例年は幕山登山口からしとどの窟を通り城山へ抜けるコースが慣例であったが、昨年の新年山行に途中で見られた倒木などがさらに進んでいるとのことで湯河原駅から「バス停しとどの窟」までバスで一気に上がることとなった。
今回は参加者数の把握が遅れて何かと準備不足となってしまい昼食鍋会材料の振り分けが出来なかったので孝儀さんの車で運搬をお願いした。バス停広場でバス乗車組と落合いここで材料を分担しピクニック広場まで運ぶ。 山は曇天であまり眺望は良くないが所々の山肌には雲間の日射しに光る木々を見ながら道を歩き始める。土肥城址の登坂を過ぎて30分程で芝のある広場にでて、眼下には湯河原の街並みと真鶴半島がいつもの様に見えてくる。
今年の鍋はチャンコ鍋。煮あがるまで善さん特製ハイボールとビールなどを早速に飲み始める。鍋は1時間で煮あがり、銘々で食べる餅を鍋に抛りこみ、海を見ながら食べだしたが往路はろくに山歩きもしないのに皆さんの食欲は旺盛でほぼ40分で大鍋は空になった。復路のエネルギーは充分に補充されたことと思うが...しかし食べすぎた。下山の林道は例年ぬかるがここ晴天が続いているので乾いて歩き易かった。また里山の舗装された急坂のみかん畑を眺めておしゃべりも楽しみつつ降りてくれば城願寺に到着する。
休憩を取りつつ思ったのは回を重ねた新年山行で健ハイの皆さん達は境内の樹齢800年の「ビャクシン」の巨木の何年分を楽しんで来たのだろうか。次回の新年山行にはまた多数の参加で賑やかに「ビャクシン」を眺めたい。帰路は湯河原駅から小田原駅、海老名駅と電車連絡の繋ぎがよくて新年早々縁起がいいやと勝手に感じ入り海老名駅で散会する。
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