サロンNo.55 -長瀞宝登山蝋梅観賞(2012年2月13日(月)晴れ)

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 (記録:達也)

篤志家3台の車に12名が分乗し、7:00am二俣川及び綱島を出発。 8:25am 関越道高坂SAに集合。危惧された雨や雪も関東圏到着は夕刻以降となり、車窓から遠くに眺める富士の白雪が眩しく、ほぼ快晴の天気に恵まれたスタートとなった。花園ICから国道140号に入り、携帯電話での交信が奏功して、当初予定よりも早く9:30amには長瀞に到着出来た。 nagatoro-1.jpg

"ガーデンハウス有隣" 駐車場にて足元を整え、昼食の事前予約を済ませてから 1900年の歴史を誇る宝登山神社(表参道)を表敬の後、 9:45am登山を開始した。

nagatoro-2.jpg山影には僅かに残雪が有り、山道の一部が凍って居るため木屑が敷き詰められていた。桜やシャクナゲの並木が整備されていたものの山肌には新芽の兆しは見られなく、山頂の蝋梅に期待を込めた。

11:00am ロープウェー山頂駅に到着、山肌には思いかけず福寿草が散見され、一斉にカメラのシャッター音が響き始めた。気がつけば頭上にオレンジ系の爽やかな匂いが香り、山頂に近づくにつれて黄色の可憐な蝋梅が沢山見られるようになった。

nagatoro-3.jpg西方には両神山が遠望され、薄曇りながらも360度の大展望は素晴らしかったが、正面に見えた秩父のシンボル武甲山の北斜面は雪に覆われ、石灰石を切り出した後の幾筋もの作業道に若干の違和感を覚えた。八分咲きの東蝋梅園でふくいくたる春の香りを堪能し、"ロウバイ"のダジャレを連発しながら記念写真を撮影した後、千年の霊場で日本武尊ゆかりの宝登山神社奥宮を参拝。 長瀞ライン下りを想起しつつ眼下に広がる荒川の源流と町の入口に鎮座する大鳥居を眺めながら11:30amに下山を開始。

nagatoro-4.jpg12:15pmには"ガーデンハウス有隣"に帰着し、昼食には事前に予約した土地の名物"おっきりこみうどん"@¥1050を堪能出来た。"おっきりこみ"とは、出来たての手打ちうどん粉麺を下茹でせずにいきなり麺つゆ浸けすることを"おっきりこみ"と言われるとの事。若干薄味のスープに七味唐辛子を入れると程良い味加減で、旨かった。

腹ごしらえが出来て気分も上々、勝巳さんご推薦の秩父市大滝にある" 三十槌の氷柱(みそつちのつらら)"見学をすることになった。長瀞町から峻険な山間部をうねる彩甲斐街道を30Kmほど走り、14:10pmウッドルーフ・奥秩父オートキャンプ場に到着。

nagatoro-5.jpg駐車場から河原まで砂利道を100mほど下ると、対岸には岩肌からしみでた湧水が造り上げた氷のオブジェがそそり立っていた。自然の造形はなかなかのもので、流水に映る氷柱が風情を一層引き立て、カメラマンのシャッター音が山間に木霊した。谷間に吹きすさぶ冷たい風に震え上がり、駐車場にしつらえた大きなたき火と甘酒で暖を取り、一安心。

15:00pm 氷柱を後に、帰途に着いた。 15:40pm "ちちぶ道の駅"に到着。例によって皆さんが当地の名産品を物色し、両手一杯のお土産を抱えて、車で来れたことに感謝。 17:00pm 関越道 高坂SAにて旅費精算後、解散。 孝義さん、龍太さん、吉生さん、長いドライブ有難うございました。

  • nagatoro-6.jpgコース
    二俣川7時出発 →関越道・練馬IC →8時半高坂SA→花園IC→ルート140号→9時半長瀞町到着→9時45分ガーデンハウス有隣駐車場前出発→11時山頂到着・東蝋梅園散策(宝登山神社・奥宮参拝)11時半下山開始→12時過ぎガーデンハウス有隣帰着・昼食/13時出発→秩父・大滝14時到着(三十槌の氷柱見学)/15時出発→15時40分"ちちぶ道の駅"にて地場産品買い物→花園IC→17時高坂SA(旅費清算後解散)→練馬IC→19時横浜・綱島帰着
  • 費用
     交通費 3300円/人
  • 参加者
    (12名)孝義、多摩江、邦子、善右衛門、恵美子、龍太、美保、世義、吉生、博子、茂子、達也

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コメント(2)

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ロウバイいい香りがします。天気がよくなってなにより。私は、自然保護指導員の研修登山で、雪の丹沢を歩いていて参加できず、残念なことをしました。花も、食も、瀧もそろって秩父は今がいいときでしょう。幹事の望月さんご苦労さんでした。

上質なエッセイを読んでいるような気持ちになりました。皆様よい一日を過ごされましたね。滑ることが怖くて、参加できませんでしたが、残念なことをしたとの思いです。

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