サロン82　日本橋界隈散策（2014/9/22）

天井ドームの彫刻について設計者辰野金吾の業績を交えて説明を受ける。自分たちだけでは見過ごしてしまういろいろなことを教えてもらい興味深い。東京駅は地震対策として建物が外部から独立した構造になっておりオイルダンパーにより30cm横移動できるようになっている。つまり地震の時は東京駅に逃げ込むのが安全ということ。

その後シャングリラホテル横にある北町奉行所跡を通り、通り沿いのビルの説明を受けながら日本銀行へ向かう。

貨幣博物館はあいにく定休日。そこから歴史のある三井銀行本館の建物を見て三越本館に入る。一階から五階までの吹き抜けに立つ天女像を見る。 さらに地下道まで下りて江戸時代に描かれた煕代勝覧（きだいしょうらん）――実物はベルリン美術館所蔵‐‐のレプリカを見る。当時の江戸の町並みが描かれ、中に現存する商店が何軒もある。

次に再び地上に出て日本の道路の起点となる場所（元標）を見るまさに道路の真ん中に埋め込まれており普段よく通っていたにもかかわらず全く気付いていなかった。

 その近くには江戸時代に受刑者がさらし者（さらし首）にされた場所があり当時の犯罪者を見せしめにした残酷さを思い浮かべた。その後日本橋魚河岸跡をみてガイドツアーは終了。

昼は栄太郎本店にて各自思い思いの弁当を注文。

こんなところに昼時比較的空いていてお洒落なレストランがあるとは。まさに日本橋再発見であった。

午後はコレド室町（EDOのCORE）で開催されているアートアクアリウムを見学。 

いろいろな種類の金魚をいろいろな形状の金魚鉢の中に入れて泳がせそこに色光を当てて幻想的な雰囲気を出している。毎日超満員のようで中を歩くだけでも疲れる。 15：00解散。