（記録：きみ子）
AM 6：00二台の車に分乗して二俣川を出発。くもり空から時折雨が・・・。それが厚木あたりからは一層激しくなり、雨がフロントガラスにあたって下から上に昇っていく。そのうち雨も上がり、次第に空もうすあおくなってきた。
櫛形山の林道に着いた。林道入口には「台風の影響で道路整備をするため閉鎖する」旨の張り紙。リーダーがその仕事をしに来た人と交渉して片方の入り口を開けてもらった。登山口の正面に富士山。この位置から見るとほっそりしていて、いつものイメージとは違う。空はすっかりブルー、白い雲が秋の気配。あ、そういえばもう秋なのねー。やはり台風の影響なのか、道は少し荒れていたがいい山道である。カラマツ林の中を歩くほどにキノコが沢山出てくる。木々のにおいが心地いい。
櫛形山蓬莱小屋到着（1800メートル）。昼食、休憩。蓬莱小屋は、なかなか立派な作りの小屋で、トイレも水場もあって快適な小屋だ。小屋の後ろに湧水があり、沢山冷たい水を湧き出させており、それが集まって滝になって流れていく。そういえば、今休んでいるところはキャンプができる広さだ。小屋の前に苔むした太い木があって、その根元に小さな祠がある。茂った枝のところどころにサルオガセ（天人のひげとも）が。
下山。ゲートが閉められたらやばいので今回はここまで。邦子さんが先頭で一気に下りはじめる。その早いこと、早いこと。林道を出てから、儀円の滝、妙蓮の滝を見る。妙蓮の滝への遊歩道が崩れており、傍まで行けなかった。
ここは、秘湯赤石温泉でたった一軒の宿しかない。台風のあった時はさぞや怖かったことだろうと思った。
帰路も順調で、足柄インターで解散する。運転手さんお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
- ＜コースタイム＞:
二俣川(6：00)――櫛形山林道入口(10：00)――登山口出発(10：30)――蓬莱小屋(11：35/12：20)――登山口(13：00)――儀円の滝(13：15)――妙蓮の滝(13：45)――見晴台(14：00)――足柄インター(16：45)解散 - ＜参加者＞:
克己、才美、憲治、貞子、吉生、世義、幸子、伊久枝、邦子、きみ子(10名)
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