No.275 八ヶ岳の秋(根石山・2603m,硫黄岳・2760m)

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(記録: 善右衛門)

第1日目 平成23年10月18日(火)晴れ

  

八王子発8時34分スーパあずさ5号に乗車、茅野駅10時6分到着。夏沢鉱泉の送迎車にて八ヶ岳中央登山口秘湯の夏沢鉱泉へ所要時間約1時間。宿の主人の話では茅野駅の海抜が800m・夏沢鉱泉の海抜が2000m,高低差1200m、渓谷の急坂道は何か所も危険なところがあった。最盛期の紅葉は過ぎていたが非常に雄大な景色に見惚れて楽しい1時間であった。

夏沢鉱泉に11時25分到着して昼食を済ませ、必要ない荷物を整理して最小限    の荷物で本日の目的地2603mの根石山に予定時間より早い12時に出発。登山道に併行して流れの速い渓流を右側に見ながら15分ほど進んだ所にオーレン小屋の水力発電施設の建物がある。休憩を採らず先に進みオーレン小屋に12時50分に到着。 10分間の休憩後に登山開始。13時55分に筧冠山(みかぶりやま)の分岐点14時00分に根石山山荘に到着。

山荘の周りには青いロープで囲まれたコマクサの自生地が広く点在していた。根石山山頂には14時10分に到着、天候にめぐまれて360度視界が開け、眼前には阿弥陀岳、赤岳、硫黄岳、東天狗岳、西天狗岳が、又遠くには雄大な北アルプス、中央アルプス、南アルプスの山並みが眺望できて非常に感動、晴天に感謝です。 14時50分下山開始、オーレン小屋に15時30分に到着、オーレン小屋に隣接してキャンプ場が設備されていて2組がテントを設置していた。

オーレン小屋を15時50分に出発下山道に葉の落ちた1本のゴゼンタチバナの木の実が赤く色づき西日に照らされて浮き出た紅葉の美しさは格別でした。夏沢鉱泉16時30分帰着。夏沢鉱泉は太陽光による自家発電を整備しているために山小屋として消灯制限がないのに 驚いた。

  • <コースタイム>:
     八王子8:34、スーパあずさ5号―茅野駅10:06、10:35発夏沢鉱泉11:25着、昼食11:30、宿出発12:00、オーレン小屋12:50着―13:00発、休憩10分―筧冠山13:55着―山荘根石14:00着―根石山頂14:20着―14:50発、オーレン小屋15:30着―15:50発、夏沢鉱泉16:30着―入浴17:00、夕食18:00、就寝20:00
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    第2日目 平成23年10月19日(水)晴れ

       

    起床5時・朝食6時、本日の目的地2760mの硫黄岳、宿出発6時30分出発時点空はうす曇りで気温も低くはやる気持ちを抑えて30分進んだところで5分の休憩。オーレン小屋7時30分に到着、空はうろこ雲であったがオーレン小屋を7時40分出発時点にはうろこ雲はあっという間に青空に近くなっていた。樹林帯の登山道の両側には霜柱が見える。標高が上がるごとに霜柱の高さが違っていく。

    8時45分樹林帯を抜けて白い砂地の分岐点がある尾根に出る。案内板で赤岩の頭であることを確認、赤岩の頭9時出発、硫黄岳9時30分到着、昨日と同じく晴天に恵まれ360度の視界です。    昨日登った根石山は西天狗岳、東天狗岳の間に挟まれ1000mの差が眼下に確認できた。横岳、赤岳、阿弥陀岳の100mの高低さも確認できた。

       

    昨日は午後の景色であったが今日の景色は午前10時、雄大な北、中央、南アルプス山々がはっきりと確認できた。左手には爆裂火口が大きく口を開けています。硫黄岳を下った大ダルミには硫黄岳山荘の青い屋根と赤い屋根が見えています。小屋の廻りはコマクサの自生地だそうです。

        

    硫黄岳下山10時、下山道は安定性のない歩きにくい下りであった。夏沢峠まで岩場の下りだったが危険なところは感じられなかった。途中10分間の休憩を取り11時10分に夏沢峠に到着、オーレン小屋11時45分着、夏沢鉱泉12時30分到着。

    宿にて昼食、入浴後送迎車にて夏沢鉱泉を14時00分に出発、駅に向かう途中に八ヶ岳が一望できる場所があるということで途中下車をする。総称八ヶ岳はどこからどこまでをと宿の主人に聞いたところ蓼科山から編笠山の間であること知りました。    茅野駅15時00分着 15時18分スーパあずさ22号に乗車、特急券の座席が違うため茅野駅にて解散。

          
    • <コースタイム>:
       起床5時、朝食6時、宿出発6時30分―休憩7時05分―オーレン小屋7時30分着、発7時40分―休憩8時15分―尾根着8時45分―赤岩の頭9時00分発、硫黄岳山頂9時30分着、10時00分下山開始―10分休憩―オーレン小屋着11時45分―夏沢鉱泉着12時30分―昼食13時00分―入浴13時30分―夏沢鉱泉発14時00分―茅野駅15時00分着 解散。
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    • <参加者>:
          勝巳、才美、憲治、貞子、幸子、邦子、善右衛門 計7人

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