No.291 木曽駒ヶ岳(2012/08/29-30)

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8月29日(記録;孝儀)

kisokoma-5.jpgエ、エ、エッ?本日の温度差25℃以上 12時間前の午前7時、今日も暑い横浜を発ち、「八王子駅」で満員の「あずさ1号」に乗り、「岡谷駅」で単線運転のJR飯田線ワンマンカーに乗換え、汗をかきかき、熱暑の「駒ヶ根駅」下車。接続の登山バスに揺られ、「しらび平(1,662m)」よりロープウェイで2,640mの「千畳敷」に12時20分着。

kisokoma-1.jpg駅舎前のベンチで高度適応を兼ね昼食休憩。天気は予報?通り霧が発生、視界400m? いよいよ13時頃に登山開始。カール台形のお花畑・千畳敷には、十数種類の赤、青、黄、紫、白などの花が咲き乱れている。

お花畑を通過すると大小の岩がゴロゴロする高度差200m強の急峻な道;?3年前に同じルートを登った善さんが「岩が切り立ち、こんな崖見たいな所を登るのかと一瞬ビビッタ?」との当時思い出を。今日の霧さん、私の恐怖感を包み消し感謝、感謝。

kisokoma-2.jpgゆっくりとした登山ペースで中間地点「乗越浄土(2,850m)」へ登りきる。視界が良ければ岩が切立つ「槍ヶ岳」似の「宝剣岳」を横に見ながら「中岳(2,925m)を通過し「駒ヶ岳(2,956m)」山頂。平均年齢70歳弱の7人が登山ガイド記載所要時間2時間より早いコースタイム。パワー恐るべし???!!!

kisokoma-4.jpg      「木曽駒ヶ岳」に14時50分登頂後、少し下がった「頂上木曽小屋」で早々に寝支度を整え、カリン糖とお茶の接待を受けた。 16時頃、小屋の前で、風任せで濃淡の激しい霧の流れをジーット見つめると「三ノ沢岳」が飛び出る、「木曽御嶽の頂上」も、「木曽福島の町」も・・・夕食後に赤色ベースの壮大な夕陽グラデーションに感激・・・ 写真では表現できないファンタジーの世界を大いに堪能したが、フリースとウィンドブレーカーを着込んだ私でも寒さを感じ19時頃小屋へ戻る。 20時頃、毛布を更に1枚掛け・・・お眠みなさい。

          

8月30日(記録;憲治)

kisokoma-3.jpg今朝は5時早々のご来光を駒ケ岳山頂で向かえようと4時起床4時半前に木曽山小屋をでる。昨日からの濃霧は一掃され、西北には悠然として広い山裾と広大な山頂部を見せる御嶽山があり周回する視界は素晴らしく、雲海上の山々には見飽きない神々しさがある。

今日は天候の崩れる予報があり、帰路予定の馬の背・濃ヶ池・馬飼ノ池コースを変更し昨日と同じコースを戻ることにした。 木曽山小屋を6時10分にでて、頂上小屋を過ぎ、石の多い斜面道から見上げると中岳山頂の岩場には猿の家族が群れていたので山頂で見物休止をする。勝巳さん、世義さんが近寄っても同類が来たと思ったのか騒ぎ逃げない。かなり人慣れしている群れのようだ。

kisokoma-6.jpg往路は濃霧のため視界がなかったが今日は乗鞍浄土や宝剣山は視界もよく、八丁坂の急坂斜面道を下山しながらの眺望は千畳敷カール全体がとても壮大に見える。裾の遊歩道は雪解け水が育む花の多さが知れて居り、また駒が岳山頂からそれぞれの高度帯に咲く花の種類の多さは花を愛でる人には堪らない人気の山なのだろう。下山して帰路にこまくさの湯で汗を流し昼食をとるが入浴食事セットで千円はお得である。食後に散歩がてら駒ヶ根に来ているので霊犬早太郎伝説としだれ桜や苔寺庭園で有名な宝積山光前寺を見学、養命酒の産地駒ヶ根から八王子駅に17時に帰着、解散をする。

                               

  • 第一日目: 八王子駅―駒ヶ根駅―しらび平ロープウェイ―千畳敷き駅千畳敷き-八丁坂-乗鞍浄土-中岳-山頂小屋-駒ケ岳山頂-木曽山小屋
  • 第二日目: 木曽小屋-駒ケ岳山頂来光-木曽小屋-山頂小屋-中岳-乗鞍浄土-八丁坂-千畳敷カール千畳敷き駅―しらび平ロープウェイ―こまくさの湯―光前寺―駒ヶ根駅―八王子駅
  • 参加者: 孝義(L)、勝巳、才美、善衛門(会計)、憲治(SL)、貞子、世義    以上7名
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