No.305 第7回体力測定登山;明神ケ岳(5/7、31)

user-pic
0
    

5月7日

(記録:孝儀)

tairyoku-1.jpg高校生で混んだバスで関本に到着。タクシー2台に分乗し最乗寺駐車場に直行する。何故か先頭車は更に奥の細道に入り何と奥ノ院迄登り上がった。

tairyoku-4.jpg残りの3人は急坂を準備運動としては厳しい急坂を登り遅れて奥ノ院到着。ここで、身支度と持ち物を点検し余計な荷物を草むらに手際よく置き、ザック重量が計量後6Kg以下を確認した。奥ノ院の道標清掃後9時17分に出発した。この登山道は、毎年5月に開催される"オックスファム・トレイルウォーカーJAPAN"のルートにもなり国際的に知名度も上がったか? 喜ばしいことである。

明神林道交差で道標整備に取り掛かる。この地点の案内は「林道を横断し、左に約10m進み右上に登る」ルートを分り易くする補助道標が必要ではないか? 道標のデザインは現況より緑に映える白地と茶をベースとすれば環境にもベター等々のイメージが固まり次回(11日)に補助道標の設置を決めた。

tairyoku-2.jpg勝巳さん、世義さんはゆっくりしたペースであと1時間程度登ることとし、4人は明神ケ岳稜線に設置された道標整備を目的に木々が林立する登山道を進んだ。途中、ご夫婦+1人(男性)の下山者に会う。ご夫婦はこのルートを何回か利用し今日は地元の男性にこのルートを案内している。更に、明神ケ岳山頂に「奥ノ院ルートの道標」を設置して頂ければ安心しれこのルートを紹介できます。是非設置をして下さい。駈け下りる山ガールは、女子アイスホッケーのトレーニング中。オリンピック出場決定おめでとうとの声掛けに「有難う。私は出られませんが声援お願いいたします。」小さなガレ場を過ぎる稜線近くになると陽当たりの良い叢にスミレが群生している。高尾山のスミレとはチョット違う様だが目を喜ばせてくれた。

tairyoku-3.jpg稜線に出ると空は快晴(青)、眺望も最高、雪に覆われた富士山が頂上までくっきり、ゴルフ場、大涌谷、箱根外輪山・・・素晴らしい景色と心地よい風を感じ、お弁当を頬張った。またまたジョギング並の速さで駆け抜ける山ガールに会う。あまりにも気持ち良く小1時間を過ごす。吉夫さんのお蔭で道標も整備され下山することにした。

下山途中、男性2人の登山者にゆったり登山の2人に出会ったかを尋ねたところ、道の真ん中で鼾をかいて寝て方がおりびっくりしたとの話。どちらかな?・・・林道で勝巳さん、世義さんと再会しそろって鉄塔下、奥ノ院へと下る。バス出発直後に最乗寺バス停に到着。次発は30分後の14:50発。2軒の茶店より同時に「いらっしゃい」との声が掛かり3人の2組に分かれ、茶店にて色々なものを時間の許す限り試食、村上商店の「天狗せんべい」がお勧めできる。バスが定刻に出発しその後各自順調帰路についた。

  • コース:  新松田(8:15)?箱根登山バス→関本―タクシー→最乗寺駐車場(8:50)→奥ノ院(9:00/9:15)  →鉄塔下(9:40)→明神林道交差(9:55/10:05)→小さなガレ場(9:45/9:50)→稜線(明神ケ岳/矢倉沢峠分岐)(11:35/12:25)→小さなガレ場(12:50)→明神林道交差 (13:15/13:30)→鉄塔下(13:40/13:45)→奥ノ院(14:00)→最乗寺バス停(14:25)
  • 参加者:  孝儀(リーダー、記録)、善右衛門、勝巳(Sリーダー)、伊久枝、世義、吉生(写真) 6人
  • 5月31日

    (記録:茂子)

    二日前に関東地方に入梅宣言が出てお天気は期待できないと思われたが、当日は程よい曇り具合の爽やかな天気で気分よく家を出た。今年二回目の体力測定登山で、新しい道標の設置というお役目もある。集合場所の新松田駅に予定時間の8時よりより早めに集合した為、一本早いバスにて出発。参加者が4名の為大雄山駅からはタクシーを利用。9時、最乗寺道了尊奥の院を出発。

    tairyoku-7.jpg健ハイの立てた道標をみて登山道に入るといきなりひんやりと涼しい初夏の風。気持ちよい。前日かなり雨が降ったので何もかも洗われて新鮮。皆に馴染みの道であるが自然は来る度に違う顔を見せてくれる。南斜面には山吹色の木イチゴがいっぱい生っていて皆でつまんで朝の果物を頂く。種は多いが甘くて美味しい。先頭の勝巳さんが自分ばかり良い実を取ってしまう、と後の人に譲ってくださる。暫く木イチゴ狩りが続く。9時25分鉄塔通過。9時40分林道に到着。ここで、運び上げた新しい道標を設置。

    tairyoku-6.jpg孝儀さんの力作で白地にくっきりと"明神ケ岳"の文字が美しく、矢印も躍動的。林道を出た時に一番目に付くように正面の少し上側、斜面の為土が崩れ易そうなので木に括りつけるように設置する事に決定。ボードと杭は4本の長いネジで止めるように両方に穴が開けられて製作時の孝儀さんのご苦労が偲ばれる。しかし、最初に杭を立てようと金槌で叩いてしまった為に穴が潰れてしまい、どうにも一本のネジが上手く入らない! 皆で四苦八苦、支えあい、助け合い、励ましあい、それを撮影し、一時間かけてやっと開通。バンザーイ! 後は針金で木の幹に括りつけ、位置も良し、道標も美しい、と皆で満足して記念撮影。 大丈夫かな、と心配しつつも少なくとも来年までは大丈夫でしょう、と安心して?10時35分出発。

    林道からの登り口は石や土が落ちて階段が無くなり広くなっていてかなり荒れている。団体の行事があった為かと思われる。もう新緑というよりは青葉若葉で食べたら美味しそうな緑色。意外と花が多い。フタリシズカ、ウツギ、白いのは卯の花か。沢蟹もチョロチョロ。蝶々もヒラヒラ。11時10分、下のガレで休憩。風があまりに気持ちよく、こんな日はそうないね、と皆で青い空を眺めて人生を語る。11時30分出発。勝巳さんが7日の山行で出会った地元のTさんに偶然再会し、暫し歓談。「少し上に"笹葉銀ラン"が咲いてるよ」と教えていただく。珍しい花を見る事が出来た。12時になったので昼食。12時20分出発。登るにつれあちこちに山ツツジが咲き、初夏の青空にオレンジ色が美しい。卯の花が多い。12時55分頂上への分岐に到着。富士山が見える。13時15分明神が岳(1169m)山頂到着。約850mの標高差。他に2,3の登山者あり。

    tairyoku-5.jpg天井が真っ青に抜けて山並みにうっすらと雲がかかり、富士山も衣をまとっている。途中で出会ったTさんが言われたように、頂上には、明星方面への道標はあるが最乗寺に下る我らのお気に入りルートへの案内が無い。これではあちらに下りようとする人がないのも無理は無い。早速勝巳さんが立てる場所とデザインなどを検討し、来年の課題とした。地元の人が健ハイの活動をきちんと評価してくれている事が嬉しい。13時30分、道標の為最乗寺への分岐までの正確な距離を測ろうと張り切って出発。徒歩10分である事を確認。朝曇り気味だった空が晴れて日光に照らされた若葉が透き通るようで、下山道なのに尚美しい。5月の風の心地よさ! 今日は鶯や姿の見えない鳥が随分張り切って歌っている。鳥も気持が良いのであろう。下りてしまうのが惜しいね、と言いつつ下る。2時25分、10分休憩。3時林道にて休憩。3時30分奥の院到着。

    4時20道了尊発のバスに乗車。大雄山駅で乗り換えて新松田駅へ。5時新松田駅にて解散。今回は新道表の設置もあり、人数も少なかった為、全員一緒に歩き全員無事に予定時間で歩くことが出来ました。

  • コース:奥の院 9:00―9:25 鉄塔 9:25―9:40 林道 10:35―11:10 下のガレ 11:30―12:00昼食12:20―12:55 分岐3:00―13:15 明神ケ岳頂上 13:30―13:40 分岐 13:40―14:25 休憩 14:35―15:00 林道休憩 15:05―15:30 奥の院
  • 参加者:勝巳(リーダー)、幸子、 達也(写真)、 茂子(記録) 計4名
  • トラックバック(0)

    トラックバックURL: http://kenhai2100.com/cp-bin/mt/mt-tb.cgi/1195

    コメント(1)

    | コメントする

    薫風の緑の山の様子がよくできています。二重丸◎。この作文を大切に保存して家宝にしてください。
    ふるさとのお母さんとお父さんに送ったら褒めてくれて喜んでくれますよ。親はありがたいものですね

    コメントする

    カウンタ