時30分――丸山11時20分(昼食)――関八州見晴らし台12時――高山不動13時――西吾野駅14時30分ビール乾杯(売店で買った賞味期限ギリギリつまみ付)。
      (帰り電車)西吾野駅15時04分発――飯能15時31分着(15時40分発元町中華街行き乗り換え)――横浜着17時06分。
  • 持ち物;一般登山用品 積雪無しアイゼン使わず。 地図25000「正丸峠」。
  • リーダー;勝巳、憲治。
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