No.322 湯沢峠―大鹿山コース(2014年9月18日)

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(記録:秀昭)

  • コース:湯ノ沢峠-大蔵高丸(1782M)―ハマイバ丸(1752M)―大谷ケ丸―ゴンドウ丸―景徳院
  •                                                      
  • 日時: 2014年9月18日  曇り
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    10;03出発。 分岐。右の高丸に向かう。緩やかな登り。お花畑に入る。動物防護柵を5回ほど通過。花をほぼ終了し、アザミ、タムラソウ、ワレモコウ、イヨフウロ、ホタルブクロ、ハナイカリ、アキノキリンソウ等が見られたのみ。10;20一旦くだるがすぐ緩やかな登りに入る。ブナ林を行く。10;44大蔵高丸(1781M)に到着。ガスって遠くは見えない。ツリガネニンジンが見られる。

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    10;51出発。少し下る。数回小さなアップウダウンを繰り返し進む。11;15ハマイバ丸頂上(1752M)に到着。昼食をとる。11;34出発。急なザレ場を下る。急下りは11分で終了したが、またしばらくして急下り。12;03天下石頂上通過。 また急下り。12;25米背負峠到着。休憩。分岐になっており右に下ると40分ほどで林道に出、そのあと90分ほどの林道歩きでバス停に到着。

    今回は大谷ケ丸にむかう。急登りが15分ほど続く。

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    13;00 滝子山分岐通過。13:01大谷ケ丸(1643M)頂上に到着。展望なし。13;10出発。曲沢峠にむかう。また15分ほど急下り。カラマツ林を通過。13;47休憩。14;01ゴンドウ丸(1392M)頂上に到着。14;19曲沢峠(分岐)通過。右に下る道は封鎖。大鹿山に向かう。14;28分岐。左は大鹿山、右の景徳院に下る。ここも急下りが多い。途中10分休憩。15;38最後の急下り。山道の両側に少し前まで人が生活していたと思われるあとが残っている。

    15;43 大谷ケ丸入口に到着。舗装道に出、人家の中かを下る。

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    15;51景徳院に到着。院内散策。ここは武田勝頼終焉の地である。タクシーで甲斐大和駅へ(所要5分)。(歩いても30分)。本日のコースは登り標高差は140Mでたいしたことは無いが、下り標高差が1000mと大きいのと小さなup-downが多くあり、また急下りも何回もあるのでかなりハードである。 また広葉樹の緑がきれいで、秋の紅葉も見事であろう。 本日出会った花はクサノオウ、ヤマオダマキ、トモエシオガマ、アザミ、タムラソウ、ホタルブクロ、ヤマハハコ、イヨフウロ、アキノキリンソウ、ハナイカリ、ワレモコウ、コウヤボウキ、ハンゴンソウ、トリカブト、シモツケソウ、ツリガネニンジン、マルバダケブキ、シモバシラ、ミズヒキ、ウスユキソウ、ウメバチソウ等であった。 

  • アクセス: JR中央本線甲斐大和駅下車。駅前よりタクシーで湯ノ沢峠まで行く。(所要約40分)湯ノ沢峠にトイレあり。
  • 参加者:勝巳、秀昭、憲治、才美、吉生、茂子、幸子 計7名
  • (補足:勝巳)

    絶好の気候。

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    山は秋の気配に静まり返って、風は新緑を思わせる薫風。7人の足並みは先頭を歩く高橋(k)さんのリードで見事に揃い、変化ある山行だった。 昨日の少雨のせいか、森はキノコが花のように種類と数を競っている。食べられそうなのを収穫し下山後、地元のキノコ屋さんに確認(ナメツム茸?)、キノコ屋さんと半分づつにして持ち帰る。ブナ茸もあったが重い為パス。こんなことは珍しい。

    このコースはハマイバ丸までは、湯ノ沢峠に車を置いて往復する横着組のせいで道は公園散策並み。その先の大谷ケ丸からコンドウ丸がいい。

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    こんなに近くでこんな深山の気配はこたえられない。深く静寂の森は獣道が縦横に走り猪クンの活躍の跡が道の両脇に続く。もちろん、すれ違う登山者など皆無。(曲沢峠からの沢沿いの田野沢集落への下山路は豪雨により崩壊して通行留めの標示あり2014年9月18日現在) 久しぶりに気持ち良い山行だ。天候と、深い山の静かさとメンバーに恵まれて。


    きのこ始末記(2014年9月20日)

     

    19日18時、塩水につけたキノコをバター焼きにして食べる。少し苦いところもあったがこんなものだろう。わざわざ、下山した村のキノコ屋さんを紹介してもらって安全を確認、採れた半分を鑑定料として引き取ってくれたのだし、帰宅後、北隆館の「原色きのこ図鑑」で(シロナメツムタケ)食用と再確認。 なのに、食べて2時間後、激しい嘔吐が始まり4時間は続く。めまい、ふらつき、微熱、一斉に襲ってきた。原因はキノコに違いない。19日の昼食会では「万世」のステーキ、ビール、帰ってお土産のヒレカツサンドなどを食べたが、怪しいものはやっぱりキノコだ。さっそくキノコを差し上げた近所の方と、共に登山しキノコに挑戦した勇敢な仲間に「食べるのをやめてくれ」と連絡。

    原因は、どうも「湯がかなかった」ことにあると思う。焼いているときにキノコから粘ついた汁が出て、その時は旨そうに見えた。それに、食べ過ぎ。とってきた責任で、一生懸命に食べてしまった。一緒に食べた妻は、私より症状が軽いのでそれとわかる。 24時ごろやっと症状が治まる。救急車のお世話にならずに済む。キノコにやられたのはこれで2度目。一度は若いころだがテントの中で死ぬ苦しみ。それに今回。もうキノコは絶対食わない。こりごりだ。と思っていたら、近所の方が山で採ってきたキノコをくれた。それを見ながら、早くも意志がふらつきだす。大丈夫だろう、美味そうだし食うか。今迷っている。どうも食欲の前では意志が弱いようだ。

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    しつこくキノコ談
    一時よくなったのが曲者その夜からものすごい吐き気。目の前が水色、言葉が出ない、ろれつが回らない。完全中毒の症状、近所の緊急医に電話しても「うちではキノコはわからない」との情けない返事。救急車はみっともないし、夜中タクシーを呼んで、五反田のかかりつけの大病院の救急センターに行く。レントゲン、血液検査をしたがあとはなし。救急センターではキノコ程度は相手にしてくれない。タクシーを待たせて横浜まで帰り35000円。キノコに恨みはないがタクシー代にうらみあり。これなら、マツタケを腹いっぱい食べればよかった。「貧乏人のキノコあたり」という諺はなかったっけ?

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