(記録:三貴也)
集合:JR淵野辺駅 9時30分
淵野辺駅から徒歩15分、JAXA相模原キャンパスに到着。10時から11時30分までガイドさんからの展示物説明とビデオ鑑賞。昼食後道路を挟んだ相模原市立博物館に移動し、相模原自然・歴史展示室(相模原台地の10万年)と勝坂縄文展をガイドさんの説明を受けながら見学する。
勝坂縄文とは、現在の神奈川県、東京都、山梨県、長野県に多く分布していると説明されている。最後は館内にあるプラネタリウムで、うつらうつらしながら鑑賞し、目が覚めたら夜が明けていました。往路と同じ道をたどり15時30分淵野辺駅で解散。今回のサロン記録はJAXA相模原キャンパスで説明を受けた小惑星探査機「はやぶさ」についてキャンパス内売店で購入した「はやぶさ大図鑑」を参考資料として、印象に残った所をQ&A方式で記述させていただきます。
Q1.JAXAの事業所と関連施設は何か所でしょう?Ans;15か所、海外に5ヶ所あります。
Q2.小惑星イトカワまでの距離は? Ans;3億キロメートル
Q3.はやぶさ「行きの旅」何年? Ans;約2年7ヶ月
Q4.はやぶさ宇宙での迷子の時間は? Ans;約46日
Q5.はやぶさ「帰りの旅」何年? Ans;約4年
Q6.はやぶさ打ち上げのロケットは? Ans;全長30.8m、重さ;140.4ton
Q7.探査機「はやぶさ」の重量は? Ans;514キログラム(打ち上げ時)
Q8.宇宙はどれくらい寒くて暑いの? Ans;熱はコタツと同じように光「赤外線」で伝わります。太陽光が当たると100℃に、陰の部分はマイナス100℃になります。
Q9.3億キロメートルかなたにある500メートル程のイトカワに命中させる精度は? Ans;ブラジルにいる「ハエ」に、弾丸を命中させるくらいの精度が必要です。
Q10.はやぶさが持ち帰ったサンプルは? Ans;大きさ0.001ミリメートルの砂粒のようなものを、およそ1,500個。この砂粒は、電子顕微鏡の観察によって、「かんらん石」と「輝石」だということがわかりました。これは地球にもある岩石ですが、X線で調べてみると含まれている鉄とマグネシウムの量が、地球のものとはぜんぜん違いました。そしてその比率は「はやぶさ」がイトカワ上空まで行って、観察したデータとピッタリ同じだったのです。このことから、カプセル内の砂粒は「イトカワからのもの」と言えることになりました。以上でQ&Aは終わります。
その他印象に残った事は、星座観察に影響があるといわれている街の明かりを模擬的に消した星の数は想像以上に多く、これほど星の観察に大きな影響をしているとは驚きでした。また、相模原市立博物館で説明を受けた相模原の自然・歴史&勝坂縄文に対してもいろいろと印象に残っていますが古代からの自然・歴史がこんな身近にあることを知り驚いています。
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