サロン79 つくばサイエンスツアー(2014/06/14)

user-pic
0
tukuba-6.jpg

(記録:憲治)

今日は梅雨の中休みとの事であるが、もう盛夏ではないかと思えるような強烈な日差しと熱気のなか「つくばエキスプレス線つくば駅」に9時に集合する。

tukuba-7.jpg

つくば市は町並みの景観を優先して電柱は地下に埋設、広告規制は他市より厳しく、街路樹の植込み幅や道路は大きく取り、路上駐車規制も町全体に広範である。 昭和62年より5町1村を合わせてつくば市ができ、現在300に及ぶ研究機関と企業で、2万人を超す研究者を擁し日本人の博士号取得者は7200人以上に及ぶ。 海外研究者は133ヶ国7700人が居り、市の人口は21万人であるが、研究者や学生が多いため3月末に人口流動減となるが、4月に戻る現象が発生する。土日祝日のみ運行(1日パス500円を購入)の「つくばサイエンスツアーバス」9:15発の循環バスに乗り研究施設4か所を約7時間かけて見学(予約)をする。

「国土地理院―地図と測量の科学館」

tukuba-2.jpg9;25?10:35 入館すぐの広い床面には立体図があり3Dメガネをかけて見ると日本の山脈や海溝の位置関係がよく分かり皆さん見ていて飽きないようだった。古地図や航空写真による地図作成行程や測量機器の展示などもある。 また「自然科学研究棟」が併設されていて動物骨格や化石など研究員も各国600人在籍しているが自分の研究部門以外は立入禁止の学術専門特化した部所で,見学者は入口でガラス越しに覗ける程度だった。

「つくば植物園」

tukuba-3.jpg10:50?11:55 ここは入園料310円だが65歳以上はパス無料の恩恵に我々は与る。東京ドーム3個分の敷地に7千種類のつくば国立実験植物園は観光施設に併設されている施設と比べれば段違いの大きさと種類に圧倒される。 庭園を見ていくと草木1つ1つが繊細にまた整然と監視管理されているようであり、見応えもあり草木好きには1日中飽きないところだろう。昼食は12:10?13:10駅前つくばセンター地区に戻り、モールにある食堂街やフードコートで各自銘々食事をすまして13:10発のバスに再び乗車する。

「産業技術総合研究所」

tukuba-4.jpg13:25?14:35 産業技術開発を総合的に国内最大級に進めて居り32のテーマブースで展示及び実体験が出来るようになっている。ロボット・効率駆動自転車・音響技術等々と学童が一番興味を持って楽しく実体験できる場所で未来の技術者が多数育って欲しいものです。 また併設「地質標本館」は断層や岩石、火山の仕組みなどが展示されている。

「JAXA筑波宇宙センター」

tukuba-5.jpg14:40?15:50  全国JAXA13か所の1つで面積は東京ドーム12ケ分の広大な施設である。 スペースドームフロアには10ケの人工衛星やエンジンなどと《きぼう》日本宇宙ステーション実験棟の実物や《こうのとり》補給ロケットの試験モデルなどの展示があり、いかに日本が宇宙の技術開発に実績と貢献を記しているかが解る。 宇宙服が10億円で重さは150kだが宇宙空間では0gなどと興味の尽きないところである。 16:00につくば駅に戻り見学ツアーは終了し、4時25分快速のつくばエキスプレスに乗車し秋葉原駅にて本日は流れ解散となった。

  • 参加者: 勝巳,才美、三貴也、美奈子、善右衛門、恵美子、伊久枝 吉生(リーダー写真)、憲治(記録) 9名
  • コース: つくば駅9時集合―エキスポセンター―国土地理院―つくば植物園 ―エキスポセンター(昼食)?産業技術総合研究所―JAXA筑波宇宙センター―つくば駅4時―秋葉原駅5時10分解散
  • トラックバック(0)

    トラックバックURL: http://kenhai2100.com/cp-bin/mt/mt-tb.cgi/1338

    コメントする

    カウンタ

    月別 アーカイブ