サロン64 箱根塔ノ沢の阿弥陀寺を尋ねる(2012/11/28) 

user-pic
0
    

(記録:世義)

amida-1.jpg阿弥陀寺は約400年前阿弥陀如来の化身となった弾正上人が民衆救済の使命を受け佐渡から遊行僧として塔の峯に入り開山したと伝えられる。天候に恵まれ箱根登山電車の塔ノ沢駅周辺は紅葉が見事に色付いていて見ごたえがあった、9時半に7名集合する、他の5名は龍太さんの車で直接行くとの事で徒歩組みは男坂の途中にある何十体もの石像を見ながら登り10時に到着、車組みはすでに寺内に入り抹茶を飲み終わっていた。

amida-2.jpg水野住職の準備を待つ間に我々も抹茶を頂いていると次々と予約をしていた方々が入ってきて、琵琶演奏が始まる頃には30名近くになっていた。お寺のご好意により寒さを凌ぐ為のストーブが用意された。10時半金色の法衣を纏われた水野住職がご本尊前の所定の椅子に腰掛けられおもむろに話しかけられた。人間足腰の養生を第一にすべきで59歳になった私もストレッチをして筋肉を付けている皆さんも歩く事を常にすべきと思うなどと話された。先ずは君が代の琵琶演奏の後リクエストの多かった「皇女和宮」の事を分かりやすく話されてから演奏し、次にリクエストの多かった「壇ノ浦」に替えて「敦盛」を演奏してくれた。

amida-3.jpg五臓六腑に染み渡る声量と琵琶の音が心地よくしてくれました、演奏する前の解説が適切で解かり易かったのでとても心静かに聞き入る事が出来ました。(余談ですが水野森水住職は日本琵琶協会の全国コンクールで3位になった腕前で、筆を取っても一流の腕前でお弟子さんが多数居られるとの事又今日弾いて頂いた琵琶は200万円、柘植のバチは25万円とのことです。)

amida-4.jpg計画では弾正上人が修行されたと云う本堂から350m程上った所にある洞窟を見る予定だったが時間の都合もあり民家を移築したと言われる本堂を後に住職の運転で箱根湯本に行きその後歩いて「ホテルおかだ」に12時過ぎに入る事が出来ました、ついつい食べ過ぎるバイキングで腹を満たし大浴場にゆっくり入って疲れを癒し、のんびりした後15時解散した。皇女和宮のお寺でアジサイ寺としても名前が知られていて次に来るときには入梅時期にアジサイを見たいと思った次第です。本日も一人の怪我も無く帰宅できた事が何よりでした。

  • 参加者:L孝儀、多摩江(L),龍太、美保(SL),善右衛門、恵美子、才美、憲治、伊久枝、吉生、世義以上11名
  • トラックバック(0)

    トラックバックURL: http://kenhai2100.com/cp-bin/mt/mt-tb.cgi/1116

    コメントする

    カウンタ