例年の城山新年ルートは「幕山公園」⇒「しとどの窟」を通り「城山城跡」から新年鍋パーティーを行う「ピクニックランド」ですが、今年は「幕山」―「しとどの窟」間の登山道の一部が崩落し通行禁止。よって、今年は「湯河原駅」より「箱根町」行きバスに乗り、川沿いに湯けむる温泉街を抜け、奥湯河原より自然林に囲まれた「椿ライン」に、眼下に、金色に映える相模湾、初島、湯河原街を車窓の右に左に変えながら「しとどの窟」にてスイカ支払に手間取りながらバスを下車。
登山ルートに入る前にバス停横の休憩場にて各人の荷物組換え調整を行い、緩やかな登りをゆっくりとしたペースで城山城跡(=土肥城跡)563mを目指した。
幅広い登山道と晴れ渡る景色はおしゃべりの機会を与え、笑い声が絶えず城山山頂へ。地図によると、ここより湯河原駅までは約550mの下り道で1時間20分とあり、鍋パーティー会場のピクニックランドは約40m下りた270度の眺望をもつ芝生の広場である。広場に着くなりシートを拡げ、食材を分け、なべ料理器具のセット等々・・・長年のノウハウの蓄積で手際よくパーティー設営が進められた。
11時25分新年芋煮鍋用の大バーナー点火、憲治さんが煮立ち具合を見ながら大量の具材:サトイモ、牛肉、牛蒡、豆腐、白菜、長葱を絶妙なタイミングで入れ、煮具合と灰汁の状態をみて「特製秘伝のだし」を加え、最後に餅を入れゆっくりと味をととのえ11時50分芋煮鍋完成。
小バーナーでは、美保さん伊久江さんが新潟銘酒「男山」酒粕で周りの人達と甘味加減を慎重に吟味した甘酒の出来上がり。芋煮を食べる、たべるも例年通り美味しく食べ過ぎ・・・ 甘酒、和菓子等なども旨過ぎて至福の2時間30分。だが明日の体重が心配だ・・・
下山は正月の箱根駅伝6区相当か? 高度差550mの下山スタート。ミカン、オレンジ等柑橘類を見ながら、土肥一族の墓がある(片岡千恵藏の墓も)城願寺。ここで源頼朝が運気を占った「立石」立寄り組と合流し下り下って扁筋肉痛を心配し湯河原駅へ。
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