サロンNo.52 奥甲斐路,紅葉散策(サロン、日帰り山行合同) 

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(記録:才美)

mizugaki-1.jpg本谷川渓流沿いにたびたび車を止め散策。晩秋の日に落葉は芳香を放ち、岩を滑る水音さえも人をやさしく包んでくれる。オオナラ、コナラの落葉道、赤子の握りこぶしの形して風に転がるモミジ。束の間高空から散り急ぐ黄葉は風の通り道を教えてくれ、朝日に透けるカエデはとびきりの紅。黄金色に支度を始めている遠山の唐松。谷間に青い影を沈める裸木。紅葉に浸る一日でした。

mizugaki-2.jpgイロハカエデ  植物学ではカエデとモミジの区別はない。イロハカエデの葉は5から9に分かれる。一番多いのが7葉で「いろはにほへと」の7文字からついた名である。植樹祭跡広場でミズガキ山の迫りくる岩峰、奇岩の全容に圧倒される。登山ルートは何処に?道路沿いのヤマボウシの実は時期が遅すぎたが甘く、とろんとした味。種子は豪快に吐き出すとよい。

mizugaki-3.jpgこれぞ山村という黒森集落を経由し帰路に付く。太宰治が数カ月滞在し、かの「富士には月見草がよく似あう」の天下茶屋がある旧御坂峠に寄る。真正面の富士山は夕雲の中。河口湖は眼下に。秋の林の中に太宰の碑はひっそりと建っていた。

mizugaki-5.jpg目当ての山梨名物「ほうとう不動」にはふられたが、他店でこれぞ本場と自己主張たっぷりの熱々具材のほうとうで夕食。(完食は3人)遅めの帰着となった一日が終わった。長時間の運転お疲れ様でした。クイズ「日本の代表的な樹木のはてな?」の答え合わせは後ほど

 

  • コース

    二俣川6時出発――中央自動車道――須玉インター9時10分――みずがき湖9時30分(休憩、生シイタケ、キノコ汁、柿等買い物)――増富ラジウム鉱泉――本谷川渓谷紅葉林道――散策――リューゼンヒュッテ先右折――琵琶窪沢分岐昼食11時、散策12時30分――金山集落――みずがき山荘――みずがき山展望地(植樹祭会場跡公園)――みずがき湖――境川インター(泰夫さん解散)15時会計清算――御坂峠旧道(天下茶屋)――河口湖畔ほうとう夕食18時40分――中井インター19時40分――二俣川20時着
  • 費用 3000円(交通費)

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    • 参加者 (17名)
      孝儀、多摩江、洋子、善右衛門、恵美子、龍太、美保、勝巳、才美、泰夫、朱美、貞子、世義、吉生、博子、きみ子、伊久枝、車提供4台 孝儀、龍太、吉生、泰夫(途中)

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