霊場の山、眺望の山そして観梅は・・・
(記録:孝儀)久しぶりの奥多摩山行だが乗換回数と時間が掛かる、町田→八王子→拝島→青梅と乗り換えを重ねるうちに参加者10人が自然に同一車両に集合しJR御嶽駅に到着。我々を待っていた乗合バスでケーブル下の滝本駅、そして一気に420m登り御岳山駅(828m)へ9:30到着。ここまで順調そして何よりも天気が良く暖かい。
ゆっくりとしたペースで御岳神社を目指すが舗装道との上り階段は登山靴に馴染まず疲れる。神社で本日の安全を祈願し、神代ケヤキ迄戻り右折し日の出山へと向かった。このルートは登山道が広く案内標識も整備され安心して歩ける。とある山荘?入口横の細長い標識には「この道日の出山頂より横浜を経てアメリカに至る」と書かれ思わず破顔。高い杉、桧が混在する登山道をゆっくり登り、下りはサッサと歩く。巨大な望遠レンズを担ぐグループとすれ違う時にこの道はバードウォッチングでも有名な道と聞き、耳を澄ませば鳥の囀り、目を凝らせば数匹の姿が観察されたが残念ながら名前がわからない。
1時間弱で東雲山荘を過ぎ階段状の登山道を登ると「日の出山(902m)」山頂に到着。沢山のベンチと東屋のある広々とした場所で昼食。山頂からの360度の眺望は、大山、塔が岳、丹沢山、蛭が岳等の丹沢山塊、御正体山?の後ろに白銀の富士山の頂上がチョットみえる。近くには尖がり頭の大岳山、神社が見える御岳山、そして秩父連山、青梅市街かくっきりと見えるも東京スカイツリーは見えないな?。
恒例の登頂記念写真を撮り、ひたすら下り、吉野梅郷を目指す。この登山道は植林された木々が両側に林立し周辺の景色は見えないが軽い下り道で余裕か?自然に声が出る。あの高圧線の電線はどの様に敷設するの? 鉄塔の構造は? 色々なお喋り、笑いが絶えず、「クマに注意」の標識に十分対応していた。
三室山、琴平神社を過ぎると梅の開花状況が気になり周りの梅の木を見れば大きく膨らんだ蕾が目立つ。公園に着くと心配は的中し、200円と聞いていた観梅入園料は無料。梅まつり主催の方々は申訳ない気持ちで我々を迎えて下さった。帰りに伊久枝さんの友人が開く明治時代の古民家を改築した「ギャラリー茶房木の花」にて美味しいコーヒーや餡蜜を楽しみ、その後JR青梅駅にて解散した。
コメントする