No.286 第6回体力測定登山(5月7日、5月9日、6月4日)

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今回の体力測定登山はできるだけ多くの会員に参加してもらうため3回(5月7日、5月9日、6月4日)に分けて実施した。その結果最終的に延べ16人の参加となった。

5月7日

(記録:吉生)

6tairyoku-3.jpg新松田駅8:00集合であったが全員が早く着いたので予定より早いバスで出発。関本でタクシーに乗り継ぎ最乗寺に8:20到着。最乗寺を8:30出発した。

それぞれのペースで登り始め、途中で健ハイの建てた道標をぞうきんで拭きながら登った。道標の周りは思ったより綺麗になっており手入れもわずかで済んだ。何かのイベントでこのコースが使われたそうでそのため手入れがされたのではないかとのことであった。そのように道は整い道標も整備されていたにも関わらず筆者は一か所の分岐点で道に迷い10分程ロスして引き返す羽目になった。

6tairyoku-1.jpg30分登って10分休みというペースで約2時間40分で頂上に到着。その後次々と皆が頂上に到着し出発から3時間後には全員そろい昼食を取った。才美さん、幸子さんの話では今まで見たことがないほど何とかスミレがたくさん咲いていたとのこと。帰りに再確認することにした。

12時下山開始、再度道標を確認しながら全員一緒に最乗寺に2時半到着。土産屋の呼び込みを振り切ってバスで新松田に戻り解散。快晴のもと自分の実力を確認できた有意義な登山であった。

  • 5月7日参加者:勝巳、才美、幸子、吉生 4名
  • 5月9日

    (記録:伊久枝)

    6tairyoku-6.jpg毎年思うのだがこの体力測定山行はいつもなんともはっきりしないあやしい雲行きの天気の中で行われることになるのは何故なのか?今年もまた、午後からの雷雨予報の曇天の中6人で往復する。その分効率よく登りに道標メンテをし、下りで登山道の整備を済ます。その手際の良さは抜群!

    各人年齢や故障状態も考慮し且つコースも熟知しているせいかゆとりを持っての山行で、例年との差は5-10分位ではなかろうか?メンバー一同、上等、上等と自画自賛で帰路についた。 6tairyoku-5.jpg

     

  • コースタイム:奥の院入り口9:10―林道9:40--9:50―小さなガレ場10:40--10:50―分岐11:40(昼食)12:20―小さなガレ場12:55--13:00―林道13:30--13:45―奥の院入り口14:20--14:50最乗寺バス停発
  • 5月9日参加者:勝巳、孝儀、世義、伊久枝、達也、憲治 6名
  • 6月4日

    (記録:勝巳)

    6月4日  晴れのち曇り

    tairyoku-1.jpgこんな風は、年に何回もない。新緑の森を渡って爽やかに風が吹いてくる。薫風が、汗ばんだ体を引き締める圧倒的な空気が吹きわたる。森は、静まり返っている。時折小鳥が甲高く鳴く。昨夜の雨上がりの森は何処も若葉の喜こびに満ちている。何処までも続く小道は緑陰に揺れる。

    tairyoku-2.jpg体力測定というなんとも無味乾燥な計画にふさわしからぬ風景だ。こんな光景に巡り合うたびに山のある生活の喜びを深々とあじあう。9時、奥の院の林道が尽きて登山道が始まる。橋脚を工事中の鉄塔を過ぎ、舗装の立派な道を横切り尾根に飛び出て、全員一緒に明神山頂に至る。12時。この間登り3時間。数年前の同じ行程に少しの衰えもない。平均70歳を超えるメンバーが、この時間で登ることは大したものだ。山頂は曇り空になり、箱根の温泉街の上に富士は姿を見せない。下山開始。登山口着14時30分。合計5時間30分の体力測定登山だ。行ったばかりのバスを見送り、15時過ぎのバスで関本に向かう。相変わらず乗客のほとんどいないバスだ。17万本を越える最乗寺境内の森林を窓外に流しバスはゆっくり街に下る

  • コース: 2012年6月4日(月)小田急線「新松田駅」改札口8時。(関本行バス乗車)関本―タクシー(1340円)―奥の院駐車場下車―奥の院登山口9時―鉄塔9時20分―舗装林道9時40分―稜線11時40分―明神山頂12時―稜線12時20分―奥の院駐車場14時30分―最乗寺バス停15時20分発乗車―関本―新松田(解散)
  • 参加者: 勝巳(リーダー記録)才美(リーダー)貞子、伊久枝、達也、茂子、洋子 計6名
  • 第6回体力測定登山は、平成24年6月5日の実施を持って終了した。都合で参加できない会員のために今年度は3回に分けて実施をし、延べ参加数16名 5月7日4名。5月9日6名。6月4日6名(重複参加あり)クラブの安全登山の趣旨から全員参加が望ましいが、それぞれの都合もあるため延べ参加者は16名にとどまった。毎年、同じ時期に、同じコースを、同じような荷物を持ち自己の体力を自己が確認するのは、とかく過信しがちな体力を冷静に見つめる良い機会になる。年々の体力変化は当然だが、その程度を自分で知ることには意味がある。毎年の参加者はその実感を得たことと思う。都合がつき、環境が許す限り多くの方が参加して来年も実施し、自らの体力を知る大切な機会としたい。体力の変化しやすい高齢者の安全登山を継続していくためにも。

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