No.302 桜満開の寸又峡と静岡の名所探索(3/27-28)

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1日目(3/27)

 (記録;孝儀)

sumata-1.jpg二俣川と港北ニュータウンよりそれぞれ出発した3台の車は東名高速足柄SAにて合流した。今回の運転は憲治さん、孝儀さんと長期間日本での運転ブランクがあり茂子さんのみ同乗者限定で慣らし運転中の達也さんの3人(⇒3車)です。

初めて利用する新東名高速道の情報収集のSA案内所(高速コンシェルジュ)にて、新東名JCTの入り方等の初歩的なことから、寸又峡に行くルートは、静岡SAスマート(ETC搭載車対象)より207号道路→167号道路を進めば早くて近いと教わった。

sumata-5.jpg早速当初ルートを変更し静岡SAより一般道へと進むと段々道幅が狭くなり、所どころに退避場所があるも唯々対向車が来ないことを祈りながら進んだ。道がさらに険しくなるにつれ辺りは新緑を背景に濃ピンク色をした山桜・枝垂れ桜、ミツバツツジ等など魅力的な色の競演が続く。しかし、運転者は路肩を真剣に見続ける。SLが走る大井川鉄道千頭駅の街並みを通ると再び大井川を下に見ながら狭隘な道が続いた。

推奨ルートを走ったお蔭で寸又峡温泉への到着時刻は予定より1時間早い11時。紅竹食堂の昼食は予約は12時、寸暇を惜しんで沢口山への観音堂登山道入り口を下調べ(時間潰し?)をしたが、とうとう待てずに11時30分に紅竹食堂へ。この食堂は地元の食材を中心にそば、山菜、川魚、とろろ料理などのメニューが沢山あり選ぶのに苦労した。食べながら自分の料理を自画自賛、結論は美味しく、又来たときはこれ食べようと好評であった。

sumata-8.jpg12時30分寸又峡プロムナードコース入口近くの沢口山登山口(カジカ沢登山口)を確認しコース入口の環境美化案内所を通り散策スタート。急峻な岩場に咲く山桜、ミツバツツジ、を見ながら天使トンネルへと向かう。眼下の大間川にかかる華奢な吊り橋「猿並橋」は朝日岳への登山道だが、あまりにも揺れそうな恐ろしい橋、ここで登山ギブアップする人もあるかも知れない??トンネルを抜け、急坂を降りチンダル湖にかかる長さ90メートル、高さ8メートルの「夢の吊橋」を渡る。渡り方は10メートル間隔で一人ひとりが渡る。しかし良く揺れる。昔XXさんは吊り橋嫌いで渡らなかったなどを話題にしていると、やはり今日も嫌いな人が約1名。きっと「悪夢の吊橋」となったかな?

湖面へ下りた坂は必ず上る、急坂の階段を登り、見晴らしの良い「くろう坂」で一休みして一気に千頭森林鉄道時代の機関車が展示されている「尾崎坂展望台」迄登り、あとは広いみちを下り「飛龍橋」を通り「天使トンネル」へ。写真が趣味の環境整備員の方に会い、寸又峡の四季風景写真と千頭駅のSL3両並列停車の雄姿写真と28日の千頭駅でのSL列車時刻(毎日運航)と写真撮影スポットをも教えて頂く。帰途途中カモシカが見えないか探し見えなかったが、地元の人より優雅に飛ぶ「熊鷹」(3羽)をおしえられた。ゆっくりと散策し15時に民宿「深山」に到着。寸又峡温泉「美女づくりの湯」につかりリフレッシュ後、しし鍋、山菜天ぷら、ヤマメ等など郷土料理に満腹し早々と午後9時には明日の天気を心配しながら床に就く。

  • コース: 二俣川農協裏(6:30)→東名高速→新東名高速静岡SAスマート→千頭→寸又峡温泉卿(11:00)→昼食紅竹食堂(11:30?12:30)→寸又峡プロムナードコース(12:30?14:30)→民宿「深山」(15:00)
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    2日目(3/28)

    (記録:達也) 

      sumata-6.jpg2日目は明け方まで雨が残り、本番の沢口山登山を断念した。 4:00am 真っ暗やみの中、雨の音が民宿「深山」の軒先に聞こえる為、リーダーは登山中止を宣言し、本日は奥大井川流域の名所巡りとなった。朝食迄は2時間も有り、しばし温泉談義。湯河原、草津等の湯質と比較し、当地寸又峡温泉?美女づくりの湯"の良さを再確認した。85歳を超えた宿のおかみさんの顔艶はまさしくこの温泉のお陰かと! 6:00am 朝食の握り飯弁当をホオバリながら、今日は奥大井川流域の桜鑑賞を主なテーマとする事にした。

    8:00am 霧雨の寸又峡温泉を後にしてミツバツツジや桃の花、更には霞の如くたなびくヤマザクラを愛でながら渓谷を下流に向かい、8:30am 大井川鉄道・千頭駅に到着。隣接のSL資料館で1918年(T7年)駿府鉄道が創設され、当該千頭駅の開通は1922年 (T11年)と確認した。ここから上流に向かう井川鉄道には日本唯一のアプト式線路が有り、秋の景色も素晴らしく、SLの旅は子供達のみならず大人にも大人気との事。

    sumata-3.jpg9:20am 徳山・愛宕地蔵堂「大泉院」の枝垂れ桜や川根高校の桜並木も素晴らしかった。 10:00am 更に下流の川根町「フォーレなかかわね銘茶館」にて南アルプスの湧水と先人の丹精と英知で作られた日本一良質のお茶を閑静な和室で一服頂戴し、そのデリケートな甘い味に感服。鯉が泳ぐ池に桜が映え、庭の隅には珍しい水琴窟があり優雅な音色に感嘆!

    12:30pm 旧東海道牧野原と嶋田宿を結ぶ「蓬莱橋」(全長897m、世界一長い木造歩道橋として1997年12月ギネス・ブックに認定) を徒歩で渡り、対岸川面に映える桜を観賞。 14:00pm 空腹に耐えながらも、リーダーのご苦労で東海道中「鞠子の宿の丁字屋」を探し、定休日であった為、隣の「一松園」で名物のとろろ汁を掛け込み満腹。古い民家風の高い天井と和紙の格子窓から覗く桜吹雪もなかなか乙な味わいであった。

    sumata-4.jpg15:05pm 鞠子を後にして、東名高速・静岡ICから帰京の途に就き、16:15pm 足柄SAにて小休止。暖かくなった気温と晴れ上がった空にぴったりのアイスクリームで乾杯して今回の山行(?)を解散宣言。ドライバーに感謝し帰宅した。

  • 参加者: 美知子、孝儀(Sリーダ、1日目記録、運転)、多摩江、勝巳(リーダー、会計)、憲治(運転)、貞子(会計)、達也(2日目記録、運転)、茂子、幸子、秀昭(写真)・・・・ 10人
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